メッセージ

Infusion of tradition and modern concepts

伝 統 を 現 代 に 活 か す

日本の誇る伝統工芸、なかでも漆工芸にかかわる様々な素材と技術に接するとき
先人達の知恵を感じずにはおれません
われわれは、このすばらしい素材と技術を保存や伝承という従来の概念にとどまらず
最新の素材と技術とを融合させて現代の人々の暮らしに役立てようと
ひたすら「伝統を現代に活かす」を企業理念としたものづくりを進めてまいりました
そして新時代をむかえた今、様々な業種の方々との新しいコラポレーションの
参考になればと、その足跡をたどりながらまとめてみました

It is merely impossible to speak of japanese traditional arts and crafts, especially the
lacquer arts, without the deep respects for the original generations of the creators of
this proud art form. The knowledge and the instincts they possessed are still respected
among the people of modern generations.

We have, from the start, pursued our goal of achieving excellence in our work. Our
ideas of succeeding the tradition of Japanese Urushi and the techniques have evolved
into our new concept of infusing the tradition with the modern materials and techniques,
and ultimately contributing to the life of people in modern times.

New era has begun, and we hope to create new partnerships with various businesses
and industries.

坂本 朝夫

漆・第三の価値

Urushi, The Third Most Valuable Art Form

漆 ・ 第三の価値

漆・第三の価値 「漆は第三の価値」と私に教えてくれたのはフランスの有名ブランドのバイヤー
だった。その会社では漆を宝石・貴金属に次ぐ第三の価値としてとらえているという。日本では、
漆器は国を代表する工芸品として、広く認知されているが、漆という素材そのものの価値は、
あまり注目されないのが残念だった。
美的にはもちろん、科学的にも優れた漆を用い、伝統から現代に至る様々な技法によって
新たなる創造を生みだしてゆきたい。

A professional purchasing agent for a distinctive French silverware manufacturer once
told me, Japanese Urushi ranks third in value. His company considers Urushi as the third
only to follow precious gems of stones, and the metals of gold and silver and the like.
Urushi has been widely known and recognized throughout Japan, as a form of art,
representing the very nature of Japanese traditional arts and crafts. However, the true
nature of Urushi itself, unfortunately, has not met the same respect.
Applying the beauty of Urushi, as well as its superior nature against heat and chemicals,
traditional and modern techniques continuously give births to new creations.

樹皮からゴムのようににじみ出る樹液を掻き取る。
Rubber-like tree sap oozes out of a tree, and is
scraped off the tree bark.

生漆はくろめ鉢 (左頁写真) に入れて精製される。
Unprocessed Urushi is then collected in a special
bowl (Kurome-bachi), and refined.

色漆は、朱合漆に顔料を練り込み何度も漉して使用される。
Colored Urushi is used after color pigments are added, and repeatedly filtered.

1979年、フランスの世界的食器メーカー、クリストフル社から漆と漆塗装の技術提供の要請があり、3年近くに及ぶ試作期間を経てその優秀性が認められ、同社の高級カトラリー「タリスマン」に採用された。(1982年)

これらの輸出用のボトルは全てブラスチックボトルに入れて出荷される。一方、 国内での流通は「ボールマゲ」と呼ばれる紙の容器に入れられて出荷されるが、最近ではチューブ入りも多く見受けられる。

接着剤としての漆「金継ぎ」とは漆の接着性を利用して陶磁器を修理する漆工芸の技法。1993年東急ハンズと共同で「ウィークエンド漆職人・金継ぎ編」という漆のホビーキットを開発。現在の「金継ぎ」ブームの先駆けとなった。(1993年)

ものづくり大賞

Monodzukuri Nippon Grand Award

経済産業省「 第 1 回ものづくり日本大賞」受賞

「ものづくり大賞」とは、ものづくりを支える人材の意欲を高め、
存在を広く社会に知らせるために、特に優秀と認められる
「ものづくり名人」に対して内閣総理大臣等が表彰を行う制度です。
(1)産藁社会を支えるものづくり
(2)文化を支えるものづくり
(3)ものづくりを支える高度な技術
の3部門からなります。
当社はそれぞれ分野のうち、経済産業大臣表彰分野
(1)産業・社会を支えるものづくり、伝統文化を支えるものづくリに
おいて、「ものづくり日本大賞」を受賞しました。(2005年8月)

「明日の日本を支える元気なモノ作り中小企業300社」に選定される

「ものづくり大賞」とは、ものづくりを支える人材の意欲を高め、 存在を経済産業省では、我が国産業において重要な役剤を見たしているモノ作り中小企業の姿を、広く国民に具体的な姿でわかりやすく紹介するため、我が国産業の国際競争力を支える中小企業を全国から300社を選定。その内東北地区から22社が選定され、その栄光ある一社に当社が選ばれました。(2006年5月)

坂本乙造商店 坂本朝夫 社長 インタビュー(FDN)

Interview VIDEO with Asao Sakamoto, president of Urushi-Sakamoto(FDN)

漆の老舗 坂本乙造商店 VIDEO

URUSHI SAKAMOTO CO.,LTD. VIDEO

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