熊本の伝統野菜である水前寺菜のモデル圃場を園内東側に設置しています。 水前寺菜は熊本市水前寺の豊富な湧水を利用して栽培され、茶席で茶花として利用されていたことから、その名が付いたとされています。また、葉を熱湯に入れるとヌメリが出て、水前寺のりに似ているからという説もあります。
水前寺菜には驚くべき栄養素と効能があることが研究によって明らかにされています。葉の裏の赤い色素に老化の原因となる活性酸素を除く作用があることや、血圧降下作用のある物質などが含まれていることが報告されています。
水前寺菜:
熱帯アジア原産のキク科の多年草。高さ約50?p。
葉の表面は濃い緑色だが裏面は濃い紫色の美
しい野菜。秋、枝先に黄赤色の花を10数個つける。
葉は食用、花は観賞用。