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令和6年度日本表面真空学会 九州支部学術講演会での学生講演奨励賞の受賞


令和6年度日本表面真空学会 九州支部学術講演会(九州表面・真空研究会2024)において、佐賀大学大学院理工学研究科電気電子工学コース博士前期課程2年の池田晴人君が「Ag(111)上に成長させた平坦ハニカム型Biの角度分解光電子分光」の講演題目で成果を発表し、学生講演奨励賞を受賞しました。
ビスマス(Bi)は、スピントロニクスへの応用が期待されている物質で、薄膜構造によって特徴的な物性を示します。受賞者らは、低温に保持したAg(111)基板上にBiを成長させることで平坦なハニカム型Bi超薄膜を作製し、その特徴的なバンド構造をシンクロトロン光を用いた角度分解光電子分光測定により解き明かしました。
本研究は、佐賀大学シンクロトロン光応用研究センターで行われました。当センターは、大学院理工学研究科電気電子工学コース・物理学コースより大学院生を、理工学部理工学科電気エネルギー工学コース・電子デバイス工学コース・物理学コースより卒研生を受け入れ、シンクロトロン光に関わる最先端の実践教育を行っています。今後も世界最先端の応用研究と次世代の科学技術分野を担う人材の育成を行っていくことで、地域や社会に貢献していきたいと考えています。

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授与された学生講演奨励賞の賞状

【本件に関するお問い合わせ先】

佐賀大学シンクトロン光応用研究センター 山本 勇
e-mail: yamamo(a)cc.saga-u.ac.jp


2024年07月03日 saito
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