長崎ランタンフェスティバルは
、もともと長崎在住の華僑の人々が、中国の旧正月(春節)を祝う「春節祭」として始めたもので、長崎市の新地中華街や繁華街で華やかに行われます。期間中は、約1万5千個のランタン(中国提灯)や龍、鳳凰、獅子などを型どった大型オブジェが設置され、幻想的な中国独特の灯りで街はまさに中国一色へと変貌します。また、期間中は多彩なイベントが繰り広げられ
ます。なかでも清王朝をイメージし、豪華な中国服を身にまとった「皇帝パレード」や江戸時代に実際に長崎で行われていたという荘厳な「媽祖行列」は一段と祭りの雰囲気を盛り上げています。すべてが異国情緒を感じさせる長崎ランタンフェスティバルは魅力あふれる冬の一大祭として注目を集めています。