ご挨拶
埼玉医科大学病理学・中央病理診断部のホームページにようこそ
病理学は病気の診断のみならず、発症機序の解明、さらに予防や治療へ貢献する総合的な学問です。病理学教室では、呼吸器、消化器、血液などの専門分野の研究とともに、治療を目指したトランスレーショナル研究を行っています。
診断病理部は、生検組織診、細胞診、臨床病理検討会によって、個々の患者さんの診断に寄与し,それらと病理解剖を通じて医療のクオリテイーコントロールに貢献することで臨床医学の重要な役割を果たしています。
病理学教室と病理診断部は、本学医学部での卒前・卒後教育において、低学年の「病理総論」では病気の本態・原因を理解すること、高学年の臨床系教育では臨床医学における病理学や病理診断の重要性を学び取ることを心がけています。現在、国内の病理医は減少しており、その育成は大学医学部と病院の重大な任務であり、本教室・診断部には、そのための研修プログラムがあります。
われわれは、病気の真理を追い求める情熱があり、真摯な姿勢で研究・教育・診断に臨まれる方々を歓迎します。
2025年4月1日
埼玉医科大学病理学教授
埼玉医科大学病院中央病理診断部長
山田 健人
病理学・病理診断部の目標
[画像:1. 臨床医とコミュニケーションをとり,正しい病理診断を行う ] [画像:2. 病理のわかる「良き臨床医」,チーム医療で活躍できる「病理医」を育てる] [画像:3. 海外でも評価される、オリジナルな、病気と密接した研究を推進する]