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掲載開始日:2024年9月10日更新日:2024年9月10日

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6.宮崎再生、そして次なる成長活力の創出に向けて

1.県民生活・経済活動の早期回復・充実

困難を抱える人への支援強化

1.「いのち支える」取組

24時間365日つながる電話相談の運営や、さまざまな悩みをワンストップで相談できる相談会の開催、身近な人の異変に気づき、声をかけて悩みを聴く「ひなたのキズナ“声かけ”運動」を通じ、自殺予防を図ります。

[画像:ひなたのキズナ声掛け運動]

2.子どもたちを守り育む取組

子ども食堂や学習支援など、困窮者支援に取り組む団体に対する食料等の循環の仕組みや協力体制を構築することで、子どもの居場所づくりを支援し、生活の維持・安定を図ります。

[画像:子ども食堂]

中小企業・小規模事業者等の事業維持・拡大への支援

コロナ禍や物価高騰等の影響により、経営状況が悪化した中小企業の経営改善計画や、再生計画の策定に必要な費用を支援し、計画の早期策定を促進することで、経営改善や事業再生につなげ、本県経済の着実な再生につなげます。

[画像:中小企業再生支援強化事業補助金チラシ][画像:計画策定に向けた関係者会議]

県民生活の更なる充実

1.電子図書館サービスの導入

居住地・年齢・時間・障がいの有無等にかかわらず、全ての県民が電子書籍を利用できる「ひなた電子図書館サービス」を導入します。県民の「知りたい・読みたい・学びたい」に応えるとともに、学校の読書活動や調べ学習を支援します。

[画像:ひなた電子図書館サービス]

2.デジタルミュージアムの構築

宮崎県総合博物館に、大型壁面スクリーンやVR等の最新のデジタル技術を導入して、貴重な宮崎の自然史や歴史に関する資料をコンテンツ化した魅力あるデジタルミュージアムを構築します。

[画像:デジタルミュージアム]

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2.更なる交流拡大・活性化

強みを生かした観光誘客や魅力あふれる観光地域づくりの促進

1.宮崎の強みを生かした誘客に向けた取組

物価高騰やデジタル化等への対応を図り、神話をはじめ自然や食、スポーツといった本県の強みを生かした誘客対策等を実施することにより、本県観光の着実な再生と更なる活性化を図ります。

  1. 神社等、神話にまつわる場所における観光ガイドシステムの作成等
  2. 自然等による癒やしスポットやインフラ施設等を巡るキャンペーン等
  3. 宮崎の食をテーマとした周遊イベント等
  4. スポーツキャンプ会場から県内観光地への周遊促進企画等

上記に加え、
1.〜4.をより効果的に行うためのプロモーションを交通機関、民間事業者、県外事務所等と連携して実施

2.魅力あふれる観光地域づくりに向けた取組

地域の観光人材を育成するとともに、県内の観光周遊を促進し、魅力あふれる観光地域づくりの推進に取り組みます。

  1. 外部専門人材による観光地域づくり支援
    外部専門人材を県観光協会へ配置し、市町村や観光関係団体等と連携しながら誘客のための観光マーケティングや情報発信を行います。
  2. 観光人材育成
    観光みやざき創生塾、観光ガイド研修会を通した地域を牽引する観光人材の育成に取り組みます。
  3. 魅力あふれる観光地域づくり支援
    市町村や観光関係団体等が取り組む県内周遊観光につながる旅行商品開発・情報発信の取組に対する支援を行います。

[画像:魅力あふれる観光地域づくりに向けた取組]

積極的な交流による海外からの活力の取り込み強化

1.大阪・関西万博を見据えた観光誘客に関する取組

2025年の大阪・関西万博の開催を見据え、国内外の交通機関や観光関連事業者と連携した効果的な誘客対策を実施するとともに、本県の魅力を強力に発信するための観光プロモーションに取り組みます。

  1. 旅行会社や交通機関と連携した旅行商品の造成・プロモーション
  2. 大阪・関西万博関連イベントでの観光プロモーション
  3. 関西圏における広報媒体を活用したPR
  4. 欧米豪等富裕層の誘客強化

2.インバウンド誘客強化に向けた取組

SNS等を活用した海外向け情報発信やデジタルプロモーションを強化するとともに、国際線を活用した誘客対策や他県空港から九州に入る観光客を本県周遊につなげる二次交通対策等に取り組み、本県へのインバウンド誘客の拡大を図ります。

国内外との交流拡大・活性化に資する陸海空の交通・物流ネットワークの構築

1.国際航空ネットワークの維持拡充に関する取組

令和5年9月から運航が再開されたソウル線の増便や、令和2年2月から運休している台北線の早期再開に向けて、宮崎空港受入体制の充実を図っていきます。

[画像:国際航空ネットワークの維持拡充に関する取組]

2.交通ネットワークの維持拡充に関する取組

公共交通における地域住民の利用促進や周遊型観光客の増加を図るため、九州全域で官民が一体となり「MaaS(注)」の取組を推進します。
注:MaaS(マース:Mobility as a service)…スマートフォンのアプリを用いて、交通手段やルートを検索し、予約から決済までを一括で行うサービス。

[画像:交通ネットワークの維持拡充に関する取組]

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3.人口減少への対応と新たな時代に対応した産業づくり

新たな時代に対応した人材の確保・育成やリスキリングの推進

1.デジタル人材の確保・育成

令和10年度までに約15,000人のデジタル人材を育成・確保すべく、「事業者」、「求職者等」、「学生等」の各々に向けた人材育成・確保の取組を進めます。

  1. 事業者に向けた取組
    経営層への啓発・理解促進をはじめ、リーダー層、従業員など階層に合わせたデジタル技術を学ぶリスキリング講座の実施の他、セミナー開催やより実践的な連続講座等を実施します。
  2. 求職者等に向けた取組
    多様なメニューを備えたITスキル研修を行うと共に、県内IT企業等への就職支援を実施します。
  3. 学生等、未来の本県産業を担う人材に向けた取組
    高校生や大学生を対象としたITスキル講座の実施の他、講座参加者を中心に、県内IT企業等へのインターンシップなどによる接点づくりを実施します。

[画像:リスキリング講座][画像:企業インターンシップの様子][画像:学生向け講座交流会]

2.半導体関連人材の確保・育成

  1. 半導体理解促進に向けた取組
    小中学生から一般社会人まで、広く半導体の理解を深めるためのテーマ別講座や、学校や地域等に講師を派遣し、半導体の基礎知識等について周知するセミナーを開催します。
  2. 半導体人材育成サポートの取組
    大学等がカリキュラムの一環として行う、企業から技術者を招いて開催する講座や工場見学等の人材育成の取組に対する支援を行います。
  3. 半導体人材リスキリング支援の取組
    県外で実施される半導体人材育成プログラムへ自社の技術者等を参加させる企業に対し、研修参加に係る経費の一部を支援します。

[画像:半導体関連人材の確保・育成]

省力化や生産性向上に向けた産業のデジタル化の推進

本県の主力品目である施設ピーマンにおいて、収穫作業を補完する自動収穫ロボットの導入を目指し、ロボット収穫に適した栽培体系の確立等に官民で連携して取り組むなど、G7宮崎農業大臣会合で採択された「宮崎アクション」で掲げる持続可能な農業の実現を目指します。

[画像:児童収穫ロボットを実演している様子]

みやざき回帰・県外からの移住の促進

将来の移住につながる本県のファン層や関係人口の創出・拡大を図り、宮崎ひなた暮らしUIJターンセンターにおける相談対応等を通して、本県への移住(UIJターン)を促進します。
また、移住・定住に向けた住居支援や移住後のフォローアップ支援など、一貫した支援に取り組みます。

  1. 本県のファン層・関係人口の創出・拡大
    宮崎の人や暮らしを身近に感じられる動画を作成し、都市圏においてSNS発信等によるプロモーションを実施します。
    また、宮崎での仕事と暮らしの体験やワーケーションの機会を提供します。
  2. 移住促進・受入環境の整備
    宮崎ひなた暮らしUIJターンセンターを拠点とした都市部での相談対応や、県主催移住相談会等の実施により、宮崎での暮らしの魅力をPRします。
    また、空き家の利活用を啓発する講演会を開催するなど、移住者の住まいの整備に取り組みます。
  3. 移住者の定住・定着の促進
    移住者と地域とのつながりの構築を促進するため、移住者からの相談に対応する移住サポーターの設置や交流会等に取り組みます。
    また、地域おこし協力隊員の人気終了後の地域への定着促進に向け、研修会の開催やOB・OGによる相談体制の整備に取り組みます。

[画像:みやざき回帰・県外からの移住の促進]

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4.多様な人材の活躍推進

女性リーダーの育成、女性管理職の登用

  1. 「みやざき女性の活躍推進会議」において講演会や研修会等を実施し、企業、関係団体、行政が一体となって、女性が多様な働き方を実現できる環境づくりを進めます。
  2. 女性がキャリアアップを目指したいと思える職場環境づくりを推進するとともに、女性メンターの派遣や社内研修の提供により女性の人材育成に取り組み、切れ目のないキャリア形成を支援します。

[画像:女性リーダーの育成、女性管理職の登用][画像:アウトリーチ]

各分野で働く外国人材の確保・定着

1.介護分野

海外現地で宮崎での介護の仕事の魅力をPRするとともに、介護事業所に対して、受入れ制度に関する説明会から、雇用契約や入国支援まで、一貫して支援を行い、外国人材の確保・定着を図ります。

[画像:外国人材(介護分野)]

2.建設分野

県内の建設産業で働く外国人材の定着に向けて、ベトナム語など多様な言語で相談できる体制を整備するとともに、新たな外国人材の受け入れに向けて取り組みます。

[画像:外国人材(建設分野)]

3.農業分野

国内外で人材確保競争が激化する中、農業分野での外国人材の安定的な確保・定着を図るため、海外教育現場との連携強化や公営住宅の活用推進等、外国人材から選ばれる県を目指した取組を行います。

[画像:外国人材(農業分野)1][画像:外国人材(農業分野)2]

障がい者雇用機会の拡大

  1. 県内の特別支援学校高等部の生徒・保護者を対象に、就労に向けた意識・意欲を高めてもらうための就労支援セミナーを開催します。
  2. 雇用を検討している民間企業等を対象に、雇用にあたり配慮すべき事項などを理解してもらうための雇用理解促進セミナーや、雇用の現場を知ってもらうためのバスツアーを開催し、雇用の場の拡大を図ります。
  3. 県内4地区で就職のための面談を行う「ふれあい合同面接会」を開催するなど、障がい者と民間企業のマッチングの場を提供し、就労の機会を創出します。

[画像:雇用理解促進セミナー][画像:ふれあい合同面接会]

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5.県民の命や健康を守る体制の充実

防災・減災、国土強靱化に関する取組について(県土強靱化の実現に向けて)

激甚・頻発化する豪雨災害や、切迫する南海トラフ地震など大規模自然災害から県民の生命・財産を守るため、防災・減災対策に取り組んでいます。また、国の「防災・減災、国土強靱化対策」により、さらに集中的・重点的に取り組みます。

県土強靱化の取組内容と効果事例

東九州自動車「清武南〜日南北郷」間が令和5年3月に開通ダブルネットワークとしての代替機能を発揮

[画像:清武南〜日南北郷間開通][画像:清武南〜日南北郷間開通2]

  • 国道が通行止めの際には、ダブルネットワークとしての代替機能を発揮
災害時に強い道路整備により、「被災する道路」から「救援する道路」へ!

平成30年8月台風豪雨による被災

  • 国道219号越野尾工区

[画像:国道219号越野尾工区(整備前)][画像:国道219号越野尾工区(整備後)]

  • 国道219号岩下工区

[画像:国道219号岩下工区(整備前)][画像:国道219号岩下工区(整備後)]

河道掘削等により、治水安全度向上(流域治水)

県内の各河川で、河道掘削・樹木伐採を実施。

  • 二級河川一ツ瀬川水系三財川対策前(霧島橋下流)
    流下断面不足による洪水氾濫の恐れ

[画像:霧島橋下流(対策前)]

  • 対策後(霧島橋下流)
    河道掘削・伐採により治水安全度向上!事業のスピードアップ!!

[画像:霧島橋下流(対策後)]

南海トラフ巨大地震に備えて計画された「避難施設」を整備
  • 県内26箇所の津波避難施設が完成。収容可能人数は18,000人

土々呂地区複合型避難施設(延岡市)

[画像:土々呂地区複合型避難施設]

ひなた宮崎県総合運動公園に「避難デッキ・避難高台」を整備
  • 収容可能人数が、30,000人→61,000人に増加

ひなた宮崎県総合運動公園

[画像:ひなた宮崎県総合運動公園]

津波が襲来しても倒壊しにくい構造(粘り強い)の防波堤を整備港湾物流機能の確保が可能に!
  • 重要港湾細島港

[画像:重要港湾細島港]

  • 耐震化前
    津波時に防波堤が倒壊する危険性

[画像:耐震化前イメージ図]

  • 耐震化後
    津波時による防波堤の倒壊を防止

[画像:耐震化後イメージ図]

砂防えん堤により土石流・立木を捕捉し、下流の被害を防止
  • ずり口谷川砂防堰堤(椎葉村)

[画像:ずり口谷川砂防堰堤1][画像:ずり口谷川砂防堰堤2]

地域防災力の一層の強化(地域力の発揮)

防災教育

リスクを明確化し地理的状況に合った実践的な防災教育・訓練

  • 北方学園中学校(風水害、土砂災害)

[画像:北方学園中学校(風水害/土砂災害)]

啓発(防災小説コンテスト)

災害を自分事として捉える取組として南海トラフ地震発生直後の自分の行動を小説化(高校生対象)

  • 最優秀作品のアニメ化(啓発動画)

[画像:防災小説コンテストアニメ化]

洪水浸水被害に備えた立体駐車場の整備

太陽光パネルや電動車充電設備を備え、洪水時に県公用車を浸水被害から守るとともに、周辺住民等の一時的な避難施設ともなる立体駐車場を整備します。

  • 企業局南駐車場に5階建ての立体駐車場(外来・公用車兼用)を整備
  • 屋上に太陽光パネルを設置し、電動車等へ電力を供給

[画像:立体駐車場イメージ図]

中山間地域を中心とした医療支援

中山間地域での在宅医療体制において重要な役割を担うことが期待されている、訪問看護サービス提供事業所の新規開設や人材確保などの経営基盤強化に向けた取組支援を行い、地域包括ケアシステムの構築を推進します。

[画像:中山間地域を中心とした医療支援1][画像:中山間地域を中心とした医療支援2]

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お問い合わせ

総合政策部総合政策課

〒880-8501 宮崎県宮崎市橘通東2丁目10番1号

電話:0985-26-7115

ファクス:0985-26-7331

メールアドレス:sogoseisaku@pref.miyazaki.lg.jp

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