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掲載開始日:2022年1月28日更新日:2024年5月17日

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入所・入院について

概要

当センターは、児童福祉法に基づく医療型障がい児入所施設であり、医療法による「病院」の機能を有しており、「入所」による療育を行なっています。(病院としての一般入院もできます。)外来診療において、入所・入院の必要性が診断された場合は、状況に応じていずれかの入所(入院)形態となります。近年では、治療(手術療法含む)やリハビリテーションを目的とした短期入所や、県外からの入所も増加しています。併せて、障がいが重度化しており、重症心身障がい児が全入所者(一般入院を除く)の半分以上を占めています。

「入院案内について」

入院・入所の種類によって必要な手続きなどが異なります。詳しくは、『入院案内』をご覧ください。入院案内(PDF:610KB)

単独入所(1病棟・2病棟)

対象は、6才から18歳未満の医療を必要とする肢体不自由児で、[画像:病棟]整形外科的治療やリハビリテーション・生活支援などを行います。また、就学対象児は、隣接する宮崎県立清武せいりゅう支援学校に通学し教育を受けることができます。
入所児は、脳性麻痺のほか運動発達遅延、神経・筋疾患、染色体異常、進行性疾患など、手術を受ける児童や重複障害のある重症心身障がい児です。周術期においては、特に術後管理に小児期という特性を踏まえた観察とケアが必要です。看護の専門性を発揮し、周術期看護、日常生活の中でのリハビリテーション、摂食介助、口腔ケア、呼吸管理、感染防止対策、褥瘡対策、インシデント対策、救急看護、家族看護に継続して取り組んでいます。

親子入所

看護師を、1病棟より1名配置し、乳幼児等と保護者が一緒に入所して治療やリハビリテーションなど、療育に関わる知識や介助方法などの習得、退所後の家庭療育が安心して行われるように支援しています。関係職種と取り組むホームプログラムの学習を進めています。また、就学児の治療(手術や訓練)・治療の方向性や評価目的の入所も行なっています。

生活支援及び保育について

保育士、児童指導員、看護師、栄養士等により、食事、排せつ、着脱衣等の基本的生活習慣の確立及び健康で規則正しい生活態度を養うために必要な生活支援を行なっているほか、余暇活動等を通して充実した日常生活を送れるよう配慮しています。

入所児の日課(例)

[画像:いちにちのながれ]

日課表の例を基本に、柔軟に対応しています。

各種行事

当センター全体の行事は相談・支援担当が中心となり、全職員で取り組んでいます。

行事(予定) 内容

[画像:4月]

鯉のぼり掲揚 地域の民生委員児童委員の協力によるふれあい広場への鯉のぼり掲揚

[画像:5月]

歓迎遠足

学校行事

[画像:7月]

七夕・夏祭り

短冊や七夕飾りの作成
出店、花火など

[画像:8月]

サマーパーティ

おかし作りやレクリエーション、地域民生委員児童委員との交流など

[画像:10月]

ハロウィンパーティ 仮装、パレード、ゲームほか
[画像:12月] クリスマス会

バイキング料理、職員・学習ボランティアによる出し物、楽器演奏、

サンタクロースからのプレゼントほか

[画像:2月] 節分 福男・福女による豆まき、鬼退治、厄払い

[画像:3月]

ひなまつり ひな人形の飾付、和装で節句のお祝い
退所式 センター退所児の送別会(卒業式終了後)
  • 誕生会は月に1回実施。随時、社会適応訓練を実施(看護大学祭、博物館見学、初詣、企画展示見学、映画鑑賞、買い物体験など)

[画像:クリスマス]

余暇活動

余暇活動は、入浴のない日(火・木)の午後3時30分から午後4時までの時間帯で、音楽療法、園内売店、季節の製作、ゲームや誕生会等を行なっています。障がいの重度化に伴い、介助に配慮を要する児童が増えており、活動内容等を計画する際、毎月、保育士、看護師を中心とした処遇余暇検討委員会で内容を検討しています。

活動内容

学習・交流活動

大学生ボランティアが火・水曜日の夕方の時間帯に30分程度、宿題等の学習指導や個別活動を行なっています。

種類

内容

園内売店

ボランティアの協力で、子ども達が好きな玩具や小物等の売店を開き、やり取りを体験しながら、買い物を楽しむ。

病棟余暇

各病棟のプレイルームや居室に集まり、集団遊びや個別遊びを行う。(例:絵本読み聞かせ、紙芝居、音楽活動等)

全体余暇

おやつ作りや季節の製作活動、戸外遊び、カラオケ大会、季節に即した遊びや毎月の誕生会等を行う。

音楽療法

月4〜5回、音楽療法講師により、音・音楽を使って心身の発達を促し、情緒の安定を目指したリズム遊びを行う。[画像:片野]

その他

ボランティアの協力で、アニマルセラピーを、第3週の日曜日に年6回程度行う。

ボランティアの受入状況

区分 組織又はグループ名
学習ボランティア 宮崎大学教育学部生(水曜日)
宮崎大学ボランティアサークル「びいだま」(火曜日)

余暇ボランティア

  • 園内売店
    アニマルセラピー

ライオンズクラブ(年4回)
宮崎大学ボランティアサークル「びいだま」
犬の飼い主代表三川動物病院(年6回程度)

縫製ボランティア 清武町民生児童委員女性部(年6回)など

行事関係

ボランティア
(夏の夜祭り、クリスマス会等)

大学生、専門学校生、地元一般企業職員、一般ボランティアなど

保護者等との連携

ケース会議

より良い療育を目指して、関係職員間で情報交換するケース会議を年1回行なっています。その際、個別支援計画についても見直しを行なっています。また、保護者との面談を必要に応じ、随時行なっています。

センターだよりの発行

年に4回程度、「センターだより」を発行し、保護者に季節の行事やこどもたちのセンターでの生活の様子をお知らせしています。

入所児保護者説明会

年1回開催しており、契約関係や行事などについて説明、保護者との意見交換を実施しています。

学校との連携

隣接する宮崎県立清武せいりゅう支援学校職員とセンター職員との定期的な連絡会を設けており、児童や行事についての情報交換や問題点の調整を行うなど、当センターと学校との円滑な協力体制づくりをしています。

食事について

院・入所については、医師の指示に基づき個々の身体状況に応じた食事を提供しています。入院・入所中は摂取状況を確認しながら、より食べやすい食事を提供できるよう形態の調整等を行なっています。日中一時・短期入所の利用児へも入院・入所する場合と同様の食事を提供しています。[画像:松田]

対象者 内容
入院・入所児 朝食・昼食・夕食、おやつ
付添者 朝食・昼食・夕食
短期入所・日中一時支援児(者) 申し込みされた食事

行事食について

季節が感じられるよう行事食を提供しています。

[画像:4] 入学式(エビフライ) [画像:10] ハロウイン(行事おやつ)
[画像:5] こどもの日(行事おやつ) [画像:12]

クリスマスバイキング、年越しそば

[画像:7]

七夕(七夕ソーメン、ゼリ-)

[画像:1] 正月(正月膳、ぜんざい)
[画像:8] お盆(精進ソーメン) [画像:2]

節分、バレンタインデー(行事おやつ)

[画像:9] お月見ムース [画像:3] ひなまつり(お雛すし)ミックスフライ

食事形態について

基本食(大・中・小・幼)を中心に様々な形態(別紙)の食事を提供しています。栄養量については、個人差が大きいため、年齢、身体状況を見ながら個別に設定しています。

栄養相談について

主にペースト食の調理方法、摂取栄養量等について実施しています。医師の指示の基行います。必要な場合は、主治医へご相談ください。

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お問い合わせ

県立こども療育センター

〒889-1601 宮崎市清武町木原4257の8

電話:0985-85-6500

ファクス:0985-85-6501

メールアドレス:kodomoryoiku-c@pref.miyazaki.lg.jp

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