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掲載開始日:2021年3月19日更新日:2021年3月19日
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エネルギーという言葉は、科学の世界では、「ものがもっている仕事をする力」という意味で使われるんだ。わかりやすくいうと、動いているものや、これから動こうとするものには、みんなエネルギーがあるということなんだ。電気も光や音や熱なんかもエネルギーの仲間なんだ。
宇宙や地球も大きなエネルギーによって動いているんだ。つまり、エネルギーと無関係のものは、ほとんどないんだよ。
身のまわりのものは全てエネルギーがいろんな形で存在しているんだ。いちばん身近なものは、私たち自身。人間のからだも、エネルギーによって動いているんだ。じっとしていても、心臓がうごいたり血が流れたりしているよね。食べ物の中にふくまれる栄養分が、体の中でエネルギーに変わり、筋肉をうごかしているんだよ。
エネルギーには理科でならうエネルギーと社会科でならうエネルギーがあるんだ。理科でならうエネルギーを大きく分けると下のふたつになるよ。
| 【位置エネルギー】 |
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高いところにある物体などに、貯えられているエネルギーを位置エネルギーというんだ。 ボールを高い位置ではなすと、ボールは地面にむかっておちていくよね。これは、地面におちるために必要な【位置エネルギー】をボールがもっていたことになるんだよ。 |
| 【運動エネルギー】 |
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ボールがとぶ、車がはしる、など、運動している物体がもつエネルギーを運動エネルギーというんだ。 [画像:運動エネルギー][画像:しずく] 転がるボールなど、動いているものは【運動エネルギー】を持っているんだ。 |
水がもっている【位置エネルギー】と【運動エネルギー】をりようして【電気エネルギー】をつくることができるんだ。【電気エネルギー】はあかりをつけたり、テレビをつけたり、パソコンをうごかしたり、みんなの生活のなかでいろいろなところにりようされている大切なエネルギーなんだ。
次のページで【電気エネルギー】がつくられるまでのしくみを紹介するよ。
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