千代崎港
沿革と概要
千代崎港はその昔、若松浦と呼ばれ、約1000年の歴史を誇っています。古代は、この海岸一帯は名勝として万葉の歌にも詠まれておりましたが、鎌倉時代には愛知県の知多方面との間で武将の海上往来も多く、ゆかりの風物が今なお、その跡をとどめています。戦国時代になって白子港と同様に水軍の出船港へと変貌し、近世には漁船の船だまりとして推移しましたが、その後は伊勢湾内沿岸漁業の基地として利用されています。昭和28年(1953年)の13号台風により大きな被害を受けましたが、災害助成事業で復旧。河口港として港湾施設も整備され、漁業基地としての機能を果たしています。
主要な港湾施設の現況
係留施設
施設名
水深(m)
延長(m)
物揚場
-2.0
434.0
-2.5
160.0
桟橋
-2.0
208.0
水域施設
名称
水深(m)
延長(m)
幅員(m)
航路
-2.0
400.0
20.0
名称
水深(m)
面積(千m2)
泊地
-2.0
18.9
-2.5
18.3
港勢
入港船舶
年
隻数
総トン数
H24
1,008
9,492
H25
290
5,736
H26
380
3,333
H27
434
3,614
H28
250
2,262
H29
234
2,093
H30
182
1,577
R1
182
1,275
R2
212
1,982
R3
128
1,217
R4
0
0
R5
0
0
取扱貨物量(単位:t)
年
移出
移入
H24
0
564
H25
0
406
H26
0
544
H27
0
453
H28
0
444
H29
0
377
H30
0
213
R1
0
187
R2
0
115
R3
0
170
R4
0
175
R5
0
213
取扱貨物の品種別数量(R5)
移出・移入(単位:トン)
| 品種 |
移出 |
移入 |
| 水産品 |
0 |
213 |
| 合計 |
0 |
213 |
港湾区域
港湾名
所在地
港湾区域
備考
略図
千代崎港
鈴鹿市
金沢川右岸堤防末端を中心として、1,500メートルの半径を有する円内の海面及び金沢川最下流道路橋下流の河川水面
昭和27年9月1日
運輸大臣認可
PDF