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ホーム > 県政情報 > ようこそ知事室へ > 知事発言集 > 知事2期目就任あいさつ(令和6年7月29日)

更新日:2024年7月29日

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知事2期目就任あいさつ(令和6年7月29日)

日時:令和6年7月29日(月曜日)午前10時00分〜午前10時15分

場所:県庁講堂(2階)

さん,おはようございます。このたびの知事選におきまして,県民の皆様から多くのご支援をいただき,鹿児島県知事として2期目を務めることとなりました。引き続き,職員の皆様方には,ともに県勢発展のために取り組んでいただきますよう,よろしくお願い申し上げます。

は,4年前の知事就任以来,県民の声がしっかり反映される県政にしたい,県民が主役の,県民の目線に立った行政を実現したいということを申し上げ,「県民の皆様と一緒に鹿児島の今と未来をつくる」ということを基本として,「誠実に」,「着実に」県政の推進に全力を挙げて取り組んでまいりました。

の4年間は,新型コロナへの対応を最優先に考え,感染防止対策にしっかりと取り組み,検査・医療提供体制の確保・充実等に取り組んでまいりました。そして,県民の安心・安全と経済社会活動の両立が図られるよう取り組んでまいりました。その上で,コロナ後を見据え,今後の県勢発展の基盤をしっかりとつくっていくため,基幹産業である農林水産業,観光関連産業など,鹿児島の「稼ぐ力」の向上,人材の確保・育成,子ども・子育て支援,医療・福祉の充実,奄美・離島の振興など,マニフェストやかごしま未来創造ビジョンに基づき,様々な取組を実施してまいりました。

た,豪雨や台風災害,サツマイモ基腐病,高病原性鳥インフルエンザ,馬毛島における自衛隊施設の整備,川内原発の運転期間延長,原油価格・物価高騰への対応など,様々な危機事象や緊急的な課題についても全力を挙げて取り組んでまいりました。こうした多岐にわたる様々な課題に対し,職員の皆さんと一丸となって取り組んでまいりました。今回の知事選を通じて,この4年間について一定の評価をいただけたものと考えております。職員の皆様方に心から感謝を申し上げます。

在,我が国は,本格的な人口減少や少子高齢化の進行,不安定な海外情勢による物価の高騰,グローバル化やデジタル化の進展,世界的な要請でもあるカーボンニュートラルの実現など大きな変革期の中にあり,これらへの様々な対応が求められております。こうした状況に的確に対応しつつ,将来を見据え,魅力ある本県の素材「ポテンシャル」を最大限に活用しながら,地域に仕事や人の流れをつくり,住みやすい地域,将来にわたって活力ある社会を形成していくことが重要であると考えております。

は,2期目に向けた選挙に当たり,「みんなでつくる鹿児島の今と未来」を掲げ,14の分野131項目についてマニフェストを県民の皆様にお示しをいたしました。まずは,コロナ禍からの経済の回復を確かなものとするとともに,人口減少社会の中で,今後の鹿児島の発展の基盤をしっかりとつくっていく必要があります。このため,基幹産業である農林水産業や観光関連産業の更なる振興に取り組むとともに,技術力の高い製造業や情報関連産業など新たな産業の創出にも取り組み,鹿児島の「稼ぐ力」の向上を図ってまいりたいと考えております。

うした「稼ぐ力」の向上を図るためには,各産業を支える人材の確保・育成が不可欠であります。人手不足が深刻化する中,各産業分野における人材の確保・育成,労働生産性を高めるためのデジタル人材の確保,地域経済を支える貴重な人材としての外国人材の受入れのほか,移住・交流の促進等にも取り組んでまいりたいと考えております。

た,出生数の減少が予想を上回る速度で進行し,人口減少に歯止めがかからない中,少子化の進行は地方における人手不足の深刻化や地域の活力低下を招くことにもつながります。本県の将来を支える人材の確保・育成に向けて,国の施策の方向性も踏まえつつ,市町村とも連携して,本県の実情を踏まえた子ども・子育て支援施策の充実・強化を図り,結婚・妊娠・出産,子育ての希望が叶う社会の実現に取り組んでまいりたいと考えております。

らに,持続可能な地域社会の実現に向けたデジタル化,カーボンニュートラルの推進や,高齢者が健やかで生きがいを持てる社会の形成,奄美・離島の振興など,各般の施策を積極的に推進してまいりたいと考えております。

れらの政策を推進するに当たっては,多様化・複雑化する県民ニーズにしっかりと対応するため,県民の皆様との対話を進め,政策につなげていく必要があります。

は,これまで,県民の皆様と率直に意見交換を行う,「知事とのふれあい対話」や,知事へのたより等で寄せられた県民の皆様の声を,適切に県政に反映するよう心がけてまいりました。職員の皆様におかれましても,県政の主役である県民の声や,市町村,関係団体の意見をお聞きし,各分野や地域の課題等を的確に把握し,その解決を目指していただきたいと考えております。

れまでも申し上げておりますけれども,部局を越えて,県庁全体として,部局横断的な課題に,どのように取り組むかを,常に念頭において,主体的に庁内で,しっかりと議論していただきたいと思います。政策立案・政策調整機能の充実・強化に向けて,縦割りではなく,地域振興局・支庁を含め,各部局間でしっかりと連携を図って,課題に対応した各般の施策の検討を行っていただきたいと考えております。

た,職位にかかわらず,若手職員を含めて,県政の課題について自発的に様々な考えやアイデアを提案し,職員の間で活発に議論を交わしながら,より良い政策を作り上げていくことが重要と考えております。職員の皆さんには,様々な課題を把握し,それをよく分析した上で,政策を提案していただきたいと考えております。

政の課題には,県民の意見が分かれるような場合もあります。政策決定の透明性を確保し,政策立案の過程における判断の根拠などを明らかにし,説明責任を果たしていくことが重要であります。引き続き,現場の実態を把握した職員の皆さんとの政策論議を重ねながら,皆さんと一緒に,よりよい政策をつくり上げ,安心できる行政づくりに取り組んでいきたいと考えております。

後とも,時代の変化に的確に対応しながら,「県民の皆様と一緒に鹿児島の今と未来をつくる」ということを基本として,「誠実に」,「着実に」県政の推進に取り組んでまいりたいと考えております。「誰もが安心して暮らし活躍できる鹿児島」の実現に向け,職員の皆様方の今後一層のご協力をお願いし,2期目の就任に当たってのあいさつといたします。どうぞよろしくお願いいたします。

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