大分赤十字病院は、患者に、職員に、地域医療機関に選ばれる病院を目指しています。
院長 福澤 謙吾
実りある研修を、interactive teaching で!
新しい臨床研修医制度になり多くの研修医の諸君と接してきました。なんといっても嬉しいのはやはり自分達が指導していった研修医の方々が、成長していった姿を実感できる時です。正にゼロからの出発であった彼等が、病棟だけでなく救急の場の第一線で生き生きと仕事をしている姿を見ると頼もしく思います。
研修医は指導医から教えられるだけでなく、先輩の研修医や同期の研修医からどんどんと吸収し伸びていきます。一方向からの指導で得られるものは非効率的であり、インタラクティブな教育環境が必要です。
当院では、研修医の諸君がローテーション科以外の各診療科の先生方にも気軽に質問している姿をよく見かけます。中規模病院の良さの一つは、医師同士が研修医を含め全員の顔を知っているということです。どんどん分らないことを先輩に質問して伸びていってほしいと思います。皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています。
副院長 山下 洋市
臨床研修を大分赤十字病院でスタートしませんか?
初期臨床研修は医師としての生涯を左右する非常に大切な時期です。「鉄は熱いうちに打て」と言います。この時期の研修内容は強烈な印象として心に刻まれ、その人の臨床医としてのあり方を決定づけると言っても過言ではありません。
何を隠そう(旧臨床研修制度ですが)、私は研修医2年目をここ大分赤十字病院で過ごしました。現院長の福澤先生から外科医として一から厳しく鍛えて頂き、たくさんの優しいメディカルスタッフの方々に育てて頂きました。
中規模病院の一番良い所ですが、各科の先生との距離が近く、多くの検査もここで学びましたし、救急外来での対応などフィードバックが迅速かつ豊富でした。専門のはっきりした医師同士の顔の見えない大病院より、中規模病院でまずは「何でも診れる医者」を目指して研修する意義は大きいと思います。
次の医療は君たちにかかっています。我々が行っている診療は当然の如く行い、今治せない患者さんを治すのが君たちの使命です。皆さんの臨床研修が実り多きものとなるよう応援します。
副院長 石井 宏治
大切な研修医時代をバランスの良い研修環境で!
初期研修医は医師としての仕事を開始する場所であり、初めての臨床経験を積み重ねていく場所でもあるため大変大切な時期です。
我々の病院は340床の急性期対応型で、かつ専門性の高い診療科をそろえた総合病院です。指導医の数は多く、看護師や薬剤師、事務職員などのサポート体制も整っています。毎年5名の管理型、3名程度の協力型の研修医が切磋琢磨しながら成長し、巣立っていきます。「同じ釜の飯を食べた仲間」として働くにも、ほど良い人数と距離感です。
初期の研修で大切な救急医療では、ファーストタッチで診る患者さんと最初から上級医と共に処置していく患者さんをバランスよく診ていけるようになっています。新専門医制度に対しても大学病院などと連携し、充分な症例と指導医の下、初期研修から継続的に各科専攻医研修が出来るよう準備しております。
私が学生時代、ある教授が最後の講義の時に、「どこに入っても良いから、きちんと研修できるところを選びなさい。そこで、その人の医師としての一生のあり方が決まるから」と言っておられました。その言葉を心に刻んで、バランスの良い研修体制の構築に努めております。大分赤十字病院で臨床研修を始めませんか。
1年次では、内科24週、救急科8週、必修16週・選択科4週を履修します。
2年次では、地域医療4週が必修の他は、自由選択となります。但し、1年次での履修状況によっては、研修プログラムの到達目標達成のために必要な診療科を自由選択期間に履修してもらう場合があります。
次の施設から選択します。
当院の診療科または臨床研修協力施設からの選択です。
【当院で選択可能な診療科】
【協力施設で選択可能な診療科】
【1年次】
分野 | 診療科 | |
4月 | 内科 | 循環器内科・腎臓内科 |
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5月 | ||
6月 | リウマチ科・内分泌・糖尿病内科・脳神経内科 | |
7月 | ||
8月 | 消化器内科・呼吸器内科 | |
9月 | ||
10月 | 必修 | 外科 |
11月 | 産婦人科 | |
12月 | 小児科 | |
1月 | 救急 | 麻酔科 |
2月 | 救急科 | |
3月 | 選択 | 自由選択 |
【2年次】
分野 | 診療科 | |
4月 | 地域 医療 |
地域医療 |
---|---|---|
5月 | 選択 | 精神科(別府医療センター、帆秋病院) |
6月 | 【当院】 内分泌・糖尿病内科、呼吸器内科、消化器内科、循環器内科、リウマチ科、腎臓内科、肝胆膵内科、脳神経内科、外科、整形外科、脳神経外科、泌尿器科、放射線科、麻酔科、病理診断科、救急科 【協力施設】 小児科(大分こども病院)、産婦人科(大分大学医学部附属病院、大分県立病院、別府医療センター)、地域医療(小清水)、血液内科(大分大学医学部附属病院、大分記念病院)、地域保健(血液センター) |
|
7月 | ||
8月 | ||
9月 | ||
10月 | ||
11月 | ||
12月 | ||
1月 | ||
2月 | ||
3月 |
研修医の在籍人数は常時15名前後なので、同じ診療科で研修医が重複することはほとんどなく、ローテートする各診療科で充分な症例が経験できます。
また、医科・歯科の区別なく研修医同士の情報交換・交流も盛んです。
10名(内訳:基幹型6名、協力型4名)
大分大学、九州大学、長崎大学、熊本大学、宮崎大学、鹿児島大学、広島大学、鳥取大学、島根大学、福岡大学、久留米大学、東邦大学、愛知医科大学、藤田医科大学、産業医科大学、福井大学、横浜市立大学
研修医専用の研修医室を整備しています。研修医室は、研修医の心のオアシス、ほっと一息つける安らぎの場所になっています。
研修医室の主な設備として、デスク・ロッカー・書棚・ソファー・パソコン・コピー機・電子カルテ端末・冷蔵庫・電子レンジ・洗面台等を備えています。 別に研修医専用の仮眠室2室があります。
当院では、赤十字のグループメリットを生かし、日本全国の赤十字病院と提携した研修を行っています。
現在以下の病院と提携しており、病院の特色を生かして充実した臨床研修が行えるように努めています。
北海道網走市の隣オホーツク海に面した小清水町に位置する町内唯一の病院です(病床数99床)。のどかな自然環境の中で、地域に密着した医療を展開しており、地域医療を経験するには絶好の病院です。休日には、北海道観光などを楽しめます。
その他、大分県内の医療機関とも地域医療や精神科の分野で提携しています。
当院ではローテーションでの各科を回っている間の勉強以外に、研修医全体での勉強会も行っています。
研修医1年次・2年次を対象にミニレクチャーを行っています。
隔週で行われるこのミニレクチャーでは、各診療科の部長が講師となり、研修医として知っておいてほしい内容を中心に講義を行います。
今後も、研修医の要望に応える形で勉強会を続けていきます。
テーマ | 担当診療科 |
---|---|
輸液について | 腎臓内科 |
救急における画像診断 | 放射線科 |
腹痛の入院判断 | 肝胆膵内科 |
危険な心電図 | 循環器内科 |
ショック時の対応 | 呼吸器内科 |
救急外来での神経診察・頭痛の対応 | 脳神経内科 |
敗血症への対応 | 呼吸器内科 |
救急外来でのエコー | 放射線科 |
骨折の読影と対応の仕方 | 整形外科 |
消化器疾患の救急対応 | 消化器内科 |
喘息、肺炎の初期治療 | 呼吸器内科 |
縫合の仕方 | 外 科 |
シーネ固定のコツ、脱臼の整復 | 整形外科 |
抗菌薬について | 総合診療科 |
不明熱の考え方 | リウマチ科 |
胸痛の鑑別 | 循環器内科 |
救急外来での創処置+フォローアップ | 外 科 |
心エコーについて | 循環器内科 |
ICU管理について | 呼吸器内科 |
2カ月に1回、第3水曜日に県内の開業医の先生方を対象として「水曜会」を行っています。
内容としては、内科系の専門領域のトピックスのミニレクチャーと、研修医の症例報告を行っています。
さまざまな他職種によるレクチャーを受け、医師として必要な知識・技術を習得します。
臨床工学技士のもと、除細動器取り扱い研修会では、実際にパドル放電と使い捨てパッドによる放電、AEDモードを体験
臨床工学技士とともに、人工呼吸器関連機器の取り扱いを学ぶ
上記の勉強会等以外にも自主的に研修医同志の勉強会を定期的に行っています。
がん患者への治療、対応などを勉強するために緩和ケア研修会に参加しています。
当院では随時病院見学を行っています。見学希望の方は下記ファイル内の「初期臨床研修病院見学申込書」に必要事項を記入の上、見学希望の2週間前までに送信して下さい。追って見学の可否を確認した後、結果を電子メールで返信いたします。
※(注記)申込人数の関係で希望日に添えない場合もありますので、できるだけ第3希望までご記入いただき、余裕を持って早めに申し込まれますようお願い申し上げます。
(印刷またはダウンロードしてお使い下さい。)
[書類宛先]
下記担当者あてメールにてお送りください。
jinji-kyu@oita-med.jrc.or.jp
大分赤十字病院 総務課 担当 大林 弘尭
募集資格 |
医師免許取得見込み者 |
---|---|
募集人員 | 5名 |
採用年月日 | 令和7年4月1日 |
提出書類 | 履歴書 成績証明書 卒業見込証明書 |
面接試験 |
選考方法:書類審査、面接 第1回 令和6年8月2日(金)16:30〜 第2回 令和6年8月23日(金)16:30〜 第3回 令和6年8月28日(水)16:30〜 いずれかの面接日をお選びください。 上記面接日に都合のつかない方は個別対応しますのでご相談ください。 |
面接場所 | 大分赤十字病院またはオンライン面接 |
応募締切 |
令和6年7月17日(水)までに提出書類を総務課あてご提出ください。 書類をお送りいただきましたら、問い合わせメールアドレスあてに「お名前、大学名、面接希望日(できれば第2希望まで)」をお知らせください。 |
施設見学 |
随時受け入れしています。(事前連絡をお願いします) また、オンライン説明会も受け付けています。 ※(注記)病院見学は必須ではありません。 |
その他 | ※(注記)マッチング参加 |
お問い合わせ 書類提出先 |
大分赤十字病院(総務課内) 〒870-0033 大分市千代町3丁目2-37 TEL:097-532-6181 FAX:097-533-1207 E-mail:jinji-kyu@oita-med.jrc.or.jp 担当:大林 |
雇用形態 | 臨床研修医(常勤嘱託職員) |
給与 | 1年次360,000円(当直手当、交通費等は含まず) 2年次370,000円 (当直手当、交通費等を含まず) |
当直 | 1ヶ月あたり3〜4回程度 手当:1回あたり1年次13,000円、 2年次14,000円 |
住宅 | 専用宿舎なし 但し、住宅手当支給有(当院規定により支給、上限28,500円) |
社会保険 | 健康保険・厚生年金・雇用保険加入 |
勤務時間 | 午前8時30分から午後5時10分まで(休憩時間55分) 一週間の勤務時間38時間45分 |
休暇 | 土・日・国民の祝日・夏季休暇(3日)・年末年始休暇(6日間) 赤十字創立記念日(5月1日) |
有給休暇 | 労働基準法どおり(6ヶ月後から10日) ※(注記)採用から6ヶ月間に4日取得可 その他特別有給休暇有り |
禁止事項 | 研修期間はアルバイト診療を行ってはならない。 |
募集資格 | 歯科医師免許取得見込み者 |
---|---|
募集人員 | 1名 |
採用年月日 | 令和7年4月1日 |
提出書類 | 履歴書 成績証明書 卒業見込証明書 |
選考方法 | 書類審査・面接 |
面接試験 |
第1回 令和6年8月2日(金)16:30〜 第2回 令和6年8月23日(金)16:30〜 第3回 令和6年8月28日(水)16:30〜 いずれかの面接日をお選びください。 上記面接日に都合のつかない方は個別対応しますのでご相談ください。 |
面接場所 | 大分赤十字病院またはオンライン |
応募締切 |
令和6年7月17日(水)までに提出書類を総務課あてご提出ください。 書類をお送りいただきましたら、問い合わせメールアドレスあてに「お名前、大学名、面接希望日(できれば第2希望まで)」をお知らせください。 |
施設見学 |
随時受け入れしています。(事前連絡をお願いします) また、オンライン説明会も受け付けています。 ※(注記)病院見学は必須ではありません。 |
その他 | ※(注記)マッチング参加 |
お問い合わせ 書類提出先 |
大分赤十字病院(総務課内) 〒870-0033 大分市千代町3丁目2-37 TEL:097-532-6181 FAX:097-533-1207 E-mail:jinji-kyu@oita-med.jrc.or.jp 担当:大林 |
雇用形態 | 歯科臨床研修医(常勤嘱託職員) |
給与(総支給) | 280,000円 程度(当直手当、交通費等を含む) |
日直 | 1回あたり12,000円 |
住宅 | 専用宿舎なし 但し、住宅手当支給有(当院規定により支給、上限28,500円) |
社会保険 | 健康保険・厚生年金・日赤企業年金基金・雇用保険加入 |
勤務時間 | 午前8時30分から午後5時10分まで(休憩時間55分) 一週間の勤務時間38時間45分 |
休暇 | 土・日・国民の祝日・夏季休暇(3日)・年末年始休暇(6日間) 赤十字創立記念日(5月1日) |
有給休暇 | 労働基準法どおり(6ヶ月後から10日) ※(注記)採用から6ヶ月間に4日取得可 その他特別有給休暇有り |
禁止事項 | 研修期間はアルバイト診療を行ってはならない。 |