Windowsのプログラミング環境の設定
Raspberry PiをWindowsからプログラムできる環境設定をします。
1.FTPクライアントの準備
FTPクライアントは様々ありますが、今回はMac・Windows両方に対応している「Cyberduck」を使っていきます。
(1)Cyberduckのインストール
https://cyberduck.io/index.ja.html?l=ja にアクセスします。
一番上のダウンロードボタン(Windows)を選択し、「Cyberduck」をインストールします。
スクリーンショット 2014年10月29日 18.30.03
ダウンロードしたファイルを展開します。
インストーラーをひらき、セットアップを行います。
2014y10m31d_123810395
インストールオプションが表示されますが、チェックを入れずに「次へ」を選択します。
2014y10m31d_123902920
インストール先を選びます。
2014y10m31d_123907764
インストールしています。2014y10m31d_123914374
インストールが完了しました。2014y10m31d_124253900
ここから先はRaspberryPiの固定IP設置がされていて、有線LANでRaspberry PiとWindowsのPCが接続されていることを前提として説明します。(「MugbotのためのRaspberry Piの設定」というページに固定IPの設定方法は書いてあります。)
(2)Cyberduckの使い方
Cyberduckを起動します。新規接続をクリックします。2014y10m31d_124515766
下記のウィンドウがあらわれます。[画像:2014y10m31d_124549064]
タブの中から「SFTP(SSHによる暗号化FTP)」を選択し、サーバに「192.168.42.1」(接続するMugbotのIPアドレス)を入力し、ユーザ名に「pi」、パスワードに「raspberry」を入力し、「接続」をクリックします。
[画像:2014y10m31d_124956451]
接続できました。接続先の中のサーバに入っているディレクトリが表示されます。
(初期設定では/home/piの中身が接続すると表示されます。)2014y10m31d_130334020
データをWindowsからRaspberry Piに送る方法
例: /var/www/ にjqueryのファイルをMacから送ります。
データを保存したいディレクトリにタブとクリックで移動していきます。
フォルダの「var」を選択します。
141031-0003
フォルダの「www」を選択します。141031-0004
/var/wwwにたどり着きました。[画像:2014y10m31d_130908520]
/var/wwwまでひらいたら、別ウィンドウで送りたいデータがはいっている場所を並べて表示します。(ここではダウンロードに入っています。)
そして送りたいデータをドラッグ&ドロップでCyberdackの/var/wwwにいれます。
141031-0001
これで/var/www/ にWindowsからjQueryのファイルが送れました。2014y10m31d_131526447 2014y10m31d_131539494
2.SSHによる接続
(1)Tera Termのインストール
http://sourceforge.jp/projects/ttssh2/ にアクセスします。
「ダウンロード」か最新リリースから「Tera Term4.84」を選択します。
141031-0002
「Tara Term4.84.zip」をダウンロードします。
tera2
保存(S)を選択します。2014y10m31d_132757078
zipファイルがダウンロードできました。
2014y10m31d_133024727
zipファイルを展開する場所を選択します。2014y10m31d_133044853
展開されました。 2014y10m31d_133237499
展開されたフォルダの中身です。2014y10m31d_133241905
ここから先はRaspberryPiの固定IP設置がされていて、有線LANでRaspberry PiとWindowsのPCが接続されていることを前提として説明します。(「MugbotのためのRaspberry Piの設定」というページに固定IPの設定方法は書いてあります。)
(2)Tera Termの使い方
展開したファイルの中から「ttermpro」を起動します。2014y10m31d_133315047
下記のウィンドウがあらわれます。2014y10m31d_133406121
Host:に「192.168.42.1」(マグボットの固定IP)を入力し、「OK」を押します。2014y10m31d_133436154
セキュリティの警告がでるので「Continue」を押します。 2014y10m31d_133613080
下記のウィンドウが表示されます。2014y10m31d_133617221
User name:に「pi」(Raspberry Piに設定したユーザ名)、Passphrase:に「raspberry」(Raspberry Piに設定したユーザ名のパスワード)を入力し、「OK」を押します。2014y10m31d_133633628
WindowsからRaspberry Piに接続ができました。2014y10m31d_133921566
以上でWindowsのプログラミング環境の設定を終了します。