畜産関係者の方で外国に行かれる場合
日本の周辺国では、口蹄疫などの日本で発生のない家畜伝染病が発生しています。畜産関係者が、これらの国々を訪問する際には、家畜を飼育している農場などへの立ち入りは極力避けるようにしてください。
やむを得ず農場などの畜産関連施設へ立ち入ったり、家畜に接触した場合には、病原体が人や物に付着しているおそれがありますので、帰国時に動物検疫所のカウンターにお立ち寄りください。
我が国への病気の侵入を防止するため、皆様方のご理解とご協力をお願いいたします。
海外へ旅行される方へ
動物検疫所/家畜の伝染性疾病の侵入を防止するために 〜海外へ旅行される方へのお願い〜 (外部リンク)
◎にじゅうまる国内における口蹄疫について
(1)口蹄疫清浄ステータス
現在国内において口蹄疫の発生はありません。平成23年2月5日付けで日本はWOAH(国際獣疫事務局)により「ワクチン非接種口蹄疫清浄国」として認定されています。
(2) 清浄化に至る経緯
平成22年4月20日、我が国で約10年ぶりとなる口蹄疫が宮崎県で発生しました。感染が疑われる牛豚等の殺処分や埋却、農場消毒、移動制限等の防疫措置を講じた結果、同年7月27日にすべての移動制限が解除されました。我が国は、平成22年10月6日付けでWOAH(国際獣疫事務局)に申請を行い、平成23年2月5日(日本時間)に「ワクチン非接種口蹄疫清浄国」として認定されました。
(3) 現在の取組
韓国、北朝鮮、ロシア、中国等のアジア周辺諸国において、引き続き口蹄疫が発生しており、国内への侵入リスクは依然として高い状況です。農林水産省では、口蹄疫が日本へ侵入するのを防ぐため、空港や港における動畜産物の検査や消毒等を行っているほか、畜産関係者の皆様に、飼養衛生管理の徹底や早期摘発のための監視の強化に万全を期していただくよう呼びかけ、国内の防疫対策の強化に努めているところです。
国内における過去の事例
◎にじゅうまる海外における口蹄疫の発生状況
- 口蹄疫のWOAHステータス認定状況(2024年6月時点)(PDF : 1,062KB)
- アジアにおける口蹄疫の発生状況(2024年11月13日時点)(PDF : 335KB)
韓国における口蹄疫の発生状況
2023年5月(PDF : 342KB)
2019年1月(PDF : 273KB)
2018年3月〜4月(PDF : 185KB)
2017年2月(PDF : 193KB)
2016年1月〜3月(PDF : 193KB)
2014年7月〜2015年4月(PDF : 214KB)
2010年11月〜2011年4月(PDF : 144KB)
2010年1月〜3月(PDF : 138KB)
中国における口蹄疫の発生状況
2024年11月3日現在(PDF : 555KB)
中国口蹄疫
台湾における口蹄疫の発生状況
2020年6月、台湾(台湾本島、離島の澎湖及び馬祖。但し、金門を除く)はWOAH(国際獣疫事務局)により「ワクチン非接種口蹄疫清浄地域」に認定されています。
◎にじゅうまる関連情報
農研機構動物衛生研究部門|口蹄疫(外部リンク)
特定家畜伝染病防疫指針について
飼養衛生管理基準について
口蹄疫罹患家畜の特徴的病変(2010年宮崎県事例)(PDF : 1,140KB)
口蹄疫罹患家畜の特徴的病変(2010年1月〜6月韓国事例)(PDF : 557KB)
口蹄疫罹患家畜の特徴的病変(2014年〜2015年韓国事例)(PDF : 518KB)
口蹄疫ワクチンの輸入に係る確認書の交付について(平成21年9月17日21畜産第6244号農水省消費・安全局長通知)(PDF : 144KB)
お問合せ先
消費・安全局動物衛生課
代表:03-3502-8111(内線4581)
ダイヤルイン:03-3502-5994
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