道路・港湾・空港、と近年コンクリート舗装も見直され、それに伴い目地鋼材もより重要視されています。
鋼材は鉄筋コンクリート用棒鋼(JISG3112)又は鉄筋コンクリート用再生棒鋼(JISG3117)が使用されています。
コンクリート版クラック防止材として使用するワイヤーメッシュは、異形棒鋼の(×ばつ150)格子にスポット溶接で製作したものを標準として使用されています。
主に膨張・収縮目地に使用する丸鋼です。片側は瀝青材・ペンキ・グリース等で塗布することによりコンクリート付着を軽減し、可動ができるようにしています。(主としてSR235・SS400が使用されています)
道路・港湾・空港、その他の用水路・擁壁等と幅広く使用されています。
スリップバー設置例
異形棒鋼(SD295A・SD345)を用い、目地が開いたり段差ができるのを防ぐ働きをし加重伝達も同時に行い、縦目地に多く使用されます。
スリップバー・タイバーを総合してダウエルバーとして呼ばれ使用されています。
タイバー設置例
異形棒鋼・丸鋼などで製作されスリップバー・タイバーを上部に乗せ水平に保つアッセンブリーです。現在、道路の場合は二車線同時に施工することが多くなり、縦目地用チェアーの使用は少ないのが現状です。
空港・湾岸エプロンの場合は目地に対して片側に使用されます。
ワイヤーメッシュは、コンクリート硬化収縮時に発生するクラックを軽減しコンクリート版にひび割れが生じた場合に、開かないようにする効果があります。
コンクリート版にひび割れが発生しても急速に破壊されない、特徴を持っています。
×ばつ200目も使用されます。
但し、交通運搬事情により巾2,400mmとさせていただいております。
初期養生に使用し、表面仕上げ終了直後に養生剤を散布しコンクリートの水分蒸発を防ぐ養生方法です。
水分の蒸発・急激な温度変化等を防ぐ目的で一定の湿潤状態を保つ目的で使用されます。