天童少年少女発明クラブの2010年度開講式が、5月15日に天童市勤労青少年ホーム「つどーむ天童」で開催されました。昨年に引き続き参加する子どもたちを含めて、今年は天童市内の小学3年生から6年生までの37名とその保護者が参加しました。
開講式のあと、さっそく今年度初めての活動に取り掛かり、ペットボトルを活用した「ピンポンキャッチャー」つくりを行いました。 天童少年少女発明クラブは、子どもたちに「ものづくり」への脅威を持ってもらおうと毎年開催しているもので、今後も教員や教員OBなどによる講師陣の指導を受けながら、毎月1回のペースで活動に励みます。
サッカーJ1のモンテディオ山形は、新潟県新潟市の東北電力ビッグスワンスタジアムでアルビレックス新潟とリーグ戦第12節を戦いました。昨年に引き続き「天地人ダービー」と銘打たれた対決は、MF宮沢克行(みやざわ・かつゆき)キャプテンの豪快なボレーシュートでリードしますが、その後新潟に逆転を許し、1対3で敗れてしまいました。
午前6時過ぎに天童を出発し、南陽〜小国〜荒川胎内ICから高速道路でスタジアムに向かいます。
アウェイ名古屋戦があった5月1日には夜中に新潟平野を通りましたが、もうそのときには田んぼに水が張られていました。田植えもすっかり終わって、田んぼには「逆さ富士」のようにビッグスワンスタジアムが写りこんでいました。
午前9時過ぎにスタジアムに到着すると、新潟サポーターを上回る山形サポーターがすでに集結していました。午後2時キックオフのため、スタジアム周辺はまだ準備作業中です。
フードコートのすぐ裏手には、カフェテリアのようにテーブルやイスが並んでいます。そしてその奥には、カナール(運河)広場があります。テーブルはすぐに埋まってしまうため、こちらで水面を眺めながらゆっくりと過ごす人たちもたくさんいます。子どもたちは、水遊びをして過ごします。
[写真:みかづきのイタリアン(アルビレックス新潟対モンテディオ山形)]
(写真上)みかづきの「イタリアン」。やきそばの上に、ホワイトソースやカレーソースが乗っかっています。
(写真左)新潟地鶏の炭火焼。屋台からは煙が立ち上ります。
午前10時30分過ぎぐらいから、続々とキャラクターたちが姿を現しました。新潟ゆかりのキャラクターとわれらが「ディーオ」に加えて、新潟日報の呼びかけで「せんとくん」が登場。ここでも「きもかわいい」と言われながら、けっこうな人気でした。
(写真左)新潟日報のお誘い(?)で、遠路はるばる「せんとくん」がやってきました。となりは新潟日報マスコット「ニックくん」。
(写真右)黄色い服の顔長おじさんは「レルヒさん」。「日本スキー発祥100周年事業新潟県キャラクター」というたすきをしていました。
アルビレックス新潟のキャラクター「アルビくん」一家とモンテディオ山形のキャラクター「ディーオ」が揃って写真に納まるタイミングもありました。
(写真左)「スワンちゃん」と仲良くしようと(強奪しようと?)とする「ディーオ」を妨害する「アルビくん」。周りから笑い声があがりました。
(写真下)左から「アルビくん」、「スワンちゃん」、「ディーオ」、「アーくん」。「アルビくん」一家の子どもは、胸にL字の「ルーちゃん」、灰色で胸にB字の「ビィくん」もいます。
ホームゴール裏の最上段にも電光掲示板があって、時刻と試合時間を示す時計もあります。
「新潟日報サンクスデー」として開催されたこの日は、このあと、みなさんお待ちかねの「天地人ダービー特別企画 アルビくんVSディーオ PK対決!」が開催されました。
午後0時40分からは、ピッチ上で「天地人ダービー特別企画 アルビくんVSディーオ PK対決!」が開催されました。両クラブのマスコットキャラクターが登場すると、会場中から拍手が沸き起こりました。
(写真)ピッチ上に向かうディーオとアルビくん。「スワンちゃん」と3つ子の「アーくん」「ルーちゃん」「ビィくん」はベンチサイドから応援します。
ピッチ上でスタジアムに挨拶したあと、山形サポーターのほうに向かおうとするディーオ。「PK対決はこちらですよ」と審判から新潟サポーター前に促されるとディーオが抗議(笑) 司会者からも「事前に決まってますので」となだめられて新潟サポーター前に向かいました。
コイントスをし、PK対決はアルビくんが先攻で行われることになりました。
どうやら「アルビくん」がシュートを打つ前に「ディーオ」が動いた、と判断されたようです。
審判の判定に納得がいかない「ディーオ」、不満をあらわにしながらも、ふたたびゴール前に立ちふさがります。
バレーボール・V・プレミアリーグ女子のパイオニアレッドウィングスは、5月14日、新たに宮下直樹(みやした・なおき)氏が監督に就任することを発表しました。宮下氏は神奈川県出身の53歳で、現役時代はセッターで活躍し、カナダ女子ナショナルチームや武富士バンブーの監督を務めた経歴があります。宮下氏の監督就任は6月1日で、現監督の佐藤浩明(さとうひろあき)氏はコーチとしてチームに残り、入れ替え戦など苦しいシーズンを乗り越えた経験を生かしてもらいます。
パイオニアに関しては、本社の経営不振に伴い「ARSBEL天童オルゴール博物館」の閉館が発表されたばかりです。バレーボールについても、昨シーズンの大量離脱の状況からみて「継続は難しいのでは」との見方がありましたが、島津光男部長のコメントを見ると、今後ともチームは存続されるようです。
日本航空が事実上の名古屋便、札幌便廃止を表明した問題の対応策について話し合う「山形空港航空ネットワーク維持・拡大に向けた検討会議」が5月11日に山形市のあこや会館で開催されました。会議には山形県や東根市、民間企業による「山形空港利用拡大推進協議会」に加えて、県の工業振興、観光部門の担当など合わせて19名が参加しました。
会議は非公開で開かれましたが、
しかしながら、これらの実現のためには
協議会ではこの日の会合をもとに案をまとめ、今月27日に予定している山形空港利用拡大推進協議会の総会で具体策として取りまとめたいとしています。
天童温泉の南「わくわくランド」にある観光施設「ARSBEL天童オルゴール博物館」が、6月13日で閉館されることが10日、明らかになりました。博物館は、天童市にある音響機器メーカー・東北パイオニアが2000年(平成12年)6月10日に開館したもので、延床面積はおよそ1,000平方メートルあります。19世紀につくられたアンティークオルゴールや自動パイプオルガン、蓄音機など100点以上の所蔵品があり、毎年3〜5万人の来場者がありました。
東北パイオニアがコメントしているように、閉鎖の原因は、親会社であるパイオニアの経営不振によるようで、閉鎖後の建物と土地は売却される予定です。わくわくランドは「天童市鍬ノ町地区観光施設の立地の促進に関する条例」の対象エリアになっていて、観光施設を設置した東北パイオニアに対して合計1,965万円の奨励金が市から支出されています。この奨励金は「正当な理由によることなく開業日以後10年以内に観光施設に係る事業を休止又は廃止したとき」には市に返還しなければならないため、節目となる今年6月10日を過ぎてから閉鎖することを決めたようです。