11月7日におこなわれた第11回Vリーグ第3日、パイオニアレッドウィングスは石川県加賀市の加賀市スポーツセンターで茂原アルカスと対戦しました。この日はフランシーヌ・フールマン選手をセンターに、吉原知子(よしはら・ともこ)選手をライトに入れるなど、これまでとポジションを変更し試合に臨みました。
レフトからセンターに移ったフールマン選手は、チームのアタック総数の半分近い38得点を挙げました。同じくセンターの多治見麻子(たじみ・あさこ)選手は、63.6%という高いアタック決定率で14得点を挙げ、2人で7割以上の得点を挙げました。また、自身初のVリーグフル出場となった榛澤舞子(はんざわ・まいこ)選手はレフトアタッカーを務め、10得点を挙げました。しかし、全体としてはうまく勢いに乗ることが出来ず、セットカウント3対2と、フルセットまでもつれ込んでの勝利となりました。
次の試合、パイオニアレッドウィングスは11月13日(土)に山形県鶴岡市の小真木原総合体育館でJTマーヴェラスと対戦します。
11月6日におこなわれた第11回Vリーグ第2日、パイオニアレッドウィングスは石川県金沢市の金沢市総合体育館で武富士・バンブーと対戦しました。身長2メートル超から豪快なスパイクを打つ武富士の新戦力、タイーバ・ハニーフの攻撃などで、第1セットで最大5点差、第2セットも最大4点差をつけられてしまい、かなり押され気味の試合となってしまいました。しかし、武富士のミスなどに助けられなんとかピンチを脱出すると、第3セットはパイオニア本来の攻撃的なバレーに持ち込み、セットカウント3対0でなんとか勝利をもぎ取りました。パイオニアのこの日のアタック決定率は32.6%で、昨年の合計18試合で記録した44.4%から見ると非常に低い数字でした。
次の試合、パイオニアレッドウィングスは11月7日(日)に石川県加賀市の加賀市スポーツセンターで茂原アルカスと対戦します。
道の駅「天童温泉」の開業式が、11月3日に「わくわくランド」で開催されました。「道の駅」の駅舎としては天童市森林情報館「もり〜な天童」が使われ、午前9時30分から午後6時まで開放されます。また、入り口付近の道路情報用の大型モニターやタッチパネル式の端末機は24時間利用できるようにしてあります。
「わくわくランド」は、天童市の新たな観光スポットとして計画が進められた地域です。当初は、イオングループによる民間主導の開発が計画されていました。しかし「商店街が衰退する」「温泉の源泉が荒らされる」といったことから市長選挙の争点にも挙げられ、計画の白紙撤回を公約に掲げた現在の遠藤登(えんどう・のぼる)天童市長が当選した経緯があります。そのため、民間主導から行政主導の開発へと変わり、計画そのものに大変な紆余曲折がありました。「道の駅」開設についてもいろいろな経緯があり、「やっとできあがった」という印象です。
「もり〜な天童」も「道の駅」もいずれも賛否両論がありますが、もうできてしまったものですので、前向きに、有効的な利用方法を考えて欲しいと思います。地域特産品コーナーが設置されるようですので、山林を持つ天童市東部の地域振興に活用していきましょう。特に田麦野(たむぎの)地区では地域の存続そのものが問題となっていますので、山菜やキノコなど地域の山林資源を販売・PRするためのアンテナショップとして、大いに利用して欲しいと思います。
11月3日に開幕した第11回Vリーグで、パイオニアレッドウィングスは大阪府立体育館でデンソー・エアリービーズと対戦しました。開幕戦ということで選手のあいだには緊張感が漂い「硬さ」があったようですが、佐々木みき選手と吉原知子(よしはら・ともこ)選手が要所要所で存在感を示したほか、庄司夕起(しょうじ・ゆき)選手の強打や多治見麻子(たじみ・あさこ)選手の速攻が次々に決まり、セットカウント3対0でストレート勝ちをおさめました。
アテネオリンピックの疲れやケガのため、佐々木選手と吉原選手は帰国後ずっと休養をとっていました。チームへ本格的に合流したのは10月に入ってからだそうです。「開幕戦の出場は難しいのでは」という時期もあったそうですが、セリンジャー監督の考えもあってシーズン初戦から出場することになったようです。佐々木選手いわく「60%の出来」とのことですが、2本のサービスエースを決めたりアタック決定率で45.5%を記録したりするなど、パイオニアの得点源としてなくてはならない選手です。
次の試合、パイオニアレッドウィングスは11月6日(土)に石川県金沢市の金沢市総合体育館で武富士・バンブーと対戦します。
山口地域づくり委員会の「水晶山に親しむ会」が、水晶山関連の独自の案内看板を設置しました。案内看板は、武蔵坊弁慶が爪で削った跡などの伝説が残る「雨垂れ岩(あまだれいわ)」や今年6月に数百年ぶりに発見された遊水池「禊ぎの井戸(みそぎのいど)」など、史跡7ヶ所に立てられました。
水晶山は天童市北東部にあり、ふもとの山口地域には山岳信仰の言い伝えが数多く残されています。「水晶山に親しむ会」では「歴史散策に訪れた人に大いに活用してもらいたい」とコメントしています。最近は中高年の登山ブームで、水晶山への登山者も多くなっているそうです。
11月3日から始まる第11回Vリーグを前に、パイオニアレッドウィングスのメンバーが発表されました。監督はもちろんアリー・セリンジャー氏、アテネ・オリンピックで活躍した佐々木みき選手と吉原知子選手も開幕戦から出場できる見込みです。2004年9月12日におこなわれたファンの集いのときと比べると、背番号2の杉本早希(すぎもと・さき)選手と背番号12の小濱ゆみ(こはま・ゆみ)選手が新たに加わってます。
今シーズンは、いくつかルールが変更されます。まず、レギュラーラウンドの試合数が、これまでの2回戦総当りから3回戦総当りになります。また、順位の決定方法が勝ち点方式から勝率方式に変わります。これによって、勝率、セット率、ポイント率の順で順位が決められることになります。
| 背番号 | 氏名 | 通称 | 出身 | 身長 | 体重 |
|---|---|---|---|---|---|
| 0 | 佐々木みき(ささき・みき) | レオ | 登別大谷高校(北海道) | 182cm | 76kg |
| 2 | 杉本早希 | 九州文化学園高校(長崎県) | 179cm | 69kg | |
| 3 | フランシーヌ・フールマン | フランシー | オランダ | 192cm | 78kg |
| 4 | 庄司夕起(しょうじ・ゆき) | ユウ | 妹背牛商業高校(もせうし/北海道) | 182cm | 67kg |
| 5 | 多治見麻子(たじみ・あさこ) | アサコ | 八王子実践高校(東京都) | 180cm | 68kg |
| 6 | 島崎みゆき(しまさき・みゆき) | シマ | 扇城高校(大分県) | 178cm | 62kg |
| 7 | 吉田実代(よしだ・みよ) | マオ | 東海大学(神奈川県) | 170cm | 58kg |
| 9 | 榛澤舞子(はんざわ・まいこ) | マイ | 成徳学園高校(東京都) | 172cm | 68kg |
| 10 | 加藤理絵(かとう・りえ) | リエ | 妹背牛商業高校(もせうし/北海道) | 164cm | 62kg |
| 11 | 吉原知子(よしはら・ともこ) | トモ | 妹背牛商業高校(もせうし/北海道) | 180cm | 61kg |
| 12 | 小濱ゆみ | 鹿児島女子高校(鹿児島県) | 171cm | 62kg | |
| 13 | 畦田若菜(うねた・わかな) | ヤン | 登別大谷高校(北海道) | 180cm | 63kg |
| 14 | 久保庭怜奈(くぼにわ・れいな) | レイナ | 成徳学園高校(東京都) | 165cm | 55kg |
| 15 | 細川麻美(ほそかわ・まみ) | マミ | 下北沢成徳高校(旧・成徳学園高/東京都) | 176cm | 60kg |
| 16 | 内田役子(うちだ・ゆきこ) | ユキ | 進徳女子高校(広島県) | 168cm | 56kg |
| 17 | 西畑美希(にしはた・みき) | ミク | 就実高校(岡山県) | 175cm | 65kg |
| 18 | 奥村奈津子(おくむら・なつこ) | ナツ | 春日部共栄高校(埼玉県) | 184cm | 69kg |
| 19 | 荒木麻里(あらき・まり) | マリ | 九州文化学園高校(長崎県) | 174cm | 68kg |
| 21 | 今野加奈子(こんの・かなこ) | スー | 古川商業高校(宮城県) | 180cm | 66kg |
| 22 | 高橋牧子(たかはし・まきこ) | マキコ | 東海大学(神奈川県) | 180cm | 68kg |