Jリーグ2部のモンテディオ山形は、4月3日に天童市の山形県総合運動公園で第4節を京都パープルサンガと対戦しました。ホームゲームでなんとしても発白星をあげたいところでしたが、前半に京都から2点を決められ、後半にもさらに1点を追加され、結果1対3で敗れてしまいました。
次の第5節、モンテディオ山形は4月10日(土)に北海道室蘭市の入江運動公園陸上競技場で現在勝ち点6・第6位のコンサドーレ札幌と対戦します。
Vリーグで今季初優勝を遂げたパイオニアレッドウィングスの斎藤真由美選手(33歳)が、4月1日の記者会見で現役引退を発表しました。斎藤選手は1999年6月にパイオニアレッドウィングスに入団し翌年のV1リーグ優勝、そして今年のVリーグ優勝に貢献しました。しかし、肩や腰、アキレス腱そして膝と、満身創痍の状態でプレーを続けてきていたようで、今回の現役引退はこれらの怪我の悪化が原因であると明らかにしています。
山形県のメールマガジン「いま、山形から...」第1号でのインタービューで「美しい引き際は、かならず未練につながる。だから、私はボロボロになるまでやり抜いてスパッと身を引きたい」とコメントしています。今回の引退は、まさにこの言葉どおりに行動された結果なのでしょう。今後は東北パイオニアの広報部に所属し、怪我の治療をおこないながらパイオニアレッドウィングスをサポートしていくことになります。
日本エアシステム(JAS)が運行している山形−東京便について、山形県は3月31日に2003年度の利用状況について発表しました。それによると、2003年度の乗客数は6万262人で、搭乗率は65.2%だったそうです。2003年3月の月間搭乗率は年度最高の82.5%を記録しましたが、残念ながらこれを足しても目標だった搭乗率70%には届きませんでした。1年を通しての搭乗率の内訳は、山形発羽田行きが60.8%、羽田発山形行きが69.5%でした。
搭乗率が70%に達しなかったため、山形県と30市町村で構成されている山形空港利用拡大推進協議会はJASに対しておよそ4100万円の運行欠損補助金を支出することになりそうです。負担割合は現在のところ以下のように考えられていて、各市町村の負担割合については人口割りや財政規模での按分(あんぶん)などで調整し、4月15日におこなわれる山形空港利用拡大推進協議会の総会で正式決定します。また、最終的な欠損補助額は、JASと協議して7月下旬までに確定します。
<運行欠損補助金の負担割合の見込み>