夏銀河

夏銀河 25句

銀河 天の川 冬銀河

作品
作者
掲載誌
掲載年月
あをあをと女体と契る夏銀河 小澤克己 遠嶺 199905
拓地(やま)に来て手を洗うごと夏銀河 河野志保 海程 199912

「遠嶺」100号へ

百代の嶺の銀河や夏近し

小澤克己 遠嶺 200007
夏銀河ガングロ少女多かりき 保坂さよ いろり 200007
夏銀河巴に盛りし鯛がしら 栗栖恵通子 槐 200010
人去りてより鮮やかな夏銀河 小澤克己 遠嶺 200010
七洋の端重なれる夏銀河 栗栖恵通子 槐 200107
師や朱夏の銀河の果へ逝き給ふ 小澤克己 遠嶺 200108
アフリカの寝椅子の丸み夏銀河 水野あき子 遠嶺 200209
双塔の間の蒼し夏銀河 小澤克己 遠嶺 200210
青年のア・カペラを聴く夏銀河 左官治郎 鴫 200310
天水を恃みの島や夏銀河 高瀬史 馬醉木 200409
玉手箱のやうな竹籠夏銀河 水野あき子 遠嶺 200410
三角に墳盛る遊び夏銀河 栗栖恵通子 槐 200509
夏銀河夫と語らふ岳の宿 酒井美津 遠嶺 200510
許すとは許さるること夏銀河 稲嶺法子 遠嶺 200511
異国にて夏至の銀河を仰ぎけり 川島澄子 酸漿 200512
地下茎の突き抜けてくる夏銀河 南一雄 槐 200609
夏銀河人魚の髪を束ねをり 栗栖恵通子 槐 200808
夏銀河チンギスハーンの夢いづこ 岡円誠吾 笹 200911
家畜らの万霊のぼる夏銀河 渕上千津 沖 201008
ベイブリッジを渡る夏銀河を渉る 千田百里 沖 201108
夏銀河混聲四部はひろごれり 佐藤喜孝 あを 201510
天球や溢るるほどの夏銀河 濱谷和代 万象 201511
神算のはやぶさ二号(ツー)や夏銀河 中川のぼる 集 201909

2021年7月7日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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