安全キャラバン

活動状況 安全キャラバン

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日本原子力発電株式会社 東海第二発電所にて
第48回安全キャラバンを実施
平成15年2月28日、茨城県東海村にある 日本原子力発電株式会社 東海第二発電所において、第48回安全キャラバンを実施しました。
安全講演会
安全講演会には、日本原子力発電(株)の社員および協力会社の社員約60名が出席されました。
講演会の冒頭、東海第二発電所長 奥野 耕三 氏より「安全文化とは、風通しの良い職場作りをしていくことと解釈できるのではないでしょうか。心のゆとりが与えられるよう、所員が先を見て安全風土をより良くしていくことを、ただ今から実践していきましょう。」とのご挨拶がありました。

講演会の様子

挨拶の後、NSネット梅津事務局長よりNSネットの活動を紹介。引き続き、元 石川島播磨重工業(株)副社長 天野牧男 氏より「秘訣 −トップが枕を高くして寝るための」と題して、ご講演いただきました。

天 野 牧 男 氏

講演では、

目標を一つに定め、その目標に向かって確実に実施することは最終的には会社の利益に繋がるものであり、トップが日頃から社員に言い続けることが大切です。また、良くするための秘訣は悪いことをみつけてそれをやめることであり、トップには正しい報告が上がることが大切です。上がるか、上がらないかはトップ次第です。

とのお話しをいただきました。

講演の感想では、
・「悪さ」を見つけて、それを直すこと、日々実行することの重要性を再認識しました。
・実際に仕事を担当・指導された方からの貴重なお話しをありがとうございました。

など、多数のご意見をいただきました。


安全情報交換会


安全情報交換会の様子

宮 部 賢 次 郎 氏

安全情報交換会では、日本原子力発電(株)より要望があった核燃料サイクル開発機構東海事業所における相互評価で良好事例として抽出された「東海事業所における協力会社とのコミュニケーション」について、核燃料サイクル開発機構 保安管理部 次長 宮部 賢次郎 氏においでいただき、より詳しく紹介頂きました。

主な情報・意見交換として、
くろまる協力会社との一体感の醸成に取り組むことにより、どのように変わったのか、また、地域の方々とのコミュニケーション状況について教えていただきたい。
しろまるサイクル機構と協力会社の一体感は深まっていますが、お互いの責任体制も明確にしながら更に良好な関係を醸成していきたいと考えています。また、地域の方々とリスクについて意見交換を行うフレンドリートーク等において、参加された多くの方からは好意的な感想をいただいていますが、厳しい御意見も寄せられているので、継続したコミュニケーション活動を続けていく予定です。

などがありました。

以 上


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