安全キャラバン

活動状況 安全キャラバン

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北陸電力株式会社 志賀原子力発電所にて
第16回安全キャラバンを実施
平成13年3月13日、石川県羽咋郡志賀町にある北陸電力(株)志賀原子力発電所において、第16回の安全キャラバンを実施しました。

安全講演会

安全講演会には、志賀原子力発電所の所員および協力会社の社員約110名が出席しました。講演会の冒頭、宮越所長から「安全キャラバンを通して安全意識のレベルアップを図って欲しい」との挨拶がありました
NSネットから活動紹介を行った後、日本原子力研究所 東海研究所 保安管理室長 山原 武 氏より「原研・東海研究所における防護活動について」と題してご講演頂きました。



安全講演会の様子

山原 武氏の講演では、「防護活動の組織、体制」「JCO臨界事故における活動の概要」「東海ノア協定の概要」など、日本原子力研究所 東海研究所における防護活動の具体的な紹介がありました。

山原 武 氏

講演会終了後のアンケートでは、

「実務者の実体験に基づく講演で大変説得力があった。また、防護活動関係者への通報連絡・召集が、勤務時間外は中央警備室からの自動電話で行なわれること、防護隊が志願制を取り入れている事など、大変新鮮に映った。他分野の方の講演は視野が広がり有意義であった。」

「原研東海研究所の防護活動体制、状況報告とJCO事故への対応の説明から、原研の支援活動は大変機能的に展開されていることがよく理解できた。今後、発電所の防護活動に大いに役に立つと思う。」

「事故時の情報伝達、情報収集の大切さを再認識することができた。如何に迅速かつ正確な情報を得るようにするかが課題であると感じた。」

「JCO事故対応についてリアルに具体例を紹介しながらの講演であり、大変参考になった。また、反省を踏まえ色々改善を行っているが、項目によっては当発電所にも水平展開できるものがあり、今後活用していきたい。」

など、多数のご意見をいただきました。

意見交換会

意見交換会の様子

意見交換会では、NSネットより会員用Webサイト等を紹介し、志賀原子力発電所からは、「安全文化・モラル研修」「北陸電力原子力部門行動宣言」などの安全活動についての紹介があり、その後、安全推進活動について意見交換を行いました。

以 上


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