[画像:図(ず):天然(てんねん)ガスが都市(とし)ガスになるまで]
[画像:ガスタンのかいせつ]
アマンセンダイでとどけられたLNG(液化天然ガス)は、いったん地下にあるタンクに入れられ、ひと休み。その後、海水で温められて気体にもどるよ。そして、液化石油ガス(LPG)をまぜて(熱量調整)、安全のためににおいをつけ、いよいよ都市ガスに。じつは、天然ガスにはにおいがないんだ。みんながガスのにおいだと思っているのは、万一ガスがもれてもすぐわかるように、わざとつけられたものだよ。
図(ず):ガス局港工場(きょくみなとこうじょう)
1
LNGタンカー「AMAN SENDAI(アマンセンダイ)」
全長130m、幅26m。LNGを18,000キロリットル積むことができるよ。
2
アンローディングアーム
マレーシアから運ばれてきたLNGは、ここを通って地下式タンクに入れられるんだ。
3
LNG地下式タンク
直径60m、地下28m、地上15m。LNGが80,000キロリットルためられるよ。
4
オープンラック式ベーパライザー(ORV)
LNGを海水で温めて天然ガスにするところだよ。
1基で1日に最大923,000m3のガスを作ることができるよ。
5
熱量調整設備
決められた熱量(45MJ/m3N)になるように、液化石油ガス(LPG)をまぜて調整するんだ。
6
付臭室
天然ガスにはにおいがないから、安全のためににおいをつけるところだよ。
7
ガスホルダー
できあがった都市ガスをためておくんだ。