オリジナル番組アワード
オリジナル番組賞 バラエティ番組部門
特撮国宝
-TOKUHO-
日本映画専門チャンネル(日本映画衛星放送株式会社)
日本が誇る伝統の文化、「特撮」をテーマにしたオリジナルの企画番組。
CGの発展と共に、衰退しつつある日本の特撮文化とその職人たちの姿を番組の形で残し、世に伝えることを目的としました。
作品紹介
日本が誇る伝統の文化「特撮」に、人と作品の両面で迫るチャンネルオリジナルの企画番組(全6回)。映画監督・樋口真嗣氏を企画監修・番組ホストに迎え、超大作、テレビ初放送作品、秘蔵パイロットフィルムまで、こだわり抜いた特撮作品を放送。更に作品に携わった特撮職人をゲストに迎え、樋口監督との対談形式で作品の舞台裏やもの作りにかける情熱に迫る。第6回では、「新世紀エヴァンゲリオン」や「笑っていいとも!」の作曲家として知られる鷺巣詩郎氏をゲストに招き、鷺巣氏の父親であり、ピー・プロダクション前社長のうしおそうじ(鷺巣富雄)氏が制作した数々の作品と知られざるエピソードを紹介。ピー・プロダクションの歴史を解き明かす。
【講評】 音 好宏 審査員
特撮マニアには、熱烈なファンが多いのにもかかわらず、これまで真正面から取り上げられることが非常に少なかったピー・プロダクションの「特撮」を本格的に扱った秀作である。まとめて取り上げられることの少なかったピー・プロダクションの作品が一挙に紹介されるなど、特撮ファンにはたまらない作品だが、この作品はそれにとどまるばかりか、長年、ピー・プロダクション社長として、「特撮」に情熱をかけてきた鷺巣富雄氏の足跡に光をあてたことで、日本の特撮文化の発展に心血を注いできた「特撮」クリエイターたちのヒューマン・ドキュメントとしても見応えがあった。
大人番組リーグ2 予告本
夏目漱石「こころ」
WOWOWプライム(株式会社WOWOW)
既存のジャンル以外のオリジナルエンターテインメントを模索する「大人番組リーグ」の2ndシーズン。
それぞれ異なるエンターテインメント番組全13本から、放送後に視聴者からの投票をもとに上位4番組が選ばれ、晴れてレギュラー化の権利が獲得できる実験枠です。
作品紹介
「もしも本に予告編があったら...」というコンセプトのもと、各界で活躍するクリエイターが1冊の本を取り上げ、思わず読みたくなるような予告映像を制作します。"2分以内"というルールのもと、実写でもCGでもアニメーションでも、制作方法は自由。予告編に挑むのは、演出家・映画監督のタカハタ秀太、タレントのダンカン、サンドアートパフォーマー・船本恵太(SILT)の3人です。対象となる本は、夏目漱石の名著で1914年に発刊された「こころ」。タカハタ秀太はドラマ仕立て、ダンカンは登場人物が独白していくスタイル、船本恵太は得意のサンドアートで作成し、それぞれの制作過程にも密着していく。予告編を見終えた後、"タイトルは知っているが読んだことがない"という人が書籍を手に取りたくなるプログラムだ。
語りは女優の奥貫薫。
【講評】 音 好宏 審査員
大正3年4月、朝日新聞に連載が始まったのが、夏目漱石の「こころ」だが、それからちょうど100年目にあたる今年、再び「こころ」に注目が集まっている。この静かな「こころ」ブームを背景に、文豪・夏目漱石の代表作「こころ」の予告編を作ってしまおうというコンセプト自体が新鮮だ。予告編作りに挑んだ3人とも、それぞれキャラが立っており、既成の「こころ」のイメージを越えようとする、作り手たちのエネルギーを感じさせる作品である。
エントリー作品一覧
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受賞作品
- 【オリジナル番組賞】
- 【オリジナル編成企画賞】
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