県内では依然としてうそ電話詐欺による被害が高い水準で発生しています。
被害者の多くが65歳以上の高齢者の方であり、一人暮らしや高齢者だけの世帯の方の被害が多くなっています。
●くろまる
主な手口
■しかく
オレオレ詐欺
子供や孫を装い
[画像:オレオレ詐欺]・「カバンを無くしたが、中に取引先に渡す小切手が入っていた。」
「現金で支払わなければならなくなった。」
・「会社の経費を使い込んでしまった。」
「今日中にお金をなんとかしないといけない。」
などと電話し、現金をだまし取る手口
■しかく
還付金詐欺
市役所職員や金融機関職員をかたり
・「介護保険料の払戻しがあります。」「手続があるので近くのATMへ行ってください。」
などと電話し、被害者を近くのATMへ誘導し、うそのATMの操作を電話で説明しながら、犯人の口座へ現金を振り込ませ、だまし取る手口
■しかく
架空料金請求詐欺
[
画像:架空料金請求詐欺]携帯電話に業者から
「有料サイトに会員登録されました。」「会員登録料を支払ってください。」とメールが届き、記載された連絡先に電話すると
「退会するには退会料が必要です。」と言われる。
パソコンを利用していると突然、警告画面になり、表示された連絡先に電話すると
「パソコンがウイルスに感染している。」「修理するためにはお金が必要だ。」と言われるなど、架空の料金を請求され、現金を振り込ませたり、電子マネーカードの利用権をだまし取ったりする手口
●くろまる
被害を防止するために!
[
画像:慌てる人]
□しろいしかく
息子や孫などから「すぐにお金が必要」などとの電話があった場合には、一旦電話を切断し、以前から使っている電話にかけなおして、事実を確認しましょう。
□しろいしかく
市役所や金融機関の職員をかたり「還付金がある」などという電話があったら詐欺を疑ってください。
□しろいしかく
不審な電話に対しては、留守番電話設定や防犯機能付き電話など、すぐに電話に出ない対策を講じましょう。
□しろいしかく
不審なメールが送られてきた場合には詐欺を疑い、書かれている連絡先には連絡しないようにしましょう。
□しろいしかく
何か変だな、不審だなと少しでも感じたら警察に通報(相談)しましょう。
住宅を対象とした侵入盗、自転車盗や車上ねらいといった犯罪について、その半数以上が鍵をかけていない、いわゆる無施錠の状態で被害にあっています。
被害を防ぐためにも、どんなときでも鍵かけを徹底しましょう。
[画像:侵入盗]
●くろまる
被害を防ぐために
■しかく
侵入盗
留守にするときだけでなく、家にいるときでも鍵かけを心がけましょう。
また、お風呂場やトイレの窓なども確実に施錠をしてください。
■しかく
自転車盗
駐輪する際には必ず鍵をかけましょう。
また、備え付けの鍵のほかに更にワイヤー錠で鍵かけを行う「ツーロック」が盗難防止には効果的です。
[画像:自転車盗]
■しかく
車上ねらい
[
画像:車上ねらい]短時間でもエンジンを切り、鍵かけを徹底しましょう。
駐車した際は必ず鍵かけを行い、盗難を防止しましょう。
また、貴重品を車内に放置しないようにしましょう。
薬物は、一回使用すると再び使いたくなるという「依存性」があり、また、繰り返すうちに使用量が増えてくる「耐性」という恐ろしい性質を持っています。
「一度だけ」という好奇心や遊びのつもりが、自分の意志ではやめられなくなり、自分自身の健康を害するだけでなく、精神障害等に陥って、凶悪な犯罪や重大な交通事故を引き起こす原因にもなります。
覚醒剤等の薬物の乱用防止のためには、本人の意志とともに、周囲の人の協力が必要です。
◆だいやまーく
あなたの身近にこんな症状の人がいませんか?
・病気でもないのに腕に注射の跡がある。白い粉や注射器を持っている。
・突然意味不明なことを言い出す。
・夜寝ない。部屋に閉じこもる。
・食事をしなくなった。異常に痩せてきた。
・目つき、顔色が悪くなった。怒りっぽくなり、いきなり暴力を振るう。
心当たりのある方は、最寄りの警察署、交番、駐在所にご相談下さい。
全国的に子どもをねらった誘拐やいたずらなどの犯罪が増加しています。子どもを魔の手から守るためには、各家庭での自助努力、地域社会の取組みなどが相まって初めて可能となります。
何かあってからでは遅いのです。地域ぐるみで子どもたちを犯罪から守りましょう。
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ご家庭での子どもさんとの約束
・知らない人の車には絶対に乗らない。
・友達が連れていかれそうになったら、近くの大人の人に知らせる。
・知らない人に道を聞かれたときには、一緒に行かないで、その場で教える。
★
気をつけてください。お母さん!
・一人遊びをさせないようにする。
・子どもの帰りが遅いときは、行き先等へ確認をする。
・よその子どもは、明るいうちに送っていく。
★
みんなで子どもを守りましょう
・子どもが暗くなるまで遊んでいたら、早く家に帰るよう声をかける。
・子どもの周辺をうろつく人がいたり、不自然な子ども連れには、ひと声かけるか110番する。
・子どもが連れ去られるのを見たら、車のナンバーなどを確認して、すぐ110番する。
○しろまる
『こども110番の家』とは
子どもたちが危険な目にあったとき、助けを求めて駆け込めるのが「こども110番の家」です。これは特別な施設ではなく、この制度に協力する商店や一般家庭などの地域住民が、緊急時の子どもを保護し、110番通報する仕組みです。
「こども110番の家」は、のぼり、プレート、ステッカーなどで表示されています。子どもたちに「変な人に声をかけられたら、ここに逃げ込むのだよ」と教えてあげてください。