『精神病院の社会史』
金川 英雄・堀 みゆき 20091008 青弓社,204p.
last update: 20110622
■しかく金川 英雄・堀 みゆき 20091008 『精神病院の社会史』,青弓社,204p. ISBN-10: 4787233041 ISBN-13: 978-4787233042 2940円
[amazon]/
[kinokuniya] ※(注記) m sm
■しかく内容
「精神病」患者を受け入れて癒しの場になっていった高尾山の滝治療、のちに陸軍病院となる衛戍病院精神病室、私立の精神病院の数々―。多くの史料をもとに民間療養の場所が「精神病院」になっていく歴史を描き、精神病院と地域の関係性を照らし出す。
■しかく著者
金川 英雄
昭和大学医学部・慶應義塾大学文学部を卒業。昭和大学大学院医学研究科博士課程修了。昭和大学付属烏山病院、昭和大学医学部助手を経て、東京武蔵野病院勤務、現在、外来部長。聖母大学、東京家政大学兼任講師を経て、現在、帝京平成大学客員教授。精神保健指定医、医学博士、日本心身医学会評議員、日本病跡学会理事など
堀 みゆき
聖和看護専門学校・慶應義塾大学文学部を卒業。心身障害児総合医療療育センター、東京家政学院勤務を経て帝京平成大学講師
■しかく目次
第1章 精神障害者の癒し場、東京高尾山滝治療(高尾山の歴史:清滝・表参道:琵琶滝:蛇滝:一九二七年以後の絵地図と府立松沢病院:多摩御陵の小林病院)
第2章 東京の精神病院(「精神病院」誕生への道筋:明治・大正期の創設群:昭和前期の創設群:戦後に閉院となった東京の私立精神病院)
第3章 衛戍病院精神病室(衛戍病院とは:私立精神病院との関係)
第4章 柴田桓要と精神病院黎明期(開設者、田辺日草:柴田桓要)
■しかく引用
■しかく書評・紹介
■しかく言及
*作成:
山口 真紀