『あなたは顔で差別をしますか――「容貌障害」と闘った五十年』
last update: 20150818
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内容(「BOOK」データベースより)
「いくら成績がよくたって、バケモノは雇えない」。見た目が理由の差別、偏見、人権侵害との闘いは、あのひと言から始まった。人との違いがあっていい。いろいろな人が世の中にいていい。誰もがそう思える社会を目指して―。
内容(「MARC」データベースより)
顔面に発症した病気やケガが原因で、見た目が人と異なる「容貌障害」。見た目が理由の差別や偏見と闘い続ける著者が、生い立ちと差別体験、医学部教授を目指した理由、容貌障害と決別するための取り組みなどを語る。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
藤井/輝明
1957年、東京都国立市に生まれる。医学博士、看護師。桐朋高校を経て、中央大学経済学部、千葉県立衛生短期大学第一看護学科を卒業。筑波大学大学院修士課程(健康教育学)、名古屋大学大学院医学研究科博士課程(健康増進科学)修了。飯田女子短期大学専任講師、岐阜医療技術短期大学助教授、熊本大学医学部保健学科教授、鳥取大学大学院医学系研究科教授を経て、東京大学大学院客員研究員、日本健康医学会学術評議員。顔に病気や傷のある人たちに対する偏見をなくすため、全国の学校や自治体で講演・交流活動を続けながら、福祉施設や老人施設、病院で医療や看護の研修指導にあたるなど、幅広い社会活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
■しかく目次
第1章 差別だらけの容貌障害
第2章 この声が届きますか
第3章 いつでも「無知」が悲劇を呼ぶ
第4章 胸を張って生きていくために
第5章 人を元気にする「藤井式コーチング」
第6章 今、容貌障害と決別のとき
■しかく言及
◆だいやまーく立岩 真也 2015年09月01日
「生の現代のために・6――連載 115」,
『現代思想』43-(2015-9):-