『三陸海岸大津波』
吉村 昭 19700700 → 20040310 文藝春秋(文春文庫),191p.
last update:20151203
■しかく吉村 昭 19700700 『海の壁――三陸沿岸大津波』,中央公論社(中公新書224)
ASIN: B000JA33N2
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→ 19840800 『三陸海岸大津波』,中央公論社(中公文庫)
→ 20040310 『三陸海岸大津波』,文藝春秋(文春文庫),191p.
ISBN-10: 4167169401 ISBN-13: 978-4167169404 438+税
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■しかく内容
明治29年、昭和8年、そして昭和35年。青森・岩手・宮城の三県にわたる三陸沿岸は三たび大津波に襲われ、人々に悲劇をもたらした。
大津波はどのようにやってきたか、生死を分けたのは何だったのか―前兆、被害、救援の様子を体験者の貴重な証言をもとに再現した震撼の書。
■しかく著者略歴
1927年、東京生まれ。学習院大学中退。1966年「星への旅」で太宰治賞を受賞。同年「戦艦武蔵」で脚光を浴び、以降「零式戦闘機」「陸奥爆沈」「総員起シ」等を次々に発表。
1973年これら一連のドキュメンタリー作品の業績により第21回菊池寛賞を受賞する。
他に「ふぉん・しいほるとの娘」で吉川英治文学賞(1979年)、「破獄」により読売文学賞、芸術選奨文部大臣賞(1984年)、「冷い夏、熱い夏」で毎日芸術賞(1985年)、
さらに1987年日本芸術院賞、1994年には「天狗争乱」で大仏次郎賞をそれぞれ受賞。1997年より芸術院会員。
■しかく目次
一 明治二十九年の津波
前兆
被害
挿話
余波
津波の歴史
二 昭和八年の津波
津波・海嘯・よだ
波高
前兆
来襲
田老と津波
住民
子供の眼
教授
三 チリ地震津波
のっこ、のっことやって来た
予知
津波との戦い
参考文献
あとがき――文庫化にあたって
再び文庫化にあたって
解説 記録する力 ??山 文彦
■しかく関連書籍
◆だいやまーく赤坂 憲雄・
小熊 英二・山内 明美 20110715
『「東北」再生』,
イースト・プレス,141p. ISBN-10: 4781606539 ISBN-13: 978-4781606538 1000円+税
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◆だいやまーく山折 哲雄・
赤坂 憲雄 20110901
『反欲望の時代へ――大震災の惨禍を越えて』,東海教育出版所,302p.
ISBN-10: 4486037200 ISBN-13: 978-4486037200 1900円+税
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◆だいやまーく赤坂 憲雄・
小熊 英二 編 20120520
『「辺境」からはじまる――東京/東北論』,明石書店,356p. ISBN-10: 4750335886 ISBN-13: 978-4750335889 1800円+税
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◆だいやまーく赤坂 憲雄 20140228
『震災考 2011.3-2014.2』,藤原書店,381p.
ISBN-10: 4894349558 ISBN-13: 978-4894349551 2800円+税
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■しかく引用
■しかく書評・紹介
■しかく言及
*作成:
北村 健太郎