『父・鈴木信雄――島田事件の弁護士の素顔』
鈴木 清子 20030915 文芸社,218p.
■しかく鈴木 清子 20030915 『父・鈴木信雄――島田事件の弁護士の素顔』,文芸社,218p. ISBN-10:4835561880 ISBN-13: 978-4835561882 1260円
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■しかく内容
(「BOOK」データベースより)
鈴木信雄は、日本四大冤罪裁判の一つ「島田事件」の主任弁護士をはじめ、数々の難題を解決し、法曹会にその名をとどめた。また、政治家としても静岡県政に貢献した。弁護士、政治家、家庭人と、三つの顔を通して、四女である著者がその実像を描く。
(「MARC」データベースより)
「島田事件」の主任弁護士をはじめ、数々の難題を解決し、法曹界にその名をとどめ、また、政治家としても静岡県政に貢献した鈴木信雄。弁護士、政治家、家庭人の3つの顔を通して、娘である著者がその実像を描く。
■しかく目次
プロローグ
獄中からの手紙
孫娘のような私
第1章 弁護士・鈴木信雄の誕生
疎開先でのままごと遊び
目標は「世の中のために」
父娘二代が通った小学校
飛び級で明大法科を卒業
新米弁護士の「口髭」
第2章 政治家への飛躍
名弁論を生んだ「家柄」
市会議員としてデビュー
高利貸しに追われた時期
静岡大空襲で市民を救済
第3章 廃墟の中の復活
内ポケットにしまう写真
庶民感覚を備えた弁護士
冤罪被害者になりかけた
清水郵便局事件・その一
清水郵便局事件・その二
第4章 島田事件と父の素顔
内は倹約・外にはケチらず
ウチに弁護を頼まれただよ
冤罪による死刑判決確定
再審を求めて新たな挑戦
執念で勝ち得た無罪判決
第5章 追憶
晩年の暮らしと末期の父
エプロン姿の父・鈴木信雄
父に捧げた末娘の第一作
エピローグ
■しかく引用
■しかく書評・紹介
■しかく言及
*作成:
三野 宏治