生存学 E-mail Magazine No.35
2013年06月30日
[Korean]
立命館大学生存学研究センターでは、メールマガジン韓国語版を定期的に配信し、情報発信、研究交流に努めていきます。
□しろいしかく目次
1 【生存学研究センターの新しい「顔」渡辺克典】
2 【研究センター関連の刊行物・書籍】
【1】生存学研究センターの新しい「顔」渡辺克典
生存学研究センターでは生存学のさらなる発展に向けて新たなスタッフを迎え入れています。今回は本研究センター准教授渡辺克典のメッセージを掲載します。
このたび運営委員として活動させていただくことになりました。これまで、ポストドクトラル・フェローとして2年間このメールマガジンを読む立場だったため、この場を借りて自己紹介するのは、なんだか不思議な気持ちです。
私は社会学を専門としており、おもに「障害」や「病い」をもつひとびとが、組織をつくり、ネットワークを形成することについて研究しています。生存学の掲げる「障老病異」には政治的にもさまざまなアクターが存在しており、それぞれを活動を通じて社会的・政治的な制度・政策が形成されていきます。こういった過程の中で、〈当事者〉とよばれる人びとが担ってきた歴史やこれからの可能性ついて、研究しています。
生存学は、すでにポスト・グローバルCOEとして新たな活動をはじめています。この中で運営委員に着任するということは、「障老病異」にさらに積極的に働きかけるアクターとしての役割を担うことになったのだと理解しています。「研究と実践」の両輪をつなぐことは容易ではないと実感しながらの毎日ですが、みなさまのご協力とともに、生存学を推進していきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
渡辺 克典(わたなべ・かつのり)
本学衣笠総合研究機構・生存学研究センター准教授(特別招聘研究教員)。 専攻は社会学。
共著に『トヨティズムを生きる』(鶴本花織他編、せりか 書房、2008年)、『増補改訂版グローバル化時代の新しい社会学』新泉社 (西原和久他編、新泉社、2013年)、共訳に『社会学キーコンセプト』 (新泉社、2008年)など。
◇ 関連リンク
・個人のページ
http://www.arsvi.com/w/wk06-k.htm
2 【研究センター関連の刊行物・書籍】
立命館大学生存学研究センター編 2013年03月15日
『生存学』vol.6,生活書院, 400p.
雑誌『生存学』第6号には、特集1「教育の境界、境界の教育」、特集2「都市」に 関する鼎談と論文、そのほか公募論文が掲載されています。くわしい内容は 上記リンク先のページをご覧ください。
◇ 関連リンク
・雑誌『生存学』vol.1
http://www.arsvi.com/m/sz001-k.htm
・雑誌『生存学』vol.2
http://www.arsvi.com/m/sz002-k.htm
・雑誌『生存学』vol.3
http://www.arsvi.com/m/sz003-k.htm
・雑誌『生存学』vol.4
http://www.arsvi.com/m/sz004-k.htm
・雑誌『生存学』vol.5
http://www.arsvi.com/m/sz005-k.htm
・雑誌『生存学』vol.6
http://www.arsvi.com/m/sz006-k.htm
・韓国語メールマガジンは arsvi-korea@hanmail.netで発送されています。
このメールへのご意見、購読は、arsvi-korea@hanmail.net までお願いします。
・過去のメールマガジンについては、下記を御覧ください。
http://www.arsvi.com/a/emk.htm
監修: 渡辺克典
編集担当: 安孝淑・李旭
立命館大学生存学研究センター資料更新: クァク・ジョンナン ・ 林徳栄・ 安孝淑・李旭
刊行: Research Center for Ars Vivendi, Ritsumeikan University
56-1 Kitamachi, Tojiin, Kita-ku, Kyoto, Japan 603-8577