室内暴露評価ツール(iAIR)とは
iAIRとは、私たちの身近にある製品、例えば家電や家具などから放散する化学物質、あるいはスプレー缶や接着剤の使用に伴い放散する化学物質の室内濃度、あるいはその化学物質への暴露濃度を推定するソフトウェアです。
iAIRに評価対象で異なる2つのバージョンがあり、以下の推定を行うことができます。
[v1.0]
長期評価(定常モデル):製品からの放散する化学物質の量が比較的一定と見なすことが適切な場合に使用することができます。
・ 特定地域にある住宅の室内濃度の分布(室内の空間分布ではありません)
・ 特定地域にある住宅に居住するヒトの暴露濃度の分布
・ 上記の統計情報(平均値・幾何平均値・パーセンタイル値など)
・ 指針値を超過する回数(世帯のみ)
[v1.2sbeta]
短期評価(非定常モデル):製品からの放散する化学物質の量が変化する場合に使用でき、[個人]と[集団]の評価が可能です。
・ [個人]一つの部屋の時間的な濃度変化
・ [個人]設定した濃度を超過する時間
・ [集団]部屋の化学物質濃度の頻度分布
・ [集団]設定した濃度を超過する時間の頻度分布
新着情報
- 2014年11月19日
- iAIR ver.1.205sbetaを公開しました。
- 2014年6月30日
- iAIR ver.1.204sbetaを公開しました。
- 2014年6月30日
- iAIR ver.1.062を公開しました。
- 2014年6月18日
- iAIR ver.1.203sbetaを公開しました。
- 2014年6月18日
- iAIR ver.1.061を公開しました。
- 2014年2月21日
- iAIR ver.1.202sbetaを公開しました。
- 2014年2月21日
- iAIR ver.1.06を公開しました。
- 2014年1月21日
- iAIR ver.1.201sbetaを公開しました。
- 2013年12月26日
- iAIR ver.1.2sbetaを公開しました。
- 2013年9月30日
- [お知らせ]大変申し訳ありません。9月末に予定しておりましたiAIR非定常版の公開ですが、10月中旬以降に延期となりました。
- 2013年7月3日
- iAIR ver.1.05を公開しました。
- 2013年6月12日
- iAIR ver.1.04を公開しました。
- 2013年5月28日
- シックハウス(室内空気汚染)問題に関する検討会にて、iAIRの発表を行いました。
発表資料はこちら(外部リンク)です。
- 2013年3月25日
- 有機顔料中に副生するPCBに関するリスク評価検討会(第3回)にて、iAIR(開発版)による推定結果が利用されました。
- 2013年1月15日
- iAIR ver.1.03を公開しました。
- 2012年10月23日
- iAIR ver.1.02を公開しました。
- 2012年10月17日
- 「化学物質の最適管理をめざすリスクトレードオフ解析手法の開発〜 プロジェクト成果報告と今後の方向性 〜」にてiAIRに関するポスター展示を行いました。
シンポジウムの詳細はこちらをご覧下さい。
- 2012年10月17日
- iAIR ver.1.01を公開しました。
- 2012年9月14日
- iAIR ver.1.0を公開しました。
- 2012年9月12日
- 第53回大気環境学会でiAIRの発表を行いました。
- 2012年5月15日
- 有機顔料中に副生するPCBに関するリスク評価検討会(第2回)にて、iAIR(開発版)による推定結果が利用されました。
発表資料はこちら(外部リンク)です。
- 2012年2月24日
- ケミカルリスクフォーラム 平成23年度第9回研修会でiAIRの発表を行いました。
- 2011年10月13日
- 2011年度産総研オープンラボでiAIRの発表を行いました。
- 2011年9月14日
- 第52回大気環境学会でiAIRの発表を行いました。
- 2011年6月3日
- iAIR Ver.0.802Betaを公開しました。
- 2011年5月26日
- iAIR Ver.0.8Betaを公開しました。
- 2011年5月16日
- ホームページを開設しました。
iAIRの開発は独立行政法人 新エネルギー・産業技術総開発機構(NEDO)および経済産業省からの受託研究「化学物質の最適管理をめざすリスクトレードオフ解析手法の開発」(プロジェクトリーダー (独)産業技術総合研究所 吉田 喜久雄)、経済産業省からの受託研究「室内環境における消費者製品に含まれる化学物質の管理手法の開発」(プロジェクトリーダー (独)産業技術総合研究所 東野 晴行)の一環として実施しました。