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みなさんこんにちは。
今日は、中播磨県民センター姫路港管理事務所の取組をご紹介したいと思います。
2025年の大阪・関西万博や瀬戸内国際芸術祭の開催時に、外国人の誘客、周遊促進とともに、姫路港の利用促進を図るため、兵庫・岡山・香川にある観光資源(姫路城、直島等)をリンクさせた実証実験を、令和5年度から3ヶ年で実施しました。
今年は、10月4日(土曜日)、5日(日曜日)の2日開催し、日本人87名、外国人28名の合計115名の方にご参加いただきました。
行程は姫路港を高速艇で出発して、約1時間45分後に岡山県の犬島に上陸し、精錬所美術館などを鑑賞したのち、再び高速艇で香川県の直島に移動し、新たにオープンした直島新美術館などでアートの世界を堪能しました。
日帰りのツアーで少し慌ただしい感がありましたし、高速艇が天候によっては大きく揺れて船酔いされる方が出たなどの課題もありましたが、混雑する岡山県側を避けてスムーズにアクセスできることもあり、参加者の方はおおむね満足されていました。
今後は、これまでの実験の評価を行うとともに、旅行代理店など民間事業者によるツアーの醸成についても検討していきたいと考えています。
直島桟橋にて
犬島で記念撮影
姫路港の重要性や海の魅力を発信し身近な海としてPRすることや、地域で活動を行っている様々な団体に活動の場を提供するため、10月26日(日曜日)に飾万津臨港公園周辺で「姫路港ふれあいフェスティバル」を今年も開催しました。
時折小雨が降るあいにくの天気でしたが、ふれあいポートステージでは、日本製鉄株式会社瀬戸内製鉄所吹奏学部の演奏や「KDR8」のライブでおおいに盛り上がりました。
また、みなとふれあいスクエアでは、飾磨やきそばや坊勢漁業協同組合の天ぷらなどを堪能いただいたほか、飾磨津の歴史の展示や姫路海上保安部巡視艦「ぬのびき」の一般公開などを楽しんでいただきました。
姫路港は古代から「飾磨津(しかまつ)」として知られ、万葉集にも登場するほどの歴史ある港です。
江戸時代には姫路藩の海運拠点として整備され、木綿や銀などの積み出し港として繁栄しました。
現代においても播磨工業地帯の中核港湾であり、物流・交通の要所、災害時の緊急物資輸送拠点、地域交流や観光振興の拠点でもあることから、中播磨県民センターでは、引き続き姫路港を活用した地域振興や経済の活性化に取り組んでまいります。
みなとふれあいスクエア
ふれあいポートステージ
巡視船ぬのびき一般公開
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