2017年2月4日
愛知県・設楽ダムは本当に必要か?
田中優より
「愛知県に作られようとする設楽(したら)ダム、もともと得られる水は極めて少ないんだけど、水を得るために作ることになっている。
その問題を追ってくれている市野さんの資料から引用。
資料はこちら https://scontent-nrt1-1.xx.fbcdn.net/v/t1.0-9/16142783_1182990625147259_6857898958059709735_n.jpg?oh=6255b74994aa164bdb7a09a98fc65530&oe=58FEFE97
赤が実績で空色が計画、紺は計画から設楽ダムの水量を除いたもの。
水消費量の実績は少ないし、設楽ダムの水量はほんのわずか。
作ったって水は余るよ。作りたいなら自分のお金でやってください。
絶対余るんだから。」
「愛知県に作られようとする設楽(したら)ダム、もともと得られる水は極めて少ないんだけど、水を得るために作ることになっている。
その問題を追ってくれている市野さんの資料から引用。
資料はこちら https://scontent-nrt1-1.xx.fbcdn.net/v/t1.0-9/16142783_1182990625147259_6857898958059709735_n.jpg?oh=6255b74994aa164bdb7a09a98fc65530&oe=58FEFE97
赤が実績で空色が計画、紺は計画から設楽ダムの水量を除いたもの。
水消費量の実績は少ないし、設楽ダムの水量はほんのわずか。
作ったって水は余るよ。作りたいなら自分のお金でやってください。
絶対余るんだから。」
2017年2月2日
2017.3月から岐阜にて重水素実験、核融合実験装置開始&トリチウムの危険性について
「土岐市の自然科学研究機構・核融合科学研究所が3月に始める重水素実験を前に、外部の専門家による重水素実験安全評価委員会(委員長=片山幸士〈ゆきお〉・人間環境大学名誉教授)が先月末、研究所で開かれた。実験の準備状況について安全性が最終確認された。
実験は将来の核融合炉設計につなげるため超伝導核融合プラズマ実験装置で実施する。安全評価委員会の委員は、実験で発生する放射性物質トリチウムの除去装置などを視察し、準備状況を説明した研究所側と質疑をした。・・・」
http://www.asahi.com/articles/ASJDP61Z2JDPOHGB01H.html
(添付写真は上記サイトより引用)[画像:自動代替テキストはありません。]
今からさかのぼること4年前の2013年3月28日の田中優無料メルマガにて、
この実験の調印式があったことと、『トリチウムの危険性について』配信しています。
再度転載します。
↓
□◆ 田中 優 より ◇■□■□
(2013年3月28日13時現在)
今日、岐阜県内の重水素実験が調印されます。
http://nonuke-tajimi.cocolog-nifty.com/blog/2013/03/post-059b.html
トリチウムの危険性がないかどうか、このNHK番組をご覧ください。
実際の影響が出てきます。
→ http://www.at-douga.com/?p=4738
ただし、調印されたからと言って実際に実験はまだされていません。
…………………………………
「 トリチウム 」
トリチウムとトリウムとリチウム、なんだか名前が似てるよなぁ。
しかも「重水素、三重水素」のどっちも重水素と呼んでるし。
というわけでちょっとだけ説明します。
水素の陽子はひとつだけ、化学記号の最初に来るヤツだ。普通の水素は電子も一つ回っているだけ。でも一番内側の電子の軌道は二つあるからそのままでは安定せず、普通は水素が二つ集まって軌道に二つの電子を共有して安定している。
これと酸素が反応したものが私たちが飲んでいる水だ。
この水素がたまたま中性子をもう一つ持ったものが「重水素」、中性子を二つ持ったものがトリチウム(三重水素)だ。「トリ」ってのは三つのことだからね。
でもかつては両方とも重水素と呼んでいたから混乱する。今は三重水素がトリチウムで、中性子ひとつのものは重水素となっている。「重と三重じゃ数字が合わないじゃん」と思うかもしれないが、陽子の数も入れたんでそうなったんだろう。
このトリチウムは自然界にもある、「自然放射能」のひとつだ。宇宙線のおかげで常に生成している。「そっか、オレら慣れてるじゃん」と言いたいところだが、これを増やすと大変なのだ。体の外にあるときは何の問題もない。
これが電子を一つ発すると「中性子」の一つが「陽子」に変わる。すると周期表の水素の次、ヘリウムに物質が変わる。その「中性子」が「陽子」に変わるときに捨てるのが「電子」だ。この電子を捨てて安定することを「ベータ崩壊」といい、飛びだす電子線を「ベータ線」という。トリチウムのベータ線のエネルギーは弱く、皮膚も突き抜けない。だから安心なのだ。
問題なのは「体の中に入れてしまったとき」だ。
残念ながら水と完全に一体化してしまうので、水に含まれてしまう「スパイ」のようなヤツなのだ。
これを垂れ流すのが今回、岐阜県瑞浪市で実験されようとする施設で、これが水に混じってしまう。水は私たち人間が最も多く摂取する物質で、呼吸を除くとほぼ半分になる。そこにスパイが入り込むのだ。ところが体の中でこれがベータ崩壊すると、体の内側からだから防げない。
ピストルで撃たれたとき、突き抜けたときの方がエネルギーが出るので被害が少ないが、この場合はその逆になる。抜けて体外に出ることがないのでダメージが大きくなる。そしてわずかな量なのに被害が出るのだ。
ちなみにICRP(国際放射線防護委員会)などの被曝に関するダメージ量(シーベルト値)などは、特に内部被曝の場合は信じない方がいい。外部被曝も過小評価だが、さらに桁外れにデタラメだからだ。
このスパイをばんばん増やして撒こうというのが岐阜県の施設の計画だ。研究者は被曝の現実の専門家ではないので、純粋に研究したいのだろうが危険性を理解していない。人柄がいくら良くても健康面からは信頼できない。
このトリチウムを増やす危険性から、ノーベル賞受賞者の小柴氏も京大の小出さんも反対しているのだ。
http://tanakayu.blogspot.jp/2013/03/blog-post_31.html より
実験は将来の核融合炉設計につなげるため超伝導核融合プラズマ実験装置で実施する。安全評価委員会の委員は、実験で発生する放射性物質トリチウムの除去装置などを視察し、準備状況を説明した研究所側と質疑をした。・・・」
http://www.asahi.com/articles/ASJDP61Z2JDPOHGB01H.html
(添付写真は上記サイトより引用)[画像:自動代替テキストはありません。]
今からさかのぼること4年前の2013年3月28日の田中優無料メルマガにて、
この実験の調印式があったことと、『トリチウムの危険性について』配信しています。
再度転載します。
↓
□◆ 田中 優 より ◇■□■□
(2013年3月28日13時現在)
今日、岐阜県内の重水素実験が調印されます。
http://nonuke-tajimi.cocolog-nifty.com/blog/2013/03/post-059b.html
トリチウムの危険性がないかどうか、このNHK番組をご覧ください。
実際の影響が出てきます。
→ http://www.at-douga.com/?p=4738
ただし、調印されたからと言って実際に実験はまだされていません。
…………………………………
「 トリチウム 」
トリチウムとトリウムとリチウム、なんだか名前が似てるよなぁ。
しかも「重水素、三重水素」のどっちも重水素と呼んでるし。
というわけでちょっとだけ説明します。
水素の陽子はひとつだけ、化学記号の最初に来るヤツだ。普通の水素は電子も一つ回っているだけ。でも一番内側の電子の軌道は二つあるからそのままでは安定せず、普通は水素が二つ集まって軌道に二つの電子を共有して安定している。
これと酸素が反応したものが私たちが飲んでいる水だ。
この水素がたまたま中性子をもう一つ持ったものが「重水素」、中性子を二つ持ったものがトリチウム(三重水素)だ。「トリ」ってのは三つのことだからね。
でもかつては両方とも重水素と呼んでいたから混乱する。今は三重水素がトリチウムで、中性子ひとつのものは重水素となっている。「重と三重じゃ数字が合わないじゃん」と思うかもしれないが、陽子の数も入れたんでそうなったんだろう。
このトリチウムは自然界にもある、「自然放射能」のひとつだ。宇宙線のおかげで常に生成している。「そっか、オレら慣れてるじゃん」と言いたいところだが、これを増やすと大変なのだ。体の外にあるときは何の問題もない。
これが電子を一つ発すると「中性子」の一つが「陽子」に変わる。すると周期表の水素の次、ヘリウムに物質が変わる。その「中性子」が「陽子」に変わるときに捨てるのが「電子」だ。この電子を捨てて安定することを「ベータ崩壊」といい、飛びだす電子線を「ベータ線」という。トリチウムのベータ線のエネルギーは弱く、皮膚も突き抜けない。だから安心なのだ。
問題なのは「体の中に入れてしまったとき」だ。
残念ながら水と完全に一体化してしまうので、水に含まれてしまう「スパイ」のようなヤツなのだ。
これを垂れ流すのが今回、岐阜県瑞浪市で実験されようとする施設で、これが水に混じってしまう。水は私たち人間が最も多く摂取する物質で、呼吸を除くとほぼ半分になる。そこにスパイが入り込むのだ。ところが体の中でこれがベータ崩壊すると、体の内側からだから防げない。
ピストルで撃たれたとき、突き抜けたときの方がエネルギーが出るので被害が少ないが、この場合はその逆になる。抜けて体外に出ることがないのでダメージが大きくなる。そしてわずかな量なのに被害が出るのだ。
ちなみにICRP(国際放射線防護委員会)などの被曝に関するダメージ量(シーベルト値)などは、特に内部被曝の場合は信じない方がいい。外部被曝も過小評価だが、さらに桁外れにデタラメだからだ。
このスパイをばんばん増やして撒こうというのが岐阜県の施設の計画だ。研究者は被曝の現実の専門家ではないので、純粋に研究したいのだろうが危険性を理解していない。人柄がいくら良くても健康面からは信頼できない。
このトリチウムを増やす危険性から、ノーベル賞受賞者の小柴氏も京大の小出さんも反対しているのだ。
http://tanakayu.blogspot.jp/2013/03/blog-post_31.html より
2017年2月1日
『 本物「小林建工」さんとの出会い 』
□◆ 田中 優 より ◇■□■□◆◇◆◇■
天然住宅コラム第7回
『 本物「小林建工」さんとの出会い 』
■ カンナ掛け体験
先日、『ライブアース松山』に出かけ、そこの出店ブースで「小林建工」さんに出会った。手刻みのすばらしい家づくりをしているようだったので、思わず寄らせてもらった。
ヒノキの「カンナ掛け体験」が無料で、ぜひやってみたいと思っていたせいもある。ヒノキにカンナを掛けると、軽く手を乗せているだけなのにスルスルと薄皮が剥ける。その剥いだ木目はまるで綿アメのようにふわふわとしていて、経木をイメージしていたぼくの予想とは違っていた。カンナ掛けした後のヒノキは輝き、反射して周囲の風景が映るほど光っている。…美しい。こんなに木を大事にするのだから良い家になるのは当然だ。
カンナがけ体験 田中優
ライブアース松山 カンナがけ
ぼくはそのイベントでトークをしていたのだが、名乗るのが気恥ずかしいのでそのまま参加者のふりをしていた。でもばれてしまった。そのときに小林建工さんから逆に言われた。「さっき話していた田中さんですか。以前にわが社のホームページをフェイスブックでシェアしていただいてありがとうございました」と。
■本物は防カビ剤など使わない
そう言われてみて気づいた。確かに以前にすばらしい「仕口・継ぎ手」の紹介ビデオがあって、これはすごいと思って紹介したことがある。あれが小林建工だったのだ。ぼくが話しかけたもうひとつの理由は、天然住宅の建築に手伝ってもらえないかということだった。小林さんは「申し訳ないですが、予約が三年先まで入っていて、対応できないと思います」という返事だった。
もちろん残念ではあるのだが、それ以上にこんな真面目に建てている会社が、三年先まで予約で一杯になっていること自体がうれしかった。本気で真面目にやっている会社が、多くの人に信頼されている。それ自体が感動的だ。話は木材処理の話に及んだ。
「このヒノキはどうやって乾かしているんですか」
「天然乾燥です。人工乾燥してしまうとせっかくの木の成分が抜けてしまうし、中がぼろぼろになって使いにくいんですよ」
「じゃ木材自体も防カビ槽に漬けたりはしていないんですね」
「もちろん。原木を市場で買ってきて、そこからはすべて自社処理ですから」
ちょっと説明が必要だろう。普通に使われている『無垢材』と呼ばれるものは、そもそも原木の時点で防カビ剤のプールに漬けられている。そうしないとカビが発生してクレームになるからだ。特にカビが出やすいマツやゴムの木は間違いなく防カビ処理される。小林さんが言う。
「無垢という言葉がいい加減なんですね。防カビ剤で処理したものが、どうして無垢と呼ばれるのか考えられないですよ」
乾燥方法の問題も大きい。人工乾燥では通常、木材を乾燥させるのに120℃の温度まで上げる。すると木材の「リグニン」の一部が分解して木材の細胞が崩れる。そして木材の持つ豊かな香り成分(これが防虫成分でもある)もまた溶け落ち、乾燥機の床にヘドロ状に流れ落ちるのだ。だから人工乾燥した木材は、内側の強度が落ちて仕口・継ぎ手を刻むと折れてしまうほど粘りがない。シロアリが寄り付かないヒノキの性質も失われてしまう。
■小林建工さん
天然住宅は非営利の団体で、こうした本物の家づくりを応援するための組織だ。我々が建てなくてもいい。天然住宅はこうした本物の住宅を安く届けられることをめざし、誰もがどこでも住めるようにするための組織だ。だから我々の手法は、各地域に移転されることをめざしている。
小林さんからフェイスブックに連絡があった。『田中さんに友人申請したかったんですが、やっぱり上限5000人に達してしまっているんですね』と。でもすぐに定員に空きができたので、小林さんを登録させてもらった。本物の技術と本物の家が、人々から信頼されて支持される。こんな素晴らしいことはない。「小林建工」のホームページはここにあるのでぜひ見てほしい。
http://www.kobayashikenkou.jp/
フェイスブックページ
https://www.facebook.com/kobayashikenkou
YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/user/kobayashikenkou
小林建工さんと田中優
--------------
田中優が共同代表を務めます非営利の住宅会社「天然住宅」では、田中優のコラム「住まいと森のコラム」を始めています。
「森を守って健康で長持ちする」住宅や森の再生へのヒントなどがたくさん入っています。
☆--★ 2017年2月1日現在、コラムは第63回まで更新中!☆---★
田中優の「住まいと森のコラム」
月に3回記事を更新しています!
■目次一覧 http://tennen.org/yu_column
第1回 住むんだったら健康な家がいい
第2回 そのどこがエコなの?
第3回 天然住宅は高い?
第4回 蚊を殺すのにバツーカ砲
第5回 いい湯だな、バハン
第6回 次の世代に引き継げる林業に
第7回 本物「小林建工」さんとの出会い
第8回 日本ミツバチ
第9回 カビを寄せつけない技術
第10回 温泉三昧、雨ときどき間伐
第11回 小屋礼賛
第12回 皮むき間伐の弱点
第13回 低周波騒音問題
第14回 上下階騒音問題
第15回 住宅リテラシーを
第16回 湿気で溶けていく家
第17回 住宅貧乏
第18回 家を担保にした超・長期ローンを
第19回 「私、研究所の者です」
第20回 鉄筋にアースを
第21回 太陽パネルの電気自給は「冬場」が大事
第22回 男なら天然住宅!
第23回 男なら天然住宅!~男ならスペックにこだわれ~
第24回 男なら天然住宅~男なら「マイホーム主義」~
≪番外編≫寺田本家さんに共感する
第25回 暮らしに家を合わせる
第26回 次の世代の住まいとは
第27回 「未完」の家
第28回 カナダからの見学者
第29回 気候の事情、個人の事情
第30回 健康を害さない防音ルーム
第31回 電力自由化でどこを選べばいいの?
第32回 エアコンは「熱を電気でつくる」もの?
第33回 電力自由化を契機に節電を
第34回 24時間換気の不要な家
第35回 「カネを出せば買える家」じゃない
第36回 「普通の」家
第37回 自宅の完成見学会
第38回 森を守って、健康長持ち
第39回 ネオニコ住宅の恐怖
第40回 ベランダって必要なの?
第41回 年収300万円台からのマイホーム
第42回 抵当権を登記しない融資を
第43回 木造の「継ぎ手」が同じという不思議
第44回 伝統大工は頑固なままで
第45回 木材に要注意
第46回 楽しいハイブリッド林業
第47回 自立的なウマ、琴姫
第48回 この世にムダなものはない
第49回 天然住宅にすむのに必要なもの
第50回 ホタル族、ホタルに会う
第51回 ホームバイオガス
第52回 いびきが消えた
第53回 高知県興津海岸は、こうして残された
第54回 太陽温水器の裏ワザ
第55回 「Low-Eガラス」の功罪
第56回 不都合を楽しむ
第57回 音と暮らす生活
第58回 においの環境問題
第59回 空気が吸えない恐怖
第60回 秋雨前線と電気不足
第61回 家が変わると暮らしが変わる
天然住宅バンク出資のお願い
第62回 湘南発、未来へ
第63回 おカネに頼らず暮らす
★☆★ 天然住宅 ホームページはこちら★☆★
http://tennen.org/
・施工例 http://tennen.org/gallery
・お客様の声 http://tennen.org/voice
・こだわり ~高断熱適気密・お家で森林浴・工法~ http://tennen.org/kodawari
・プラン集 http://tennen.org/plan
・見学会のお知らせ http://tennen.org/event
・住宅コーディネートって何? http://tennen.org/coordinate
・資料請求 http://tennen.org/request
他にもたくさんのこだわりがあります。
ぜひHPでチェックしてみて下さい。
天然住宅コラム第7回
『 本物「小林建工」さんとの出会い 』
■ カンナ掛け体験
先日、『ライブアース松山』に出かけ、そこの出店ブースで「小林建工」さんに出会った。手刻みのすばらしい家づくりをしているようだったので、思わず寄らせてもらった。
ヒノキの「カンナ掛け体験」が無料で、ぜひやってみたいと思っていたせいもある。ヒノキにカンナを掛けると、軽く手を乗せているだけなのにスルスルと薄皮が剥ける。その剥いだ木目はまるで綿アメのようにふわふわとしていて、経木をイメージしていたぼくの予想とは違っていた。カンナ掛けした後のヒノキは輝き、反射して周囲の風景が映るほど光っている。…美しい。こんなに木を大事にするのだから良い家になるのは当然だ。
カンナがけ体験 田中優
ライブアース松山 カンナがけ
ぼくはそのイベントでトークをしていたのだが、名乗るのが気恥ずかしいのでそのまま参加者のふりをしていた。でもばれてしまった。そのときに小林建工さんから逆に言われた。「さっき話していた田中さんですか。以前にわが社のホームページをフェイスブックでシェアしていただいてありがとうございました」と。
■本物は防カビ剤など使わない
そう言われてみて気づいた。確かに以前にすばらしい「仕口・継ぎ手」の紹介ビデオがあって、これはすごいと思って紹介したことがある。あれが小林建工だったのだ。ぼくが話しかけたもうひとつの理由は、天然住宅の建築に手伝ってもらえないかということだった。小林さんは「申し訳ないですが、予約が三年先まで入っていて、対応できないと思います」という返事だった。
もちろん残念ではあるのだが、それ以上にこんな真面目に建てている会社が、三年先まで予約で一杯になっていること自体がうれしかった。本気で真面目にやっている会社が、多くの人に信頼されている。それ自体が感動的だ。話は木材処理の話に及んだ。
「このヒノキはどうやって乾かしているんですか」
「天然乾燥です。人工乾燥してしまうとせっかくの木の成分が抜けてしまうし、中がぼろぼろになって使いにくいんですよ」
「じゃ木材自体も防カビ槽に漬けたりはしていないんですね」
「もちろん。原木を市場で買ってきて、そこからはすべて自社処理ですから」
ちょっと説明が必要だろう。普通に使われている『無垢材』と呼ばれるものは、そもそも原木の時点で防カビ剤のプールに漬けられている。そうしないとカビが発生してクレームになるからだ。特にカビが出やすいマツやゴムの木は間違いなく防カビ処理される。小林さんが言う。
「無垢という言葉がいい加減なんですね。防カビ剤で処理したものが、どうして無垢と呼ばれるのか考えられないですよ」
乾燥方法の問題も大きい。人工乾燥では通常、木材を乾燥させるのに120℃の温度まで上げる。すると木材の「リグニン」の一部が分解して木材の細胞が崩れる。そして木材の持つ豊かな香り成分(これが防虫成分でもある)もまた溶け落ち、乾燥機の床にヘドロ状に流れ落ちるのだ。だから人工乾燥した木材は、内側の強度が落ちて仕口・継ぎ手を刻むと折れてしまうほど粘りがない。シロアリが寄り付かないヒノキの性質も失われてしまう。
■小林建工さん
天然住宅は非営利の団体で、こうした本物の家づくりを応援するための組織だ。我々が建てなくてもいい。天然住宅はこうした本物の住宅を安く届けられることをめざし、誰もがどこでも住めるようにするための組織だ。だから我々の手法は、各地域に移転されることをめざしている。
小林さんからフェイスブックに連絡があった。『田中さんに友人申請したかったんですが、やっぱり上限5000人に達してしまっているんですね』と。でもすぐに定員に空きができたので、小林さんを登録させてもらった。本物の技術と本物の家が、人々から信頼されて支持される。こんな素晴らしいことはない。「小林建工」のホームページはここにあるのでぜひ見てほしい。
http://www.kobayashikenkou.jp/
フェイスブックページ
https://www.facebook.com/kobayashikenkou
YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/user/kobayashikenkou
小林建工さんと田中優
--------------
田中優が共同代表を務めます非営利の住宅会社「天然住宅」では、田中優のコラム「住まいと森のコラム」を始めています。
「森を守って健康で長持ちする」住宅や森の再生へのヒントなどがたくさん入っています。
☆--★ 2017年2月1日現在、コラムは第63回まで更新中!☆---★
田中優の「住まいと森のコラム」
月に3回記事を更新しています!
■目次一覧 http://tennen.org/yu_column
第1回 住むんだったら健康な家がいい
第2回 そのどこがエコなの?
第3回 天然住宅は高い?
第4回 蚊を殺すのにバツーカ砲
第5回 いい湯だな、バハン
第6回 次の世代に引き継げる林業に
第7回 本物「小林建工」さんとの出会い
第8回 日本ミツバチ
第9回 カビを寄せつけない技術
第10回 温泉三昧、雨ときどき間伐
第11回 小屋礼賛
第12回 皮むき間伐の弱点
第13回 低周波騒音問題
第14回 上下階騒音問題
第15回 住宅リテラシーを
第16回 湿気で溶けていく家
第17回 住宅貧乏
第18回 家を担保にした超・長期ローンを
第19回 「私、研究所の者です」
第20回 鉄筋にアースを
第21回 太陽パネルの電気自給は「冬場」が大事
第22回 男なら天然住宅!
第23回 男なら天然住宅!~男ならスペックにこだわれ~
第24回 男なら天然住宅~男なら「マイホーム主義」~
≪番外編≫寺田本家さんに共感する
第25回 暮らしに家を合わせる
第26回 次の世代の住まいとは
第27回 「未完」の家
第28回 カナダからの見学者
第29回 気候の事情、個人の事情
第30回 健康を害さない防音ルーム
第31回 電力自由化でどこを選べばいいの?
第32回 エアコンは「熱を電気でつくる」もの?
第33回 電力自由化を契機に節電を
第34回 24時間換気の不要な家
第35回 「カネを出せば買える家」じゃない
第36回 「普通の」家
第37回 自宅の完成見学会
第38回 森を守って、健康長持ち
第39回 ネオニコ住宅の恐怖
第40回 ベランダって必要なの?
第41回 年収300万円台からのマイホーム
第42回 抵当権を登記しない融資を
第43回 木造の「継ぎ手」が同じという不思議
第44回 伝統大工は頑固なままで
第45回 木材に要注意
第46回 楽しいハイブリッド林業
第47回 自立的なウマ、琴姫
第48回 この世にムダなものはない
第49回 天然住宅にすむのに必要なもの
第50回 ホタル族、ホタルに会う
第51回 ホームバイオガス
第52回 いびきが消えた
第53回 高知県興津海岸は、こうして残された
第54回 太陽温水器の裏ワザ
第55回 「Low-Eガラス」の功罪
第56回 不都合を楽しむ
第57回 音と暮らす生活
第58回 においの環境問題
第59回 空気が吸えない恐怖
第60回 秋雨前線と電気不足
第61回 家が変わると暮らしが変わる
天然住宅バンク出資のお願い
第62回 湘南発、未来へ
第63回 おカネに頼らず暮らす
★☆★ 天然住宅 ホームページはこちら★☆★
http://tennen.org/
・施工例 http://tennen.org/gallery
・お客様の声 http://tennen.org/voice
・こだわり ~高断熱適気密・お家で森林浴・工法~ http://tennen.org/kodawari
・プラン集 http://tennen.org/plan
・見学会のお知らせ http://tennen.org/event
・住宅コーディネートって何? http://tennen.org/coordinate
・資料請求 http://tennen.org/request
他にもたくさんのこだわりがあります。
ぜひHPでチェックしてみて下さい。
安倍首相、「訂正でんでん」と誤読? 参院代表質問答弁
田中優より
「この話はシェアしないつもりだったんだけど、
報道されていない(報道自主規制?)そうなのでシェアします。
学力でおちょくることはしたくないのですが、大学で学んだの、本当に?と言いたくなります。
努力を自分の功名心や利益のためにだけ使う人はダメだと思います。」
◇ ◇ ◇ ◇
▼「安倍首相、「訂正でんでん」と誤読? 参院代表質問答弁」
http://www.asahi.com/articles/ASK1T62CZK1TUTFK00S.html より
「訂正云々(うんぬん)」を「訂正でんでん」と誤読?――。
安倍晋三首相が24日の参院代表質問で、民進党の蓮舫代表の質問に対し、「訂正でんでんというご指摘はまったく当たりません」と答えたことが、インターネット上で話題となっている。
▼動画 『総統閣下は「訂正でんでん」を正当化するつもりです』
https://youtu.be/96MoiTSKmAo
[フレーム]
(再生回数が4万8千回以上!)
「この話はシェアしないつもりだったんだけど、
報道されていない(報道自主規制?)そうなのでシェアします。
学力でおちょくることはしたくないのですが、大学で学んだの、本当に?と言いたくなります。
努力を自分の功名心や利益のためにだけ使う人はダメだと思います。」
◇ ◇ ◇ ◇
▼「安倍首相、「訂正でんでん」と誤読? 参院代表質問答弁」
http://www.asahi.com/articles/ASK1T62CZK1TUTFK00S.html より
「訂正云々(うんぬん)」を「訂正でんでん」と誤読?――。
安倍晋三首相が24日の参院代表質問で、民進党の蓮舫代表の質問に対し、「訂正でんでんというご指摘はまったく当たりません」と答えたことが、インターネット上で話題となっている。
▼動画 『総統閣下は「訂正でんでん」を正当化するつもりです』
https://youtu.be/96MoiTSKmAo
[フレーム]
(再生回数が4万8千回以上!)
2017年1月30日
東芝「倒産」はついに秒読み段階か ~取締役会議長が明かした内情
田中優より
「東電を実質破綻の状況から政府が救ったために、税金ばかりか電気料金も高くなったし今後も高くなる。東芝もWH(ウエスチングハウス)社に泥沼に引きづり込まれて実質破綻の状況になった。
それでも政策投資銀行の資金で救済するのだろうか。みなさんの郵便貯金などから作られた銀行ですが。」
◇ ◇ ◇ ◇
▼「東芝「倒産」はついに秒読み段階か
~取締役会議長が明かした内情 」
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/50757?page=4 より
「現時点で、東芝は金融機関からの融資条件となっている『財務制限条項』というものに抵触したと見られ、新規融資どころか、いつ融資の引き上げにあってもおかしくない。
そこで、1月10日に主力銀行であるみずほ銀行、三井住友銀行など関係金融機関を集めたバンクミーティングを開催して、当面の融資継続をお願いしていた。
今後は、銀行主導下で過激なリストラ策を強いられていくことになるでしょう。
事業部門は売れるものは他社に売られ、買い手がない部門は破綻処理される。
原発部門にしても三菱重工、日立の原発部門と統合されて、『日の丸原発連合体』に吸収されていくことも考えられる。
そうして部門も人も次々にリストラされ、東芝はバラバラに解体されていき、どんどん縮んでいくことになりかねない。
虎の子の半導体事業は残すでしょうが、これだって為替の影響を受けやすいビジネス。
東芝は今後も急な円高などに直撃されれば、一気に危機に陥りかねない危うい経営体制にならざるを得ない」
「東電を実質破綻の状況から政府が救ったために、税金ばかりか電気料金も高くなったし今後も高くなる。東芝もWH(ウエスチングハウス)社に泥沼に引きづり込まれて実質破綻の状況になった。
それでも政策投資銀行の資金で救済するのだろうか。みなさんの郵便貯金などから作られた銀行ですが。」
◇ ◇ ◇ ◇
▼「東芝「倒産」はついに秒読み段階か
~取締役会議長が明かした内情 」
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/50757?page=4 より
「現時点で、東芝は金融機関からの融資条件となっている『財務制限条項』というものに抵触したと見られ、新規融資どころか、いつ融資の引き上げにあってもおかしくない。
そこで、1月10日に主力銀行であるみずほ銀行、三井住友銀行など関係金融機関を集めたバンクミーティングを開催して、当面の融資継続をお願いしていた。
今後は、銀行主導下で過激なリストラ策を強いられていくことになるでしょう。
事業部門は売れるものは他社に売られ、買い手がない部門は破綻処理される。
原発部門にしても三菱重工、日立の原発部門と統合されて、『日の丸原発連合体』に吸収されていくことも考えられる。
そうして部門も人も次々にリストラされ、東芝はバラバラに解体されていき、どんどん縮んでいくことになりかねない。
虎の子の半導体事業は残すでしょうが、これだって為替の影響を受けやすいビジネス。
東芝は今後も急な円高などに直撃されれば、一気に危機に陥りかねない危うい経営体制にならざるを得ない」
2017年1月26日
2月5日(日)新潟・燕三条にて講演会
一昨年、昨年と続き、またまた今年も主催頂きました!
また新しいお話が満載の予定です。
皆様お待ちしております!
今の豊かな暮らしは、エネルギーの大量消費の上に成り立っています。
このことが地球環境、特に地球温暖化に深刻な影響を及ぼしています。
日本はCOP22パリ協定の下、2030年までに温室効果ガスを2013年比26%削減することを目標にあげました。
これらの問題点や課題も含めお話いただきます。(ちらしより)
「温暖化防止COP22とエネルギー問題」
日時 2017年2月5日(日) 14:00~16:30 開場13:45
会場 燕三条地場産センター メッセピア5F 総合研修室1
(新潟県三条市須頃1丁目17番地 TEL0256-32-2311)
参加費 事前予約前売り 500円 / 当日700円
申込 事前に前売りチケットをお買い求めください
チケット取扱所→環境NPO良環(三条市元町)TEL0256-32-3771
ワタナベ酒店(三条市帯織) TEL0256-45-2024
みずすまし(三条市桜木町) TEL0256-33-7793
マルダイ楽器(燕市燕) TEL0256-62-4331
*前売りチケットの購入が難しい方は、環境NPO良環までお電話でお申し込みください
環境NPO良環 TEL/FAX 0256-32-3771
主催 特定非営利活動法人 環境NPO良環
後援 三条市/燕市
また新しいお話が満載の予定です。
皆様お待ちしております!
今の豊かな暮らしは、エネルギーの大量消費の上に成り立っています。
このことが地球環境、特に地球温暖化に深刻な影響を及ぼしています。
日本はCOP22パリ協定の下、2030年までに温室効果ガスを2013年比26%削減することを目標にあげました。
これらの問題点や課題も含めお話いただきます。(ちらしより)
「温暖化防止COP22とエネルギー問題」
日時 2017年2月5日(日) 14:00~16:30 開場13:45
会場 燕三条地場産センター メッセピア5F 総合研修室1
(新潟県三条市須頃1丁目17番地 TEL0256-32-2311)
参加費 事前予約前売り 500円 / 当日700円
申込 事前に前売りチケットをお買い求めください
チケット取扱所→環境NPO良環(三条市元町)TEL0256-32-3771
ワタナベ酒店(三条市帯織) TEL0256-45-2024
みずすまし(三条市桜木町) TEL0256-33-7793
マルダイ楽器(燕市燕) TEL0256-62-4331
*前売りチケットの購入が難しい方は、環境NPO良環までお電話でお申し込みください
環境NPO良環 TEL/FAX 0256-32-3771
主催 特定非営利活動法人 環境NPO良環
後援 三条市/燕市
ついに政府が「農薬の使用規制」の方針を表明!
田中優より「やっと日本でも。
このニュースを見たとき、日本の話だと思わなかった。」
◇ ◇ ◇ ◇
▼「みんなの声が力に!ついに政府が「農薬の使用規制」の方針を表明しました!」
(greenpeace 2017年1月18日)
http://bit.ly/2iC2RMV より
「ビッグニュースです。
政府がついに昨年末、『ミツバチをまもるために農薬の使用規制も検討する』という方針を明らかにしたのです。
「農林水産省においては、都道府県や農薬製造者等と連携して、我が国における農薬による蜜蜂の被害の実態を把握するとともに、国内外の最新の知見の収集等を行っており、これらに基づき、農薬の使用規制を含めた必要な措置を検討していく方針である。」
-----2016年12月22日小川勝也参議院議員の質問(*1)への答弁書(*2)より。
今回、この質問をした小川議員(農林水産委員会筆頭理事[当時])へは、2016年4月に「子ども・ミツバチ保護法を求める署名」を提出していました(*3)。
ミツバチや食やこどもの健康を守ってほしい、というみなさんの声が、この政府答弁を引き出す質問につながりました!」
このニュースを見たとき、日本の話だと思わなかった。」
◇ ◇ ◇ ◇
▼「みんなの声が力に!ついに政府が「農薬の使用規制」の方針を表明しました!」
(greenpeace 2017年1月18日)
http://bit.ly/2iC2RMV より
「ビッグニュースです。
政府がついに昨年末、『ミツバチをまもるために農薬の使用規制も検討する』という方針を明らかにしたのです。
「農林水産省においては、都道府県や農薬製造者等と連携して、我が国における農薬による蜜蜂の被害の実態を把握するとともに、国内外の最新の知見の収集等を行っており、これらに基づき、農薬の使用規制を含めた必要な措置を検討していく方針である。」
-----2016年12月22日小川勝也参議院議員の質問(*1)への答弁書(*2)より。
今回、この質問をした小川議員(農林水産委員会筆頭理事[当時])へは、2016年4月に「子ども・ミツバチ保護法を求める署名」を提出していました(*3)。
ミツバチや食やこどもの健康を守ってほしい、というみなさんの声が、この政府答弁を引き出す質問につながりました!」
2017年1月24日
2016年に配信した田中優 有料・活動支援版メルマガ一覧
2016年も原発・電力問題、オフグリッド、戦争、地球温暖化、お金、農薬・農法などなど、様々なテーマを対象に丹念に調べ上げて田中優なりの考え・解決策を提示してきました。
ご購読いただいている皆様、誠にありがとうございます。
========= 2016年ラインナップ ==========
【2016.12月】
ご購読いただいている皆様、誠にありがとうございます。
バックナンバーのみのご購読も可能です。
ご購読で田中優の活動のご支援を頂ければありがたいです。
2016年中に配信しました記事はこちらです。
ご興味のあるものがありましたらぜひご一読ください。
☆登録・バックナンバー購入はこちらより
「田中優の未来レポート」 http://www.mag2.com/m/0001363131.html ご購読で田中優の活動のご支援を頂ければありがたいです。
2016年中に配信しました記事はこちらです。
ご興味のあるものがありましたらぜひご一読ください。
☆登録・バックナンバー購入はこちらより
========= 2016年ラインナップ ==========
【2016.12月】
第129号「「南スーダンへのPKO派遣(上) ~いったい何のために何をするのか~」(2016年12月30日)
第128号「謎から読み解く地球温暖化問題(下)「幻の黄金都市、エルドラド」」(2016年12月15日)
第128号「謎から読み解く地球温暖化問題(下)「幻の黄金都市、エルドラド」」(2016年12月15日)
【2016.11月】
第127号「謎から読み解く地球温暖化問題(上)「ミッシングシンク」」(2016年11月30日)
第126号「GMO(遺伝子組み換え作物)の問題」(2016年11月15日)
【2016.10月】
第125号「おカネに依存しない暮らしの第一歩(下)」(2016年10月30日)
第124号「おカネに依存しない暮らしの第一歩(中)」(2016年10月15日)
【2016.9月】
第123号「おカネに依存しない暮らしの第一歩(上)」(2016年9月30日)
第122号「「もんじゅ」廃炉でどうなるか」(2016年9月15日)
第122号「「もんじゅ」廃炉でどうなるか」(2016年9月15日)
【2016.8月】
第121号「手つかずの自然は、誰かが残してくれたもの」(2016年8月30日)
第120号「地球の未来~戦争のリアル~ 」(2016年8月15日)
第120号「地球の未来~戦争のリアル~ 」(2016年8月15日)
【2016.7月】
第119号「本当に自然の恵みを電気として役立てる(下)」(2016年7月30日)
第118号「本当に自然の恵みを電気として役立てる(上)」(2016年7月15日)
第118号「本当に自然の恵みを電気として役立てる(上)」(2016年7月15日)
【2016.6月】
第117号 「新たな可能性「休眠預金の活用」」(2016年6月30日)
第116号 「「業務上重過失致死傷」を加害者が調べる愚」(2016年6月15日)
【2016.5月】
第115号 「地震活動と原発」 (2016年5月30日)
第114号 「「パナマ文書」を貧富の格差是正の一歩に」 (2016年5月15日)
【2016.4月】
第113号 「「オレのカネだ!」 ~私たちに必要なのはカネのオーナーシップ~」 (2016年4月30日)
第112号 「「電通」をつぶせる時代の到来」 (2016年4月15日)
第112号 「「電通」をつぶせる時代の到来」 (2016年4月15日)
【2016.3月】
第111号 「地球の未来~戦争のリアル~」 (2016年3月30日)
第110号 「電力自由化で何が起こるか、どう対処するか」 (2016年3月15日)
第110号 「電力自由化で何が起こるか、どう対処するか」 (2016年3月15日)
【2016.2月】
第109号 「地球の未来~戦争のリアル~」 (2016年2月29日)
第108号 「「電力の小口自由化」でどうなるか ~近未来を考えるとオフグリッドがいいのかもしれない~」 (2016年2月15日)
第108号 「「電力の小口自由化」でどうなるか ~近未来を考えるとオフグリッドがいいのかもしれない~」 (2016年2月15日)
【2016.1月】
第107号 「地球温暖化問題を考える~COP21の忘れ物~(下)」 (2016年1月30日)
第106号 「地球温暖化問題を考える~COP21の忘れ物~(中)」 (2016年1月15日)
2017年1月23日
この8人の大金持ちは、世界人口の半分と同等の資産を持っている
田中優より
「去年は確か62人、全体の流れとしては巨額の資産家がさらに資産を増やしている。
ではその他の資産家は?
おそらくさほど資産を減らしてはいないだろう。
つまり下にいる人たちがさらに貧しくなっているおかげだろう。
中流と呼ばれる階層が貧困へと落ちているおかげだろう。」
◇ ◇ ◇ ◇
▼「この8人の大金持ちは、世界人口の半分と同等の資産を持っている」
(huffingtonpost. 2017年1月16日)
http://www.huffingtonpost.jp/2017/01/15/eight-men-own-half-the-worlds-wealth_n_14194250.html より
貧困撲滅に取り組む国際NGO「オックスファム」は1月15日、世界で最も裕福な8人が保有する資産は、世界の人口のうち経済的に恵まれない下から半分にあたる約36億人が保有する資産とほぼ同じだったとする報告書を発表した。
1位:ビル・ゲイツ(マイクロソフト社創業者)
2位:アマンシオ・オルテガ(スペインの実業家。ZARA創業者)
3位:ウォーレン・バフェット(投資家)
4位: カルロス・スリム・ヘル(メキシコの実業家。中南米最大の携帯電話会社アメリカ・モビルを所有)
5位:ジェフ・ベゾス(Amazon.com創業者)
6位:マーク・ザッカーバーグ(Facebook創業者)
7位:ラリー・エリソン(オラクル創業者)
8位:マイケル・ブルームバーグ(前ニューヨーク市長)
報告書によると、上位8人の資産は合計で4.26兆ドルで、全人類の下位半分の資産に匹敵する。プレスリリースは、報告書について「大企業と超富裕層が税金を逃れ、賃金を下げ、政権に影響を与えることによって、いかに格差の広がりに拍車をかけているかを詳述している」と解説した。
報告書は、富裕層トップの多くが自らの富を維持・拡大するために、多額のお金を積んでロビイストを雇っているなどと指摘。さらに、タックスヘイブンなどの税金逃れも所得格差の拡大の原因のひとつだとして、裕福な個人と企業の税率の引き上げや、法人税を引き下げるような国家間の競争の取りやめを求めている。
1年前に発表された2016年の報告書では、下位50%の資産と同じとされていたのは富裕層トップ62人だった。
「去年は確か62人、全体の流れとしては巨額の資産家がさらに資産を増やしている。
ではその他の資産家は?
おそらくさほど資産を減らしてはいないだろう。
つまり下にいる人たちがさらに貧しくなっているおかげだろう。
中流と呼ばれる階層が貧困へと落ちているおかげだろう。」
◇ ◇ ◇ ◇
▼「この8人の大金持ちは、世界人口の半分と同等の資産を持っている」
(huffingtonpost. 2017年1月16日)
http://www.huffingtonpost.jp/2017/01/15/eight-men-own-half-the-worlds-wealth_n_14194250.html より
貧困撲滅に取り組む国際NGO「オックスファム」は1月15日、世界で最も裕福な8人が保有する資産は、世界の人口のうち経済的に恵まれない下から半分にあたる約36億人が保有する資産とほぼ同じだったとする報告書を発表した。
1位:ビル・ゲイツ(マイクロソフト社創業者)
2位:アマンシオ・オルテガ(スペインの実業家。ZARA創業者)
3位:ウォーレン・バフェット(投資家)
4位: カルロス・スリム・ヘル(メキシコの実業家。中南米最大の携帯電話会社アメリカ・モビルを所有)
5位:ジェフ・ベゾス(Amazon.com創業者)
6位:マーク・ザッカーバーグ(Facebook創業者)
7位:ラリー・エリソン(オラクル創業者)
8位:マイケル・ブルームバーグ(前ニューヨーク市長)
報告書によると、上位8人の資産は合計で4.26兆ドルで、全人類の下位半分の資産に匹敵する。プレスリリースは、報告書について「大企業と超富裕層が税金を逃れ、賃金を下げ、政権に影響を与えることによって、いかに格差の広がりに拍車をかけているかを詳述している」と解説した。
報告書は、富裕層トップの多くが自らの富を維持・拡大するために、多額のお金を積んでロビイストを雇っているなどと指摘。さらに、タックスヘイブンなどの税金逃れも所得格差の拡大の原因のひとつだとして、裕福な個人と企業の税率の引き上げや、法人税を引き下げるような国家間の競争の取りやめを求めている。
1年前に発表された2016年の報告書では、下位50%の資産と同じとされていたのは富裕層トップ62人だった。
2017年1月19日
『 2017年、原発を止めていくための節目の年 』
□◆ 田中 優 より ◇■□■□◆
2016年、「ここで死んだら最低だな」と思うことが二回あった。
一つは一年間待ち続けた家の建築が終わり、入居するときだ。岡山に越して三年、やっとのことで念願の天然住宅仕様の家を建て、自分の理想とする住宅に入居した。待つ間、「ここで死んでしまったら意味ないよなぁ」と思っていた。
もう一回は念願の低公害ディーゼル車を手に入れ、その納車まで一か月ほど待っていたときだ。それまで車を選ぶのは、ある意味「そこそこ」だった。そこそこの値段でそこそこのデザイン、そこそこの燃費などの妥協で選んでいた。ところが今回だけは「この車が欲しい」と思った。それを待つ間、ここで死んだら間抜けだと思った。
どちらのときも死ななかった。特に死が間近に迫っているわけではない。だけどなぜかいつも死ぬことを考える。おやつを目の前にしながら、ご主人に「待て」と言われたままよだれを垂らしながら待つ犬のようだと思う。そこでご主人が突然死してしまったら、犬は待ち続けて餓死するのかな。なんだかそんな気持ちになるのだ。
でもそれは幸せな時間なんだろう。心臓発作で死ぬまでの時間にそんな余裕はないし、楽しみなことでなければ「心待ちにする」こともない。
そして今日、2017年の元旦を迎えた。2017年は2011年の原発事故から6年目だ。
チェルノブイリでは原発事故の6年後から多くの病気が発生した。特に心臓病などの循環器系の病が多発した。原発事故による放射能の晩発被害だ。「直ちに影響の出るレベルではない」という言葉は「後から影響の出るレベルだ」と言い換えられる。
では「いつ?」の答えがチェルノブイリでは6年後だったのだ。
危険なのはガンが多発することではなく、免疫などの機能が弱まり疾病が多発する被害だ。多くの人が「放射能なんて気にする必要もない」と言う中、チェルノブイリでは6年後に大きな健康被害が出た。そう発言するたび、原発推進派の人からの攻撃も受けた。そのたびに歯を食いしばって「6年後を見ていろ」と思っていた。
だけど実際に6年経ってみると、もうそんな気もしない。被害は雨のように等しく人々に降り注ぐ。攻撃をしてきた人にもそうでない人にも。最後の床に就いて悔いる人もいるだろうし、あくまで関係ないと言う人もいるだろう。どちらにしても被害は降り注ぐ。
新潟県の米山隆一知事が今年1月4日の記者会見で、県が独自に検証している「東京電力福島第1原発事故、技術委員会」とは別に、福島事故による「健康への影響と、県の柏崎刈羽原発の避難計画」を検証する委員会を設置して、年度内にも概要を示す方針を立てたそうだ。もし原発事故が健康に被害を及ぼさないなら、ぼくは原発反対を言わなくてもいい。
2014年までの「人口動態統計」を見る限り、事故後に大きな変化はない。しかしそれはチェルノブイリでも同様だった。変化が出始めるのが早ければ2016年の終わりから、おそらく2017年から数値に大きな変化が出るはずだ。できれば変化なく進んでほしい。ぼくが長年住んでいて、たくさんの友人がいるのが東京なのだ。自分の子どもたちも、小さな孫たちも住んでいる。予測は外れてほしい。
でも主観的希望と客観的事実は混同してはならない。違いもいろいろある。
日本の土壌が若いおかげで放射能の作物への移行が少なくてすんでいる、チェルノブイリと違って、日本人は海草を食べているおかげでヨウ素不足の人が少ない。でも福島での小児甲状腺がんの発生数を見ると、それすら些細な差に過ぎなかったように見える。
健康に大きく影響するのが内部被ばくだ。外側から放射線を浴びるよりも、体内に取り込んでしまった放射性物質の方が距離が近い分だけ大きく影響する。しかも体内で分散せず、特定臓器に貯まってそこから放射線を発する。たったひとつの臓器を失うだけで人間は生きていけなくなるのに。セシウムは筋肉に貯まり、新陳代謝の少ない筋肉の塊である心臓を攻撃する。血液に入り込めば白血球やリンパ球を攻撃する。だから食べ物や空気に気をつけた人と、そうでない人では大きな違いが出るのだ。
それが原発を止めていく力になるだろうか。かつて原発反対の運動をしていると、「日本にもチェルノブイリ級の事故が起きないと原発は止められない」という言葉をよく聞いた。しかし実際はそれでも止まらなかった。
要は人々が、自分自身と自分の大事な人を守ろうと行動するかどうかがカギなのだろう。2017年、大きな健康被害が出たら人々はそうするだろうか。そのタイミングが来るならともに動きたい。どんなに焦っても社会は一人では変えられないのだから。
これまでにない別な暮らし方なら、いろいろ実現してみた。電気を自給する暮らし、戦争の原因となる化石燃料に頼らない暮らし、そしておカネに頼らずに暮らす仕組みだ。
2011年の事故から6年経った。2017年は、そんな実験で実現したことを、役立てられるようになりたい。これまでしてきたことは、別な暮らしを実現するための実験だった。その実験が役立てられないと、「ここで死んだら最低だな」と思うだろう。
最低の「間抜け」になるのは、死ぬまでに原発をなくせないことだ。その先の暮らしが大変なものでないと知ってもらうなら、気づいた人は行動し始めるだろう。
「間抜け」にならない人生にしたい。2017年、そのための大きな節目の年を迎える。
2017年1月7日発行 田中優無料メルマガより
2016年、「ここで死んだら最低だな」と思うことが二回あった。
一つは一年間待ち続けた家の建築が終わり、入居するときだ。岡山に越して三年、やっとのことで念願の天然住宅仕様の家を建て、自分の理想とする住宅に入居した。待つ間、「ここで死んでしまったら意味ないよなぁ」と思っていた。
もう一回は念願の低公害ディーゼル車を手に入れ、その納車まで一か月ほど待っていたときだ。それまで車を選ぶのは、ある意味「そこそこ」だった。そこそこの値段でそこそこのデザイン、そこそこの燃費などの妥協で選んでいた。ところが今回だけは「この車が欲しい」と思った。それを待つ間、ここで死んだら間抜けだと思った。
どちらのときも死ななかった。特に死が間近に迫っているわけではない。だけどなぜかいつも死ぬことを考える。おやつを目の前にしながら、ご主人に「待て」と言われたままよだれを垂らしながら待つ犬のようだと思う。そこでご主人が突然死してしまったら、犬は待ち続けて餓死するのかな。なんだかそんな気持ちになるのだ。
でもそれは幸せな時間なんだろう。心臓発作で死ぬまでの時間にそんな余裕はないし、楽しみなことでなければ「心待ちにする」こともない。
そして今日、2017年の元旦を迎えた。2017年は2011年の原発事故から6年目だ。
チェルノブイリでは原発事故の6年後から多くの病気が発生した。特に心臓病などの循環器系の病が多発した。原発事故による放射能の晩発被害だ。「直ちに影響の出るレベルではない」という言葉は「後から影響の出るレベルだ」と言い換えられる。
では「いつ?」の答えがチェルノブイリでは6年後だったのだ。
危険なのはガンが多発することではなく、免疫などの機能が弱まり疾病が多発する被害だ。多くの人が「放射能なんて気にする必要もない」と言う中、チェルノブイリでは6年後に大きな健康被害が出た。そう発言するたび、原発推進派の人からの攻撃も受けた。そのたびに歯を食いしばって「6年後を見ていろ」と思っていた。
だけど実際に6年経ってみると、もうそんな気もしない。被害は雨のように等しく人々に降り注ぐ。攻撃をしてきた人にもそうでない人にも。最後の床に就いて悔いる人もいるだろうし、あくまで関係ないと言う人もいるだろう。どちらにしても被害は降り注ぐ。
新潟県の米山隆一知事が今年1月4日の記者会見で、県が独自に検証している「東京電力福島第1原発事故、技術委員会」とは別に、福島事故による「健康への影響と、県の柏崎刈羽原発の避難計画」を検証する委員会を設置して、年度内にも概要を示す方針を立てたそうだ。もし原発事故が健康に被害を及ぼさないなら、ぼくは原発反対を言わなくてもいい。
2014年までの「人口動態統計」を見る限り、事故後に大きな変化はない。しかしそれはチェルノブイリでも同様だった。変化が出始めるのが早ければ2016年の終わりから、おそらく2017年から数値に大きな変化が出るはずだ。できれば変化なく進んでほしい。ぼくが長年住んでいて、たくさんの友人がいるのが東京なのだ。自分の子どもたちも、小さな孫たちも住んでいる。予測は外れてほしい。
でも主観的希望と客観的事実は混同してはならない。違いもいろいろある。
日本の土壌が若いおかげで放射能の作物への移行が少なくてすんでいる、チェルノブイリと違って、日本人は海草を食べているおかげでヨウ素不足の人が少ない。でも福島での小児甲状腺がんの発生数を見ると、それすら些細な差に過ぎなかったように見える。
健康に大きく影響するのが内部被ばくだ。外側から放射線を浴びるよりも、体内に取り込んでしまった放射性物質の方が距離が近い分だけ大きく影響する。しかも体内で分散せず、特定臓器に貯まってそこから放射線を発する。たったひとつの臓器を失うだけで人間は生きていけなくなるのに。セシウムは筋肉に貯まり、新陳代謝の少ない筋肉の塊である心臓を攻撃する。血液に入り込めば白血球やリンパ球を攻撃する。だから食べ物や空気に気をつけた人と、そうでない人では大きな違いが出るのだ。
それが原発を止めていく力になるだろうか。かつて原発反対の運動をしていると、「日本にもチェルノブイリ級の事故が起きないと原発は止められない」という言葉をよく聞いた。しかし実際はそれでも止まらなかった。
要は人々が、自分自身と自分の大事な人を守ろうと行動するかどうかがカギなのだろう。2017年、大きな健康被害が出たら人々はそうするだろうか。そのタイミングが来るならともに動きたい。どんなに焦っても社会は一人では変えられないのだから。
これまでにない別な暮らし方なら、いろいろ実現してみた。電気を自給する暮らし、戦争の原因となる化石燃料に頼らない暮らし、そしておカネに頼らずに暮らす仕組みだ。
2011年の事故から6年経った。2017年は、そんな実験で実現したことを、役立てられるようになりたい。これまでしてきたことは、別な暮らしを実現するための実験だった。その実験が役立てられないと、「ここで死んだら最低だな」と思うだろう。
最低の「間抜け」になるのは、死ぬまでに原発をなくせないことだ。その先の暮らしが大変なものでないと知ってもらうなら、気づいた人は行動し始めるだろう。
「間抜け」にならない人生にしたい。2017年、そのための大きな節目の年を迎える。
2017年1月7日発行 田中優無料メルマガより
2017年1月17日
<無料>1月24日(火)横浜にて講演会 『問題だらけの原発から セルフインフラの時代へ』
ストッププルトニウム神奈川連絡会 2017年総会特別講演
田中優 『問題だらけの原発から セルフインフラの時代へ』
日時:1月24日(火)午後7時から8時15分(予定)
会場:神奈川県地域労働文化会館 2階会議室
横浜市南区高根町1-3 Tel.045-251-1888
横浜市営地下鉄 阪東橋駅 徒歩2分
京浜急行 黄金町駅徒歩8分
参加費:無料
「原発事故被害の実相」パネル展示予定
主催:ストッププルトニウム神奈川連絡会(2017年総会特別講演)
連絡先:Tel.070-1316-4575(水澤)pu.free.com.kana@gmail.com
2017年1月15日
1月30日(月)「未来バンクと未来をつくる作戦会議」~休眠預金をどう使う?~
○●○ 「未来バンクと未来をつくる作戦会議」のお知らせ ○●○
田中優より「若者の貧困、奨学金問題などに対策できる仕組みを、大人の側として模索しています。ご興味があればこの「未来バンク作戦会議」へ参加ください。」
休眠預金の活用方法に知恵を貸しください。
■日時:1月30(月)19時~
■会場:文京シビックセンター(東京都文京区春日1-16-21)4階会議室B
(東京都文京区春日1-16-21
東京メトロ後楽園駅・都営地下鉄春日駅 徒歩1分)
■お申込: mirai_bank@yahoo.co.jp へメールをお願いします。
■参加費:500円
■主催:未来バンク事業組合
↓ 2017年1月24日追記 ↓
作戦会議では、未来バンクなどのNPOバンクが休眠預金の資金分配団体となって、社会的に求められている融資を進めようとしています。
具体的には、奨学金の低利融資。そして、借換え融資など。
ところが…
内閣府のネットで公開している「指定活用団体の体制について」という表題のPDFに「事業開始当初の5年間は助成のみ」とされていることが分かりました。
http://www5.cao.go.jp/kyumin_yokin/qa/shiteikatuyou.pdf
これでは、融資の実行は8年後になってしまいます。
NPOバンク連絡会として、申し入れをする方向ですが、作戦会議でも、これを踏まえて議論していきたいと思います。
2017年、最初の作戦会議でもあります。
皆さん、ご参集を!
田中優より「若者の貧困、奨学金問題などに対策できる仕組みを、大人の側として模索しています。ご興味があればこの「未来バンク作戦会議」へ参加ください。」
休眠預金の活用方法に知恵を貸しください。
■日時:1月30(月)19時~
■会場:文京シビックセンター(東京都文京区春日1-16-21)4階会議室B
(東京都文京区春日1-16-21
東京メトロ後楽園駅・都営地下鉄春日駅 徒歩1分)
■お申込: mirai_bank@yahoo.co.jp へメールをお願いします。
■参加費:500円
■主催:未来バンク事業組合
↓ 2017年1月24日追記 ↓
作戦会議では、未来バンクなどのNPOバンクが休眠預金の資金分配団体となって、社会的に求められている融資を進めようとしています。
具体的には、奨学金の低利融資。そして、借換え融資など。
ところが…
内閣府のネットで公開している「指定活用団体の体制について」という表題のPDFに「事業開始当初の5年間は助成のみ」とされていることが分かりました。
http://www5.cao.go.jp/kyumin_yokin/qa/shiteikatuyou.pdf
これでは、融資の実行は8年後になってしまいます。
NPOバンク連絡会として、申し入れをする方向ですが、作戦会議でも、これを踏まえて議論していきたいと思います。
2017年、最初の作戦会議でもあります。
皆さん、ご参集を!
日本の金融機関も!核兵器開発に使われているみなさんの貯金
田中優より
「核兵器開発に使われているみなさんの貯金」
◇ ◇ ◇ ◇
▼「オランダのNGO。核関連企業との金融取引リスト公開。
「核兵器開発に使われているみなさんの貯金」
◇ ◇ ◇ ◇
▼「オランダのNGO。核関連企業との金融取引リスト公開。
日本勢も3メガバンクなど6金融機関を名指し」
http://financegreenwatch.org/jp/?p=49101 より
民間の国際平和団体、PAX(オランダ・ユトレヒト)は29日までに、核兵器製造に関連する会社と金融取引をしている銀行や年金基金など411社・団体のリストを公開した。
日本企業は、大手銀行をはじめ6社が含まれている。
報告書が核兵器関連企業と見なしたのは開発や製造に携わる28社で、米国のロッキード・マーチン、バブコック&ウィルコックス、欧州のエアバスグループなど。
核兵器関連企業に取引の実績がある企業には、日本から
三菱UFJフィナンシャル・グループ、
三井住友フィナンシャルグループ、
みずほフィナンシャルグループ、
オリックス、
三井住友トラスト・ホールディングス、
千葉銀行
が挙がった。
登録:
コメント (Atom)