さだかネット パトリックの Web page

目の不自由な者にとってのウィークポイントは、読む・書く・歩くことにあります。
特に歩くことの不自由さは、筆舌に尽くしがたいことなのです。
盲導犬は、目となり杖となって、この不自由さから解放してくれるほか、いつでもどこへでも他の人の手をわずらわせることなく、自由で安全に行動できるのです。
また、盲導犬はペットではなく、目であり分身であります。
安全歩行の確保はもとより、日常生活において心の支えとなるのです。
どうぞ、以上のことを踏まえご理解とご協力を心よりお願い申し上げます。

2009年3月に10才半で、盲導犬としての仕事をめでたく終えることとなりました。
その後、普通のワンちゃんとして、犬好きな方のもとで、余生をエンジョイしていましたが、2年後に急逝し、天国に旅立ちました。
パトリックの肉体は死にましたが、魂はパトリ君と出会った多くの方々、そして、永遠に私と共にいるでしょう。
盲導犬生活八年半、引退後の二年、12才八ヶ月というパトリ君の歩みに絶大な感謝とお礼を表したいと思います。

「さだかネット」管理人: さだかね&パトリック

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