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Noboru Ogiri
こんにちは、ゆうあいセンターCSR相談員 小桐です。
今週は、今までのテーマから視点を変え、私が最近受講している研修で学んだ、NGO・NPOの持続的、安定期な活動に役立つ情報をご紹介したいと思います。
これは、企業でも事業活動を継続的にするために行われている事業展開の方法手法です。
自組織が目指す社会課題の解決を通してどんな社会を築いていきたいのか、そのためにどのように活動をしていくのかを今一度振り返ってみようというものです。
■しかく環境変化について確認をする。
自組織を取り巻く環境には、外的な環境と内的な環境があります。まずは、この環境の現状と今後を考えてみます。
< 外部環境について考える要素 >
・自組織の提供するサービス(商品)の受益者・顧客は誰?
・自組織を支援してくれる人や団体は誰?
・自組織を取り巻く政治・行政・法律の変化は?
・社会的や経済動向はどうなりそうか?
などを見る必要があります。
< 内部環境の分析 >
・自組織の事業・サービスの 独自の売り・特徴は何?
・なぜ受益者は自組織を選んでくれているのか?
・受益者・顧客が一番喜んでくれたのはどんな時か?
自組織が提供する事業やサービスにについて 人・モノ・カネ・ノウハウは十分か?
どのような状態にあるか?
■しかく事業について振り返る
< 事業・サービスについての振返り >
・その事業活動は何のためにするのか?
・それは、一体どういう理由・背景があるのか?
・そもそも事業の受益者はどんな人をイメージしているのか?どんなニーズ・困りごと・不満があるのか?どんな暮らしや価値観も持っているのか?
以上を洗い直した後に
< 事業の価値の振返り >
・どんな価値を提供するのか?
・受益者・顧客にとっての価値は何であるのか?
・どこで、どういう形で価値を提供するのか?
・価格やコストはどうなっているのか?
・どのようにして、告知・広報・伝達をするのか?
・具体的な受益者は誰?
・外部の協力者・団体はいるのか?
・成果をどのようにして計るのか?
これらをチェックすることで、新期の事業や事業の継続をするための進め方が明確になります。自組織の課題なども明らかになってきます。
以外と分かっているようでも組織内でチェックをすると微妙にずれている場合もあります。
自組織の活動の方向が間違った方向へ行かないように、変化に対応できるように、また、立場の違う団体と連携して活動を行う際に、自組織の活動との矛盾が存在しないようにするためにも上記の
チェックリストを活用されると良いのではないでしょうか?
具体的な活用についてのご相談はゆうあいセンター小桐までお問合せ下さい。一緒に考えていきましょう。
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