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地球観測連携拠点(温暖化分野)平成23年度ワークショップ「観測データが語る気候変動―長期観測データの取得・発掘・保存―」
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開催趣旨
地球温暖化は、人類の生存基盤を脅かしかねない最も重要な課題の一つです。地球温暖化の実態やその影響を把握し、科学的知見に基づいた対策を実施するには、関連する各分野の、長期にわたる観測データの蓄積とその解析等が不可欠です。そのためには、長期にわたる継続的な観測の実施、そのデータ取得はもちろん、これまでに実施されてきた貴重な観測データの発掘と収集、さらに、観測データの保存等が重要です。
本ワークショップでは、地球温暖化に関連する多くの分野で行われてきた、気象や海洋、海洋プランクトン、極地等の観測データの取得・発掘・保存に関する取り組み、及びそれらの観測データによって得られた最新の研究成果についてご紹介します。さらに、最近注目を集めている「気象データの再解析」についても、その意義や成果をご紹介します。
総合討論では、これらの研究成果の基盤となった、長期観測データの取得・発掘・保存等に関する、課題や展望等について議論を行います。
奮ってご参加下さい。
日時
平成23年12月2日(金) 13:00〜17:00 (受付開始12:15〜)
場所
千代田放送会館ホール (定員200名)
東京都千代田区紀尾井町1-1 Tel: 03-3238-7401 [ MAP]
主催
地球温暖化観測推進事務局/環境省・気象庁
後援
内閣府、文部科学省、水産庁、海上保安庁、国立極地研究所、(独)水産総合研究センター、 (独)国立環境研究所地球環境研究センター
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プログラム
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13:00〜13:10
開会挨拶 (気象庁) (司会: 藤谷 徳之助 地球温暖化観測推進事務局)
13:10〜13:50
基調講演
「長期観測データから見た日本の気候変動と異常気象」 pdf(8.9MB)
藤部 文昭(気象研究所)
13:50〜16:10
講演
1.「日本周辺外洋域の動物プランクトン群集の長期変動データから見た海洋生態系の気候変動応答過程」 pdf(4.3MB)
杉崎 宏哉(水産総合研究センター中央水産研究所)
2.「海洋観測データのアーカイブと統合的利用による海洋変動の実態把握」
pdf(5.9MB)
寄高 博行(海上保安庁)
(休憩 14:50〜15:10)
3.「南極・北極の長期観測データから見られる気候変動の実態」 pdf(6.3MB)
榎本 浩之(国立極地研究所)
4.「地球大気変動の実態解明に貢献する長期再解析」 pdf(3.3MB)
原田 やよい(気象庁)
16:10〜16:55
総合討論
「長期観測の維持・継続と観測データの取得・発掘・保存」
16:55〜17:00
閉会
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※(注記)講演資料(pdf)は、講演者のご承諾をいただいた上で掲載しております。無断転載はご遠慮下さい。