NGOミャンマー駐在員の夢実現日記 ミャンマーの思い出3つ


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2010年07月07日 ミャンマーの思い出3つ
しかくミャンマーあるある
こんにちは。
お久しぶりです。
事務所のブログは頻繁に更新していましたが、こちらはさっぱりでした。

さて、現在、私の所属する地球市民の会では、ミャンマースタディーツアーに参加する方を大募集しております。
詳細はこちらをご参照ください。

「ミャンマーの良さを知ってもらいたい!!」

と思い、いろいろと良い材料がないか、ネットで検索していたところ・・・



発見しました!面白いブログを。

こちら


とか言って、実は自分がミャンマー留学〜大学生していたときに書いていたブログなんだけど。
私と一緒に留学していた仲間2人の3人で書いていました。

ミャンマーの話がこれでもか!というくらい載っています。
毎日ミャンマーで面白い発見があったうえに、時間が有り余っているので文章を推敲する暇がありすぎて、けっこう面白い話が書いてある。


今日はその中から、お気に入りエピソードを3つご紹介します。


***狂犬病*****************************

ビルマ語の読解の授業で、
「狂犬病」の文章を読んだことがあります。

ミャンマーの犬も可愛くないのですが、
タイの犬も、すごく可愛くなかったです。

アユタヤに行ったときのこと。
み、みどり色の、犬がいました。
体を何かに覆われているように、もっさりしてました。
眼はうつろで、もう、犬ではないナニカでした。

「・・・モンスタードックだ!!」
思わず叫びました。

思わず、口をついて出た
「モンスタードック」という単語。

こうやって、言葉は生まれていくのね
と思いました。

それから、ミャンマーに行って
どんなに、
「おいおい」っていう犬に出会っても、
モンスタードックに比べれば、
たいしたことありませんでした。


***サムサ*****************************

@ミャンマー
私たちの家に
友達と恋人が
遊びにきたことがありました。

その時、恋人は
油したたるミニサムサみたいのを
手土産に持ってきてくれました!
屋台でうってんの。

ありがとう!!

でも、
ちょう、油したたってる。
ビニール袋に入っている、ミニサムサ。
びちょびちょ油。

お気持ちだけ。
ってことで
私たちはビニール袋ごとサムサを持って
仲のよいお坊さんのところへ。
(あげちゃえ、という魂胆。)

ちなみに
お坊さんたちの住処と
私たちの住処は
1キロ弱。
ミニバスで1駅〜2駅。
気分によって歩いたり、
バスに乗ったり、
(タクシーに乗ったり。←リッチ!!)

その日も
ミニサムサを持って
バスに乗り込む私たち。

ちょっと混んでます。
端っこに立つ私たち。
あかりの手にはサムサ。

・・・え?
よく聞き取れない。
混んでるから、ビニール袋持っててくれるの?
なに?
よくわからないながらも
バスのさばき人にサムサを手渡すあかり。

受け取るさばき人。
・・・
・・・
えっ!
油サムサ食べられた!
さばき人!
職権乱用よ。

驚く、私たち。
「俺ってお茶目でしょ」的に
笑うバスのさばき人。
あたふたする二人を横目に
ひひひひひと
異様に楽しそうな周辺の男たち。

あ、降りなきゃ。

「それ(サムサ)あげる。もういらない」
と言い捨てるあかり。

びっくりするバスさばき人。

出発するバス。

友達の恋人がくれたミニサムサはしらない兄ちゃんのものに・・・。
サヨウナラ。


***帰国直前の夜**************************

ちょいちょいと夜のダウンタウンを散歩する。
ヤンゴンで一番の交差点に出ると、
そこにはスーレーパゴダがあかるく存在している。


ああ、スーレーパゴダ!


ミャンマーに来て最初の2ヶ月、スーレーの近くに住んでいた。
夜の涼しい時間になると、スーレーに座って、1時間も2時間もぼーーーーっとしていたものである。

留学の初めのころは、これからの生活への不安も大きくて、
スーレーにお参りしては自分の気持ちを励ましていた。

そんな、私にとっては大切な、思い出のパゴダ。


ヤンゴンの夜は暗い。
その中で、いつもりんりんと光っているスーレーパゴダの美しさ。
そして、路上喫茶店から聞こえてくるミャンマーポップス。
少し生暖かくなってきた風。

風景と音楽と気温が見事に調和している。
なんて気持ちがいいんだろう。

このダウンタウンの時間を味わうことも、もうできなくなるんだなぁと思うと
さびしいというのか、胸がきゅっとなる。
なつかしい、そんな感じだろうか。

ビルマ語でいうと「ルワンデー」なんだけど、
日本語のいい訳が見つからない。
日本で、こんな風に感じたこと、あんまりなかったからかもしれない。


2月26日に帰国ということ。
早すぎもせず、遅すぎもせず。

早く日本に帰りたいとか、もっとミャンマーにいたいとか
そういう気持ちはなくて、ただ、

「26日に帰る」

その事実があるだけ。


こういう気持ちで今
残り少ないビルマ生活を過ごしていること
けっこう気に入っている。


**************************************


自分としては、かなり面白かったり、懐かしかったりするんだけど、
読んだだけの人は「ふーん」って感じかもしれない。

やっぱり、自分で体験しないとわからないものです。

だからこそ、やっぱりミャンマーに来てもらいたい。

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Comment:4 | TrackBack:0
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Comment
楽しそうだー\(^o^)/
機会があれば遊びにいきたいです
2010年07月08日 Thu 18:22 URL [ Edit ]
あかり
ダイジョーありがとう。
ママチャリキャラバンのおかげで佐賀は活性化しまくっています!

「機会があれば」ではなく、ゴールしてからぜひぜひ「機会を自ら作り出して」遊びにきてください♪
2010年07月08日 Thu 21:25 URL [ Edit ]
ぽんぽん
初めまして。

この国のよさは行って見ないとわからないですよね。自分は『嗚呼、自分は、日本ってなんて贅沢で幸せなんだ』と痛感致しております。

UFL卒ですか?なんか分からないですが書き込みしてしまいました☆TaTa
2010年07月25日 Sun 04:16 URL [ Edit ]
あかり
>ぽんぽんさん
コメントありがとうございます。
日本は確かに贅沢ですよね。
でも、時間に関してはミャンマーのほうが日本の100倍贅沢だと思ってます。
はやくミャンマーに行きたいです。

私はUFLではなく、TUFS(東京外語大)卒です。
ミャンマーでは、仏教大学に留学していましたが途中でつまらなくなって辞めちゃいましたー。

ぽんぽんさんはUFLですか?
2010年07月26日 Mon 20:53 URL [ Edit ]
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