Video Clip
1st. Album『 harmony of the soul 』WNCJ-2130 2,800円(税込)
三木俊雄(leader,tenor sax), 近藤 和彦(alto sax),
浜崎 航(tenor & soprano sax), 松島啓之(trumpet),
奥村 晶(trumpet), 駒野逸美(trombone),
山岡 潤(euphonium), 福田重男(piano),
上村信(bass), 柴田亮(drums)
以前からアレンジやアンサンブルには強い興味を持ってはいましたが、いわゆる「ビッグバンド」サウンドにはそれほど関心がありませんでした。
商業的ビッグバンドの時代が終わると共にリハーサルバンドとしてジャズをやるビッグバンドならすでにいくつもあるし、音楽的な形式としてははかなり成熟した、言い換えれば手垢のついた分野とも言えるビッグバンド。第一あんなに大勢の人間がいたらソロが回ってこないじゃないか。もっと全員がスモールコンボで起こっているような一体感と自己表現ができる編成があるはずだと。
ただ、スモールコンボではできない唯一のこと、「音のカーテン」に包まれるというのには何物にもかえ難い魅力があります。
そんなわけで考え出したのが、2トランペット、1トロンボーン、1ユーフォニアム(!)、1アルト2テナーに3リズムという編成。
当然アレンジも全て自前ですが、何よりも各プレーヤーがアレンジの歯車ではなく、心からそれを楽しむことができるように心掛けています。
しかし、神田岩本町TokyoTUCでライブはじめたこのフロントページ・オーケストラ、かなりのスタープレーヤーを集めているためもあって、スケジュール的に維持が難しく約1年で活動休止状態に。レコーディングの話も立ち消えとなりました。
'99年、活動再開を望むメンバーの声に原宿キーノート(現 赤坂Bフラット)の協力を得て再びステージに立つも、お客さんはわずか8人。しかしその後も地道に活動を続け、お客さんも徐々に増えてきました。
そして'00年暮れ、満員のキーノートでのライブに帰国中のピアニスト小曽根真さんが遊びに来られ、感動的な演奏を共にできたのは私達にとって忘れられない出来事でした。
'01年4月からは、南青山ボディー&ソウルに出演することになり、夏には、TokyoTUCにも再び出演いたしました。また九月には初めて東京を離れ、名古屋ラブリーの2デイズも大成功。
'02年8月には山形県天童におけるジャズフェスにも出演。
'04年2月、遂に待ちに待ったファーストアルバム
『ハーモニー・オブ・ザ・ソウル』 WNCJ-2130 2,800円(税込)をWhat's Newレーベルよりリリース。
さらに'04年11月、R&BシンガーDOUBLEとのコラボレーションによるジャズアルバム『Life is Beautiful』をフォーライフレコードよりリリース。オリコン・アルバムチャート14位(うち、一曲が収録されている『Yosui Tribute』は9位)と、ジャズではありえないセールスを記録。
これを機にジャズシンガーmegやギタリスト押尾コータローとのコラボも手がけるようになります。
'07年6月にハママツ・ジャズウィークのメインアクトとして出演。
そして'13年10月、待望のセカンドアルバム
『ストップ&ゴー』 FNCJ-5557 2,500円(税込)を55Recordsよりリリース。ジャズライフ誌上2013年Album of the Year 第3位を獲得しました。
2016,2017年7月 フジ・ロック・フェスティヴァル G&Gオーケストラとしてグリーンステージのトリ、フロントページ・オーケストラとししてカフェ・ド・パリのトリを務めました。
現在も南青山ボディー&ソウルにおける毎偶数月最終木曜日のライブを精力的に行っています。
結成以来何度か入れ代わりましたが、現在のメンバーを、以下に簡単に御紹介します。
パート譜のプリントアウトとセロテープ張りに頭を悩ます
F.P.O.のリーダー。
最近やる気になっているが、譜面の管理能力には(削除) 問題がある (削除ここまで)目覚ましい成長がある。
この人、パッと思い付くビッグバンドには必ず参加。
そのためビッグバンド界のトランペッター達に与えた影響は
大きい反面、若い人材がなかなか出てこれない。
三木俊雄が、21世紀に問う「フロントページ・オーケストラ」
皆さん是非聴きに来て下さい。
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