刺激があり、発見がある。
色んな思いを共有できる。
何でも出来そうな気がする。
他者との出会いを通して、新しい自分と出会う。
海外でも、日本でも、変わらない。
同志が集まる場所は居心地がいい。
青年海外協力隊として、4月から福島県の訓練所に入ってからの今まで、とにかく密度が濃い。
ここに来るまでに、何度も色んな人から薦められてきた本がふと手元に・・・。
一気に読んでしまった。
人生について立ち止まって考える機会を、人は平均何回持つのだろうか。
“夢が実現する可能性があるからこそ、人生はおもしろいのだ。”
“誰もが皆、他人の人生については明確な考えを持っているのに、
自分の人生については、何も考えを持っていないようだった。”
“夢の追及の過程で、私たちはやる気と勇気を常にテストされていた。
あせってもいけないし、いらいらしてもいけなかった。”
“傷つくのを恐れることは、実際に傷つくことよりもつらいことだ。”
“今に生きる。今という時は驚異に満ちていて、
多くのことに気がつかなければならない。”
“自分をしばっているのは、自分だけだった。”
“学ぶ方法はひとつしかない。それは行動を通してだ。”
小説『アルケミスト』より
色んなことに導かれ、私は今、ケニアにいる。
思えば、遠くにきたものだ。 としみじみ思う。
大事なものは、いつも身近にふと現れる。
それを受け入れるかどうかは自分で決めること。
この本を通して、実感できたことがまた増えた。
次につながる兆候を見失わない、心の余裕を持てる人でありたい。
そして、このような数々の機会を与えてくれている仲間に、
何より、こんな私の選択を受け入れてくれた両親に感謝したい。
2010年7月10日土曜日
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