すごいぞ!ジャパンカップ!!: 酔いどれF1サイクリスト

2007年10月28日 (日)

すごいぞ!ジャパンカップ!!

ジャパンカップ行ってきました!

昨日の台風が嘘のように、良いお天気になりました。からっとして、気持ちの良いサイクリング(観戦)日和です。

シャトルバスで会場の宇都宮市森林公園に着いてまず驚いたのが、すごい自転車の数。かっこよいロードバイクが所狭しと立てかけてあります。さすが、自転車好きの集まりですね。観るだけではなく同じコースを走って楽しんでらっしゃいました。ただでさえ自転車に乗れず禁断症状が出ている私。乗りたくってうずうずしちゃいました。が、、、そんな思いもすぐに消えました。なんてったって、坂道が急!最初は山頂付近で観戦したのですが、たどり着くまでに、ぜーぜーぜーーーーーーなんてもんじゃなかった。ふぅ。。。。

F1などの観戦には慣れているのですが、自転車レースの観戦は初めて。色々カルチャーショックがありました。

そのひとつは、レーススタート。10時にレースがスタートしたのですが、山頂付近にいる私たちには、いつレースがスタートなのかお知らせは全くありません。時計は10時だけれど、本当にスタートしたの??そんな調子で、スタート前の緊張感は・・・・・、ゼロ!だって、目の前の道には、自転車好きの方がまだ走っていたり、観客の方が歩いていたり。いいのか!!これで!!と思いました。ま、次第にそんなもんなんだな。と思うようになりましたが。だって、、、、、。

で、カルチャーショックの2番目は、周回毎の民族大移動です。ジャパンカップは周回コースで行われます。一周して戻ってくるまでに、25分弱かかるので、選手たちが目の前を通り過ぎた後、次の周に選手たちが戻ってくるまでに、民族大移動が起こるのです。ある人は自転車、ある人は徒歩で、ある人は犬を連れて、ある人は酒瓶を下げて、選手たちがレースをしているコース上を思い思いのスタイルで移動するのです。山頂付近は人も多いので、本当に民族大移動のよう。↓民族大移動の図。

テレビでは何度か自転車レースを見ていた私ですが、舞台裏がこんなだったとは、驚きました。のんびりしていて好きですけれど。

そうそう、レースの話も書かなくっちゃ。

レースの序盤は、5人が逃げを決め9周目までそのまま逃げました。上り坂をかなりのスピードで飛ばしているため、さすがのプロ選手たちも時折つらそうな表情を見せていましたが、それでもやはり逃げる勇気のある選手たちはかっこいい!3回あった山岳賞もこの逃げの中にいた人が獲得しました(商品が髭剃りだったのがちょっと笑えた)。次の写真は逃げの5人が上り坂を登っている様子。かっこいいでしょ〜。

一方、メイン集団はのんびりしたもの。写真のように、笑顔も見せつつ淡々と走っていました(ウェーグマンさんカメラ目線をどうもありがとう!)。とはいっても、本当にすごい上り坂。あの坂を笑顔で越えられるプロって本当にすごい。

さて、レース終盤です。最初は3分近く逃がしてもらっていた逃げ集団も最後は追い上げられて苦しそう。写真はそれほど坂になってはいない場所なのですが、周回も重ねているだけあって疲労もたまっているのでしょう。もう少し!頑張れ〜。

しかし、応援も外国勢の追い上げにはかなわなかったようで、最後の周回に入ったときには次の写真のように集団から追い上げてきた数人に、トップが替わっていました。あと一周でゴールです。さて、誰が優勝するのか!

次がゴールの写真です。モーリ選手が単独でゴールに入ってきました。おめでとー!周りの観客が、「モーリだって、モーリが逃げてるらしい」と言っているのを聞いて、「ふぅ〜ん、毛利さんが一番なんだ。日本人じゃん、すごい!」なんて思ってませんでしたから。。。。。

モーリ選手、ごめんなさい!!!

私(後で聞いたら旦那も!!)が勘違いしていただけで、結局表彰台は外国勢3選手が占めました。チームも3つにきれいに分かれましたね。(ウェーグマン選手、またもカメラ目線感謝です!)

レースは150キロちょっとあり、レース時間も4時間以上かかったのですが、なんだかあっという間でした。やっぱり、行ってよかったぁ。信じられないくらい間近を選手たちが駆け抜けてゆくあの感覚は、実際に行ってみないと分かりません。

ちなみに、旦那は

来年は、自転車を車に積んでいくぞ!!

と気合が入りまくっています。どうなることやら、面白くなってきました。

23時52分自転車 | 固定リンク
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