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バージョン: 20 R10 BETA

JSON PARSE ARRAY

JSON PARSE ARRAY ( jsonString ; array )

引数説明
jsonStringText解析したいJSON文字列
arrayArrayJSON文字列を解析した結果を含む配列

説明

JSON PARSE ARRAYコマンドは、JSONフォーマットの文字列の中身を解析し、取り出したデータを array 引数の配列の中へと入れます。このコマンドはJSONデータをデシリアライズします。 JSON Stringify arrayコマンドと逆の挙動をします。

jsonString 引数には、解析したいJSONフォーマットの文字列を渡します。この文字列は正しいフォーマットで書かれてる必要があり、そうでない場合にはエラーが生成されます。

array 引数には、解析結果を受け取る、希望する型の配列を渡します。

注: 4D v16 R4以降、JSON PARSE ARRAY は一般的にコレクションを返すJSON Parse コマンドへの呼び出しで置き換えることができます。コレクションはJSON配列に基づいており、異なる型のデータを保存することができるため、配列より柔軟性に優れています。

例題

この例では、テーブル内のレコードのフィールドからのデータが取り出され、オブジェクト配列に保存されます。

 var $ref : Object
ARRAY OBJECT($sel;0)
ARRAY OBJECT($sel2;0)
var v_String : Text

OB SET($ref;"name";->[Company]Company Name)
OB SET($ref;"city";->[Company]City)

While(Not(End selection([Company])))
$ref_company:=OB Copy($ref;True)
APPEND TO ARRAY($sel;$ref_company)
// $sel{1}={"name":"4D SAS","city":"Clichy"}
// $sel{2}={"name":"MyComp","city":"Lyon"}
// ...
NEXT RECORD([Company])
End while

v_String:=JSON Stringify array($sel)
// v_String= [{"name":"4D SAS","city":"Clichy"},{"name":"MyComp","city":"Lyon"}...]
JSON PARSE ARRAY(v_String;$sel2)
// $sel2{1}={"name":"4D SAS","city":"Clichy"}
// $sel2{2}={"name":"MyComp","city":"Lyon"}
//...

参照

JSON Parse
JSON Stringify array

プロパティ

コマンド番号1219
スレッドセーフである

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