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バージョン: 20 R10 BETA

FORM Event

FORM Event : Object

引数説明
戻り値Objectイベントオブジェクト

説明

FORM Event は、発生したフォームイベント に関する情報を格納しているオブジェクトを返します。 Usually, you will use FORM Event from within a form or object method.

返されるオブジェクト

返されるオブジェクトは、それぞれ以下のメインのプロパティを格納しています:

プロパティDescription
objectNametextイベントをトリガーしているオブジェクト名。フォームによってトリガーされている場合には含まれていません。
codeintegerフォームイベントの数値。
descriptiontextフォームイベント名 (例: "On After Edit")。 詳細はForm Events の章を参照してください。

例えば、ボタンをクリックした場合、オブジェクトには以下のプロパティが格納されています:

{"code":4,"description":"On Clicked","objectName":"Button2"}

イベントオブジェクトには、イベントが発生したオブジェクト によっては追加のプロパティが含まれていることがあります。 これは以下のオブジェクトで生成された eventObj オブジェクトが対象です:

注意: カレントのイベントが何もない場合、FORM Event はnull オブジェクトを返します。

例題 1

ボタン上でOn Clicked イベントを管理したい場合を考えます:

 If(FORM Event.code=On Clicked)
...
End if

例題 2

カラムオブジェクト名に、実際のデータクラスの属性名を以下のように設定した場合:

On Header Click イベントを使用してカラムをソートすることができます:

 Form.event:=FORM Event
Case of
:(Form event code=On Header Click)
if(Form.event.columnName="lastname")
Form.employees:=Form.employees.orderBy(Form.event.columnName+", firstname")
End if
End case

例題 3

リストボックスオブジェクトのOn Display Details イベントが発生したときに、メタ情報式 プロパティに設定したメソッドを実行したい場合を考えます:

setColor メソッドの中身です:

 var $event;0ドル;$meta : Object
$event:=FORM Event
$meta:=New object

Case of
:($event.code=On Display Detail)
If($event.isRowSelected)
$meta.fill:="lightblue"
End if
End case
0ドル:=$meta

その結果、行が選択された際のリストボックスは以下のようになります:

参照

Form Events Form event code

プロパティ

コマンド番号1606
スレッドセーフ

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