ダムインタビュー(2)
宮島咲さんに聞く
「ダム好き仲間とOFF会に行くのが楽しい」

宮島さんのサイト、「ダムマニア」は、今最もよく見られているダムに関する個人サイトではないかと思う。ページの完成度の高さと内容の豊富さ、そして何よりも、主催する「Dam Web Ring」と合わせて、多くのダム好きたちの交流の拠点となっている。マスコミへの露出度も高く、新聞、ラジオ、テレビなどへの出演要請が続いているらしい。
そんな宮島さんに、お忙しい仕事の合間を縫って、ダム協会に来て頂いて、インタビューをさせて頂きました。
(インタビュー:中野、編集・文:酒井、写真:廣池)


ドライブが好き

中野:ダム巡りがお好きで、よく見に行っておられると聞きますが、ダムを見に行こうというきっかけは、どういう事だったのでしょうか。

宮島:最初はダムに行こうと思ったわけではありません。僕は、山道のドライブが好きだったんです。よくドライブに行ったんですが、ちょうどデジカメの出始めの頃で、デジカメを持って峠を行くと、たまたまダムがあったのでダムの写真を撮った。1カ所、2カ所とダムの写真を撮っていって、そのうちに10カ所にもなり、だんだんダムが好きなのではと思い始めたんです。
ダムに行ってみると、コンクリートの壁がドカーンと突然現れて、その違和感みたいなものに圧倒されます。そのうちに写真が集まってきて、もったいないと思って、ホームページを始めました。当時は、ダムのサイトは2、3カ所しかなくて。自分もできるのではないかという気持ちで始めました。

中野:そのホームページはいつ頃から始められたのですか。

宮島:2001年からです。最初は、他の内容のサイトの1ジャンルとしてスタートしましたが、収録したダムが増えてきて、「ダムマニア」として独立しました。



中野:ダムの写真を沢山撮っていらっしゃって、土木写真家の西山先生の展覧会に写真をお出しになったと聞きましたが、写真もドライブもお好きなんですか。

宮島:誘われて、2、3枚出しました。どんな写真がいいか悩んだんです。展覧会に実際行ってみて、皆さんの写真を見たら、もっとマニアックでないといけないんだと思いました。一部を大きくアップにしたりした表現力のある写真でないと、というように。結局、僕は素人受けするような写真を出したら、これは違っていた。写真は、2〜3年前から興味を持ちはじめました。お恥ずかしい話、一眼レフを買ったのも2年ぐらい前で。
好みはロックフィルダム

中野:ダムにもいろいろなタイプがありますね。ロックとかコンクリートとか。これが好きだというものがありますか。

宮島:僕はロックフィルダムが好きです。巨大で、ピラミッドみたいで。行ってみると、これは何なんだと、このピラミッドは、この山は何だと思いますよ。ナンバーワンは、長野県の南相木ダム。まだ新しくて、色白で最高。壮大なピラミッドのようです。2番目は群馬県の奈良俣ダム。古くなって色が変わってきているが、巨大です。

南相木ダム(撮影:宮島咲)

奈良俣ダム(撮影:宮島咲)
コンクリートでは、小里川ダムなんか変わっている。工夫されていて、大きな柱が円い。
各ダムとも個性があって、そこを見ていくと楽しめるんです。

中野:関東中心に回られているようですが、どれくらい今でも行かれますか。

宮島:月に1回は回りたいと思っています。一度行くと、5、6基回りますね。

中野:奥様もダム好きだそうですが、いつもお二人で行かれるのですか。

宮島:ええ、よく二人でダムに行きます。本人はダムが好きというわけではないといっていますが・・・。

ダム仲間とOFF会

中野:ホームページを通じてOFF会も主催されているようですが。

宮島:はい、ダム好きが集まって仲間内で、ダムを見に行っています。

中野:萩原さんは一般の人向けのダムツアーをやっておられますが、ダム好き仲間でということですか。

宮島:一般の人と言うより、ダム好き仲間ですね。私のところで「Dam Web Ring」というサイトをやっていて、そこにダム好きが集まっています。声をかければみんな手を挙げる。最近のダムは、見学を申し込むとあらかじめ名簿を出せとも言われたりするので、事前に参加者を募ってということになります。
予約なしでは見られないダムもあって、半年がかり、1年がかりで苦労して準備をすることもあります。

中野:OFF会は、どんな方が参加するんですか、年齢とか、人数とか。

宮島:プロはいません。みんな素人で、自営業も会社員も職業は様々です。年齢は、下は19才ぐらいから、上は60才ぐらいまでと、幅が広いです。少人数の時もありますが、本格的な時は10人を超えます。
最初は近場だったんですが、だんだん近場では満足できなくなってきて、遠くへ行くようになった。それで日帰りではなく1泊ということになってきました。

中野:車で、移動されるんですか。

宮島:ええ、だいたい車です。それぞれが車で来ます。

中野:企画はみんなでやるのですか。

宮島:そうです。といっても、次回どこにしようかと相談すれば、すぐに決まります。


三浦ダムOFF会(撮影:灰エース)

中野:OFF会も含め、今までにダムに行ってよかったこと、うれしかったと思うことは。

宮島:ダムを見るのが趣味という人と、夜お酒を酌み交わすのが一番楽しいですね。夜遅くまで飲んで、みんなダムが好きなのでいろいろと話が弾む。それが楽しいですね。

中野:一番印象に残っているダムは、どこでしょうか。

宮島:三浦ダムに行ったときでしょう。このときは、1泊で、三浦ダム一つをじっくりと見るというものでした。気のあった仲間と一緒に。
ダムカードとのかかわり

中野:話は変わりますが、最近ダムカードが出ましたね。私も昨年の夏、宮ヶ瀬ダムに行ったときもらったのですが。

宮島:そう、1年半ぐらい前ですかね、ダム関係者の方から、素人さんにダムに興味を持ってもらうにはどうしたらいいだろうかみたいな話があって、「ダムカード」を作ったらどうかと提案したんです。カードの内容なんかも話をしたんですが、その通りに作ってくれましたね。
いまは国交省と水資源機構のダムで出していて、行かないともらえません。1人1枚だけです。宮ヶ瀬は1万枚作ったという話もあるようですね。この宮ヶ瀬ダムなんかは配り方もきちっとしていますが、中には、単に置いてあって、勝手に持っていけるところもある。これはどうかと思いますよ、せっかく作ったのに価値が下がってしまう。

中野:宮島さんのホームページでは、写真入りで載っていて、どこのダムで配布されているかがよくわかりますね。

宮島:国交省のダムのホームページにも情報はあるんです。ところが、サイトの奥の方にあるので、なかなかたどり着けない。役所だから仕方がないと思いますが。

森と湖の旬間にダムマニアが参加

中野:今年の「森と湖に親しむ旬間」の行事にダムマニアの方々が協力していると聞きましたが。

宮島:「Dam Web Ring」の仲間の一人が、「森と湖に親しむ旬間」のときに真名川ダムにダムマニアのブースを出したいと叫んでいたら、ダム案内人様という真名川ダムの関係者の方から掲示板に書き込みをもらったんです。その後、所長様とお話をする機会を得てダムマニアブースの話が具体化しました。
関西の仲間が中心ですが。内容は今検討中ですが、ダムの写真を展示するとか、県別No1のダムとか・・・。これを先にしゃべってしまっていいのかどうか。
ダムカレーを出すという話もありましたが、これはありません。ちょうど隅田川の花火大会の期間で、僕は参加できないし。

マスコミによく取り上げられる

中野:テレビや新聞などによく出演されていらっしゃいますが。

宮島:わりと出る機会は多いです。ただ、真剣に扱ってくれるのと、変わった人たちだという取り上げ方と、2種類あるように思います。テレビ東京の「マニアの叫び」はきちんと取り上げてくれて、ディレクターさんがダム好きになってくれて、2回やってくれました。2回目では、ダム好きにも仲間がいるというような内容でした。


中野:だいぶ前になりますが、朝日新聞に記事が出て写真が大きく載ったと言うことですが。

宮島:ええ相当でかく出ました。あれも真剣に書いてくれた。これまでの朝日新聞のイメージと違って、びっくりしました。あのときは、朝7時から取材が始まって、終わったのは夜8時頃。大町ダムに行きました。車で、道中しゃべりまくり、現場について写真を撮りました。マスコミは初めてだったので、僕も相当緊張しました。カメラのレンズに向かって笑ってくださいなどと言われてしまった。あの記事の影響力はかなり大きかったと思います。そのあとに、何人かの方からお手紙をいただきました。


2004年10月23日 朝日新聞「こだわり会館」
中野:山田五郎さんのテレビとか本にも出られたとか。

宮島:そうそう山田五郎さんの取材もおもしろかった。3年ぐらい前のことです。DVDになりました。取材を受けた朝日新聞がきっかけで、それを見た山田五郎さんのスタッフの人から話がありました。

中野:最近はいかがですか。

宮島:実はあさっても取材があります。ラジオのニッポン放送です。ダムカレーの話です。最近は、ダム専門だと萩原さんに行っちゃって、ダムカレーになると僕のところに来る。

中野:割烹のお店をやっておられるからでしょうか、仕事柄か、お話をするのがお好きなように見られて、それで取材がくるのでは。

宮島:いや、しゃべるのは苦手です。ダム好き仲間の灰エースさんとか萩原さんとか、僕よりずっとしゃべるのが好きだと思いますよ。萩原さんは一般受けするように噛み砕いて説明されますね。僕にはそれができないんですよ。

これからの望み



中野:写真集を出すのが夢ともお聞きしましたが。

宮島:萩原さんが先に出してしまったので、今は写真集ではなくて「ダム巡りのすすめ」みたいな本を出したいと思っています。ドライブガイドのようなものかな。デートに使ってよとか。そんな本ができたらおもしろい。だけど、大変かもしれません。

中野:ダム風呂に入りたいのが夢というのは。

宮島:アハハ、自宅のお風呂を改造したいですね。ダム風のお風呂にして、バルブから湯が出るとか。
面白いと思いませんか。
中野:ゲームを作りたいというのは。

宮島:それは、ダム管理シミュレーションゲームです。一番の望み、夢かもしれませんね。例えば、上流で雨が降ってきたとすると、ゲートを上げる、どれくらいの時間で何ミリ上げる、ダムが溢れたり、貯水率ゼロになったらゲームオーバー・・・といったようなことが出来るゲーム。おもしろいと思います。ある機関では、人材育成プログラムとして、この手のシミュレーションプログラムを持っているらしいです。なので、一般の人は使えない。それを解放してくれればいいのに。

中野:ほかに、今後やりたいことってありますか。

宮島:ええ、現実的なこととしては、管轄エリア内のダムを全部回りたい。あと200基ほどありますね。

ダム関係者にひと言

中野:ダムの建設現場は一般の方が見る機会がないと思いますが、ダムはどのように一般の方にアピールしていけばよいのか何かお考えはありますか。

宮島:昨年、川治ダムが水陸両用バスを運行して、旅行会社が人を集めて大変な人気でした。ダムも旅行会社とタイアップして見学会をやったらいいと思います。最近は工場見学なんかも企画されていますから。東京発でダム見学。僕たちも協力できるのではと思っています。

中野:なるほど、ツアーコンダクターですね。

中野:ダムを見てこられてダム関係者に何か言いたいことは。


宮島:ダムを管理している人はダムの魅力をわかっていないような気がします。ダムが職場だから仕方がないかと思いますが。

中野:一般に技術屋さんって、そうなんではないですか。ダムを施工するのが仕事ですからそれが最優先になりますよね。

宮島:例えば、ダムが見える展望台がありますよね。最高にダムがよく見えるところになぜか木が立っている。こういうダムが実は結構多い。僕らにとってはこの木がじゃま。というか、せっかくの展望台なのに、ダムを見せようとしているのではないのでは、と思ってしまう。もっとダムのすばらしさがわかる、見る場所を作ってほしいと思いますね。

中野:なるほど。私たちも反省しなければいけないですね。ダムをよりよく理解でき、アピールしていけるように。
今日は長時間にわたり、楽しいお話をありがとうございました。

(参考)宮島さん活動年表
1972 東京都墨田区に生まれる
2001 ダム仲間のホームページに衝撃を受ける
2001年8月25日 親サイトに「ダムマニア」発足
2002年7月16日 親サイトより独立し、「ダムマニア」を立ち上げる
2003 ダム仲間と「Dam Web Ring」を結成
2004年1月25日 〔OFF会〕第1回 Dam Web Ring 佐久間ダムオフ会
2004年3月5日 〔テレビ〕毎日放送 「極楽エキスプレス 愛のネバーランド」出演
2004年8月16日 〔OFF会〕三浦ダムサミット
2004年10月23日 〔新聞〕朝日新聞 「こだわり会館」掲載
2004年11月13日 〔ラジオ〕TBSラジオ 「バツラジ」電話出演
2004年11月22日 〔OFF会〕第3回 Dam Web Ring プレイボーイオフ会 〜五郎ちゃんの胃袋探検ツアー〜
2005年1月25日 〔書籍〕集英社 「週刊プレイボーイ」掲載
2005年5月8日 〔OFF会〕下久保ダムクレストプッチオフ
2005年6月18日 〔OFF会〕第4回 Dam Web Ring カッサダムオフ会
2005年8月14日 〔OFF会〕気まぐれヴィーナス、丸山ダムでまみーおふ!!
2006年1月18日 〔テレビ〕MONDO21 「山田五郎アワー 新マニア解体新書」出演
2006年5月6日 〔OFF会〕第5回 Dam Web Ring オフ会 〜南アルプス天然水 大井川源流を求めて〜
2006年7月31日 〔書籍〕講談社 「山田五郎のマニア解体新書」記事掲載
2006年10月16日 (財)日本ダム協会ホームページ写真コンテスト審査委員に就任
2007年2月3日 〔テレビ〕テレビ東京 「マニアの叫び」出演
2007年3月6日 〔書籍〕竹書房 「特冊新鮮組DX 4月号」記事掲載
2007年3月19日〜23 〔ラジオ〕TBSラジオ 「あべこうじのポッドキャスト番長」出演
2007年3月30日 〔テレビ〕テレビ東京 「マニアの叫び」2回目出演
2007年4月18日 〔新聞〕日経流通新聞 コメント掲載
2007年5月11日 〔テレビ〕TBSテレビ 「はなまるマーケット」出演
2007年5月16日 〔書籍〕マガジンハウス 「ダカーポ」コメント掲載
2007年5月16日 〔テレビ〕日本テレビ 「Oha!4 NEWS LIVE」出演
2007年5月25日 〔DVD〕ジェネオン エンタテインメント 「山田五郎アワー 新マニア解体新書 Ver.1」出演
2007年6月19日 〔テレビ〕フジテレビ 「情報プレゼンター とくダネ!」出演
2007年6月30日 〔テレビ〕関西テレビ 「ナンボDEなんぼ」出演
2007年7月1日〜14 〔CS〕フジテレビ739 「とくダネ!特捜部DX」出演
2007/7/下旬 〔ラジオ〕東京FM 「ワンダフル・ワールド」電話出演
2007年10月12日 〔テレビ〕TBSテレビ 「はなまるマーケット」ダムカレーが出演
2007年11月22日〜28 〔写真展〕土木の会写真展「土木を撮る4」出展
2008年2月4日 〔ラジオ〕中部日本放送 「多田しげおの気分爽快!」電話出演
2008年2月26日 〔ラジオ〕ニッポン放送 「ミューコミ」出演

[関連ダム] 大町ダム(元)
(2008年2月作成)
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