2024年04月03日

PM型ステッピングモータとは?主な特徴は何ですか?

PM型ステッピングモータ は、永久磁石を使用しているステッピングモータの一種です。以下に、PM型ステッピングモータの主な特徴を説明します:

磁石の配置: PM型ステッピングモータでは、固定子(ステータ)と回転子(ロータ)の間に永久磁石が配置されています。ステータの磁極とロータの磁極の配置により、モータの回転が制御されます。磁石の配置によって、ステッピングモータは高いトルク密度を持ち、高効率な動作を実現します。


「写真の由来:Φ35x22mm PM型リニアステッピングモータ エクスターナル 0.28A ねじリード0.5mm/0.0197" 長さ21.5mm

ステップ角: PM型ステッピングモータは、一回転を何個のステップに分割するかを表すステップ角を持ちます。ステップ角は通常、1.8度(200ステップ)または0.9度(400ステップ)が一般的です。この特徴により、モータの角度を非常に精確に制御することができます。

高トルク: PM型ステッピングモータは、永久磁石による強力な磁場を利用しています。そのため、比較的小型のモータでも高いトルクを発生することができます。高いトルク密度は、精密な位置制御や負荷のあるアプリケーションに適しています。

「写真の由来:Φ20x18.5mm PM型ステッピングモーター 18度 12.25mN.m (1.735oz.in) 0.69A 4ワイヤー

オープンループ制御: PM型ステッピングモータは、オープンループ制御で動作することが一般的です。つまり、モータの位置をフィードバックせずに駆動されます。ステップ信号を正確に制御することで、目標の位置にモータを移動させることができます。ただし、オープンループ制御では、負荷や外乱の影響を受けると位置精度が低下する可能性があります。

静音性: PM型ステッピングモータは、一般的に低騒音で動作します。ステッピングモータはデジタル的な動作をするため、振動や騒音の発生が少ない傾向があります。また、PM型ステッピングモータはスムーズな動作が可能であり、振動を抑えるためにモータドライバや制御方式との組み合わせが重要です。

これらはPM型ステッピングモータの主な特徴です。PM型ステッピングモータは、その単純な構造と高いトルク密度により、多くの産業や自動化アプリケーションで広く使用されています。


Posted by carlson at 16:08Comments(0)

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