342,寄り道・手抜きの中山道 (日義から奈良井へ 3 )

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奈良井宿場通りですが、馬籠や妻籠に比べると落ち着いた雰囲気が漂っています。

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今は酒よりもコーヒーが飲みたい ので喫茶店に入りましたが、ここは全部が座敷で椅子席がありません。
私は腰椎手術の所為と思っているのですが、正座やアグラが苦手なので退散。(旅館でも座布団を何枚も丸め椅子のようにして失礼していました)

Dscn2659窓の格子の飾り付けに余念がありません。
このように奈良井だけではなく馬籠も妻籠も、明日来るだろう人への思いやりが感じられます。

Photo_4宿場通りのスナップですが、チラホラと灯りがつき始めていました。

Photo_9 「奈良井大橋」・・・ 美しい総桧造りの太鼓橋で、橋脚を持たない橋としては日本有数の大きさ(長さ33m)とのこと。

Dscn2641宿場通りを眺め歩きながら「奈良井駅」まで来てしまいましたが、駅から先には何もないようなので「駅前喫茶」に入ってコーヒーブレイク。
店の女性オーナー?といろいろ話しをし
「きょうはどこへ泊まるのですか?」 「I 旅館です」と答えると
「一人なのに良くあの宿に予約出来ましたね。あそこは奈良井でも評判の良い宿で有名ですよ」
とのこと。 これを聞いて今夜が楽しみになりました。

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大宝寺の「マリア地蔵」・・・説明によると、このマリア地蔵尊は、1932年(昭和7年)の夏に、地元の人が藪の中になかば埋もれていたところを掘り出して、ここへ安置したと伝えられている。
マリア地蔵尊には頭がない。これはキリシタン禁制だった江戸時代に頭部を壊されてしまった という悲しい歴史からだ。
当時、『子育て地蔵』という名を借りていたが、正体が『聖母子像・・・(子供を抱いているが、その手にもった蓬華の先が十字になっており、隠れキリシタンがマリア像を祀ったものではないかといわれている)』 だったことが役人にバレて壊されたということらしい とのこと。

Photo_5今夜(11/4)お世話になる宿と宿のご主人 とは言えないほど若い。(この旅館のHPに私のことも写真入りで紹介してくれました)

【明日に続く】

2009年11月28日 (土) ★ 中山道(5,木曽福島〜下諏訪 ) | 固定リンク
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