★リラエオプシス sp."カロリニアーナ"・・・南米パラグアイ産の新着コブラグラス。丸みを帯びたスプーン状の葉形が可愛らしい。前景や中景とのつなぎにワンポイント的に使用すると良いでしょう。

★ノチドメ・・・田んぼの畦等に自生する日本産の多年草です。直径1cm程の可愛らしい丸葉をもち、育成は緩やかで、底面に匍匐して育ちます。底床はソイルが適し、十分な光量と十分なCO2添加が必須です。水中育成が比較的難しく、上手く育たない時には水面に浮かべて育てる、睡蓮鉢やビオトープでは水上部で育てると枯れずに育ちます。

★ウォーターバコパ・・・厚みのある丸い葉をもつ代表的な水草入門種です。幅広い環境に適応し育成は容易。入門種とは言え、状態良く育てた草体はうっすらと赤褐色を帯びる等、昼夜での色味の変化を楽しめたりと奥の深い水草です。
★バコパ モンニエリ・・・厚みのある楕円形の葉をもつ水草です。丈夫で幅広い環境に適応する水草入門種です。生長が緩やかで、小型水槽でも扱いやすい種類です。

★カーナミン・・・明緑色の緩い鋸歯葉をつける水草です。ミントのような爽やかな香りがします。水上葉と水中葉はほぼ同じ形です。幅広い環境に適応する丈夫な入門種です。
★ロタラ ロトゥンディフォリア・・・褐色〜赤色に染まる丈夫で良く増えるポピュラーな水草です。色彩が美しい上にまとめ植えすると見栄えが良いため、レイアウトで多用される人気の定番水草です。光量や養分が十分ある環境で、鮮やかに美しく育ちます。強光+液肥+CO2添加が有効です。複数タイプ(複数産地)をMIXするため、葉の色や大きさが様々な場合があります

★ルドウィジアの仲間・・・美しく育てやすい赤色系水草の代表的入門種です。育成は比較的容易で良く増えます。肥沃な環境と高光量、炭酸ガスの添加でより美しく育ちます。種類や品種によって様々な色や形をもちます。様々な種類や品種をMIXしてお届けします。

★アマゾンチドメグサ・・・丸葉を出しながら斜上して伸びる丈夫な入門用水草です。大ぶりな草体のためかネーチャーアクアリウムではあまり使われることがありませんが、ダッチアクアリウムでは水槽のサイドを飾る水草として多用されます。比較的大き目の丸葉と枝のつけ根から伸びる根が魚の良い隠れ家になります。幅広い環境に適応しますが、養分を好むので適度な液肥添加が有効です。

★ハイグロフィラ sp."レッド メキシコ産"・・・直立した茎に硬質な葉が対生する水草です。レッドというものの、茎頂付近の葉が淡く赤みを帯びる程度です。生長は緩やかですが、丈夫で育成容易。底床肥料と炭酸ガスの添加が有効です。

★エレオカリス クシングア ・・・別名:ジャイアントヘアーグラス。比較的太い葉(稈(カン))を持つ草丈約20〜30cm程度の巨大なヘアーグラス状の水草です。カヤツリグサ科の植物で、日本自生種のハリイに良く似ています。水中育成が可能で、健康的に育てるには炭酸ガスの添加が有効です。水面から葉先を出すように植えるレイアウトも可能、ワイルドな雰囲気が出て良いものです。また、温暖期のミニビオトープにも適しています。

・ラージリーフハイグロフィラの仲間・・・葉の長さ5〜10cm程度の中型ハイグロフィラの仲間です。明るい緑色で広く大き目の葉と有毛の茎が特徴です。丈夫で育成容易ですが養分不足で葉に白化が出やすく、適切な肥料管理が必須です。

・エレオカリス ビビパラ/アンブレラプラント・・・葉(稈(カン))の先端に子株をもつ巨大ヘアーグラス様の水草。丈夫で良く増え、株分けでも子株からでも増やす事ができます。水になびくその涼しげな様は、岩組レイアウト等の後景に最適です。弱酸性の水質と底床肥料を好むため、ソイル底床が最適です。

・ヤマサキカズラ・・・著名な水草研究家の山崎美津夫氏によって紹介されたパプアニューギニア産のツル性植物。水中育成可能なサトイモ科の仲間です。流通量が少ない高級水草です。水上葉は葉長10cm以上と大きくなりますが、水中葉は5cm程度に小型化し、有茎水草の様に直立します。オープンアクアリウムの水上を飾りワイルドな雰囲気にすることも可能です。生長は遅いが非常に丈夫で育成容易、簡単には枯れない強健種です。水中に植栽することで、葉と茎の間から脇芽を伸ばし水中化します。茎を15cm程度にカットしてお届けします。季節によっては葉がない状態でお届けすることもありますが、熱帯魚の温水槽に腰水で浸けて置けば節から芽が出てきます。ただし、低温は苦手で植栽時には水温20°C以上が必要です。また茎を出荷時の状態から切断しないことも大切です。あまり短くカットすると活力を失い枯れる場合があります。

210812ビリーバー s (4)

・十分な光量(LEDライト)や肥沃な底床(ソイルもしくは底床肥料を混合した砂利)が必要です。底床には十分な厚さ(5cm以上)が必要です。薄いと植栽時に水草が浮いてしまう他、十分に根を張ることができません。

・CO2添加装置があれば、さらに美しく元気に水草を育てることができます。

・定期的な水換えは水草育成に有効です。新鮮な水道水には光合成に必要なCO2が多く含まれています。

・パックの水草の多くが水上葉(すいじょうよう)です。水中植栽することで、元気に根を下ろし繊細で美しい水中葉(すいちゅうよう)を展開します。特に新鮮で活力を蓄えた水上葉は良く育ち、導入株としては最適です。

・ヘアーグラス・・・和名はマツバイ。前景草人気No.1。ランナーで横に這うように良く増え、まるで水中の芝生の様な緑の草原を作ることができます。植栽時には、束をバラして数本ずつピンセットで挿し込むように植えると上手く育ちます。丈夫で育成容易ですが、密生した草原を作りたい場合には、強光+ソイル(砂利の場合には底床肥料が必須)+炭酸ガスの添加が必要。環境によっては背が高くなりますが、刈り込むようにトリミングをすることである程度草丈の調整が可能です。逆に、刈り込まずに伸長させて中景に使用する方法もあります。水上栽培特有の季節更新のため、部分的に枯れ葉が混在する場合がありますが、根茎は生きており水中に植栽すれば新葉を展開します。
・ラヌンクルス イヌンダタス・・・旧名:ラヌンクルス パプレントゥス。根茎部から数本の葉柄を伸ばし、その先に掌状の葉を付ける独特の雰囲気をもつ水草。水槽の前景〜中景草として、またはユニークな草姿を活かしアクセントとして利用すると面白いでしょう。明るい環境では草丈が低く、暗い環境では高くなります。丈夫でランナーで良く増えます。高光量とCO2の添加、底床肥料が有効。高水温は苦手、水温20°C台前半が適しています。
・アメリカハンゲショウ/サウルルス・・・ハート型の葉をもつ多年草。ドクダミの仲間で水上葉はドクダミ臭がします。水中育成で幾分か小型になります。ダッチアクアリウムでは本種をスロープ状に配置するレイアウトが人気です。水上葉は大型ですが、トリミングを繰り返すことでコンパクトな草体になります。水中育生の場合にはCO2の添加が必要。抽水植物としてミニビオトープで栽培するのも良いでしょう。

・ウォーターバコパ・・・厚みのある丸い葉をもつ代表的な水草入門種です。幅広い環境に適応し育成は容易。入門種とは言え、状態良く育てた草体はうっすらと赤褐色を帯びる等、昼夜での色味の変化を楽しめたりと奥の深い水草です。