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行政書士になりたいか

行政書士ってなに?と聞かれ続けて18年。なりたいあなたに問いたい「なりたいか」

今日の一言昨日は、阪神淡路大震災の日やった。

神戸や淡路の方々はもちろんだが、
近畿圏に住むあたしたちには
少なからずなんらかの思いがある。

あのときの記憶が
滋賀に居たあたしでさえ
焼きついている。
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揺れる前に地響きがして目が覚めた。
起き上がってベッドに座っていると
ゆっさゆっさと揺れだした。
ベッドサイドに飾っていた石や、花ビン転がって
落ちた。

えらい揺れが長いなと思った。

そのまま起き出して、出勤の用意をして出かけた。
あのころ、大阪の本町に9時半出勤。
バタバタしているのでニュースなどテレビも見ない。
8時ごろ最寄の駅に近づくと、駅からぞろぞろと人が
帰ってくる。

構内に入ってやっと理由がわかった。

電車が動いてない?!(・・;)
なぜなのかまったくわからない。

いやん、あたし欠勤になるやん・・。
とにかく事務所に電話だ!

そのころはまだ携帯を持ってなかった。
公衆電話でかけたが通じない。
いらいらするので家に戻ってまた電話するけど通じない。

このままだとサボりやん・・・。

車で出よう。
一番近い近江八幡のお店に応援に入ることにした。

お店に着いたら、店のパートさんたちが喜んでくれた。
なんでかというと、社員がほとんど出勤していない。
そうだ、社員の多くは京都、大阪から通っているため
JRが動かないと足がないわけだ。

そこから社内内線を使って本部にやっと電話すると
部長が出た。

「部長、電車止まってて近江八幡にいます」
「よう行ってくれた、えらいことになってるで」

後から聞いたが、部長はなんばから本町まで歩いてきたそうだ。
地下鉄が止まっていたそうな。

普通の守備範囲の何倍もの売場を数人で走り回って
やっとお昼の社員食堂につき、
そこにあるテレビを見て目を疑った。

みんなが見つめている画面では神戸が燃えていた。

阪神高速がひっくり返った映像はどうみても
嘘に見えた。

これが本当のことだろうかと。

尼崎や西宮に住む同僚は車の中で過ごしたという。
水がなくてほこりだらけの頭で次の日出勤していた。

神戸のお店のメンバーが何人か亡くなった。
燃えた長田町の靴工場にはお取引先の工場もあった。

東神戸のお店を片付けに行ったのは
いつごろだっただろう、今はもうあまり覚えていない。

いつも抜け道に使っていた土手が
地割れを起こして通れなくなっていた。

2号線のアスファルトは波打って、
庭の木が倒れて家に寄りかかっておうちや
高さが半分くらいになった平屋。

ガラスの破片がちらかった売り場。
男性社員数人で動かす什器の位置がすっかり変わっていた。
棚から落ちた商品をひとつひとつ拾って
パッキンに入れていく。

簡易トイレを設置しているが
もうそれ以上は無理・・状態。

尼崎の友人のところや、
西宮の店へ、本町から台車で商品の水を運んだ。
みんなができることを一生懸命やらなければ
何かしなければやるせない時間だった。

できることを一生懸命。

忘れてはいけないけれど、
地震対策が今ものすごく進んだとは
残念ながら胸を張っていえない。

ただただ亡くなられた方のご冥福と
ここまで復活した地元の繁栄と
それに向かって取り組まれた住民の皆さんの力に
思いをはせる一日でした。
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