写真 | 石橋庵の四季

2月16日(日)1メートル近い大雪が降りましたがやっと地面が見えてきました。福寿草は同じ場所から例年と変わりなく顔を出しました。

2月8日と9日は雪のため休業しました。庭の積雪量を計ってみたら45cmありました。秩父の最低気温はマイナス10度くらいに下がります。テレビの天気予報で見ると札幌の最低気温と変わりません。しかし日中になると東京の気温とあまり変わりません。道路も140号国道はもちろん石橋庵へもOKです。2月になって日差しも強くなってきました。今この辺で楽しめることはいちご狩り、日帰り温泉、尾の内の氷柱、ろうばいなどです。秩父へお出かけ下さい。

石橋庵の手前約1キロ、廣済堂埼玉ゴルフクラブ入口の信号両側に見事な満開のバラが咲いています。バラに見とれて事故を起こさないように気をつけて下さい。

羊山公園の芝桜
早起きをして芝桜を見てきました。7時前に上の駐車場はいっぱいになります。秩父の街は連日混雑しているようです。石橋庵のある町外れはすいています。吉田、小鹿野方面へ行く街道には街道の花が満開です。穴場ですよ。

気がついたらもう花の盛りを過ぎていました。この季節の殺風景な庭に彩りを添えてくれる貴重な花です。その割に普段は粗末に扱われています。5月になると他の雑草の中に埋もれてしまい刈払い機で刈られてしまいます。その後も何度か刈られます。その時は私の頭の中に福寿草のことなど全く思い浮かびません。当然世話などしませんが2月には必ず元気に咲いてくれます。健気な花です。何かを狙っているのは我が家の招き猫チビ太です。

柿の収穫時期になりました。昨年は秩父全体で近年にない豊作だったのですが、ことしは一転不作です。昨年なりすぎて樹が弱っているせいです。昨年は一斉になりすぎ、ことしは柿の木が相談したかのように一斉に不作というのは不思議です。植えた年、場所、管理、それぞれがみんな違うのに一斉に歩調を合わせます。昔から表年、裏年という言葉があります。石橋庵でも昨年の30%くらい、毎年平均して成らせるのは至難の業です。米の収量は毎年ぶれがありませんがそばと柿は安定しないので困ります。今年のそばは順調です。来年8月いっぱいまでの十分な量を確保しました。11月2日(金)再開します。

台風17号があっという間に通り過ぎました。中心があまり遠くない佐久から前橋を通りました。風は強くなかったでのですが少しは倒れました。もう実が付いています。このくらいならそれほど収量に影響ありません。ホッとしました。あと20日後には収穫です。11月2日(金)の再開を目指しています。

満開の月下美人
妹の家で月下美人が咲くというので出かけました。前の日には開花する日がわかるようです。夕方6時頃からビールを飲みながらワイワイやっている内に蕾がだんだん開いてきます。午後9時頃には満開になりました。芳香とは言えませんが甘い香りが部屋いっぱいに漂います。
全部で25個咲きました。翌朝にはしおれてしまうそうで不思議な花ですね。もう10年以上挿し木で増やしたりして続けています。越冬が肝心で冬はいちご屋のハウスへ預けているようです。今ではあまり珍しくはないようですが楽しんできました。

そばの花が満開になり米の収穫が始まりました。石橋庵の農繁期です。

8月20日(月)に種を蒔いて4日目です。畑がよほど乾燥していなければそばは必ず4日目の朝芽を出します。小さく弱々しい黄色い芽です。これが2ヶ月後には収穫できます。今年の秩父は猛暑が続いています。昼間の気温は猛暑で有名な熊谷市とあまり変わりませんが夜になると気温がぐっと下がります。この現象が秩父のそばをおいしくする秘密だと思います。昨年は天候不順で種まきが8月末まで遅れ、直後に台風にやられ苦労しました。そばの一番の敵は大水と台風です。農業は天候次第、今年はうまくいくよう祈っております。