Blackfin
BF70xボードはいつ「買い」になるのか
なんだか深刻なタイトルですね(笑)。 ツイッターで雑談していた際、ADSP-BF70xのアノーマリーを眺めながら「やっぱRev 1.0まで待ちだねぇ」なんて話になりました。BF706 EZ-KIT Lite Miniのよ … 続きを読む
DMA受信バッファ上のデータの並び
SPORT受信DMAバッファ上のデータの並びを探る予備実験を行いました。
非ワイドFMモードでは、SPORT各チャンネルにサンプルあたり2ワードのデータが転送されます。そのため、タイミングによってはこれらがABABと受信されたりBABAと受信されたりします。これは想定できることであり、当然ですがプログラムはそれに左右されないように作らなければなりません。
一方で、口伝えで「ADSP-BF533ではSPORTのプライマリ・チャンネルとセカンダリ・チャンネルのデータがバッファ上で反転する」という話を聞いたことがあります。実際、TRX-305のデータは、データの位置に依らずデータを見るだけでプライマリ・チャンネルのデータかセカンダリ・チャンネルのデータなのかを見分けることが出来ます。つまり、両チャンネルのデータがバッファ上で入れ替わるであろうと想定しているわけです。
そこで、SPORT受信開始時のデータを観測して、データの並びを調べてみました。結果として「プライマリ・チャンネルとセカンダリ・チャンネルが判定することはない」という結論に達しました。
TRX-305
実は数ヶ月前からTRX-305MB基板が手元にあります。
これはCQ出版社『トランジスタ技術』誌2014年11月号で取り上げられたSDR基板です。この基板はAnalog Devicesの高性能ADコンバーターを利用した基板で、RFでサンプリングされた信号をFPGAにより処理し、低周波IFに落としてDSPで復調を行うアーキテクチャになっています。
さて、この復調部分のDSPはADSP-BF533なのですが、ソースコードが公開されておらずバイナリが提供されているのみです。そこで、ここを何とかしてプログラムすれば、自分のSDRの実験に使えるじゃないかと目論んで、こそこそいじり回している次第です。
これから、時折このプロジェクトについてブログに書いていくことにします。
32bit固定小数点三角関数
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。オーディオ・フレームワークの開発が一段落してきたので、今年はアプリケーションとアルゴリズムで遊ぶ年にしたいと思っています。 さて最終的な目標であるSDRを作るに … 続きを読む
2次元DMAのCURR_Y_COUNTに注意
昨日知り合いとBlackfin関連の話をしていたところ、「2次元DMAのバッファ管理には問題があるのか」という話しが出ました。数年前にそう言う事があった気がしましたが、さすがに記憶が薄れています。 調べ直してようやく思い … 続きを読む