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(うみ)は、地球上の様々な場所に生息するとされている架空の存在である。や湖とは肉親関係にあると伝えられている。世界中から毎日のように目撃情報が寄せられており、一般にかなり著名であるものの、失業しているため安物の抗うつ薬しか服用できないらしい。弟の川って奴がお金を貸してくれるんだが、ハッ、俺はまだ年下のきょうだいから貰った金でクスリを買うまでにゃあ落ちぶれちゃあいねぇよ。ハハハ! ハ! ハァ......!

発見[編集 ]

海に関する人類最古の記述は、古代シュメール人によって記されたものであるとするのが通説である。シュメール神話において古来信仰されていた自然の神々の系図の中に、「川」や「陸」、「火山」や「イエス・キリスト」に並んで「」の表記が見られる。

日本国における海に関しての記述は、確認できている限りでは『古事記』のものが最古である。イザナギイザナミが婚姻の誓いをし、互いに歌を贈る場面で、初めて神としての「海」の存在が示された。

うみは ひろいな おおきいな

上記の歌は、神としての「海」の強大さや寛容さを表したものだと信じられている。

周知[編集 ]

「海」が初めて人口に膾炙したのは、一般には『万葉集』が世に出た後であるとされる。以下の歌が非常に有名である。

われはうみのこ しらないの?

とある専門家によると、『万葉集』が成立する前である7世紀前半の日本人のうち、「海」の存在を知っていた者の割合は多く見積もっても15%程度であった。日本における海の目撃件数は今も昔も圧倒的に少ないため、存在が周知されていないのも致し方ないことではあったが、この歌の「しらないの?」という挑発的な言葉選びに対し、多くの日本人が「そ、それくらい知ってるし」と反応したことから、8世紀後半頃までには90%以上の日本人が「海」の存在を知っていることになった。

伝説[編集 ]

海に関しては多種多様な伝説があるが、日本で最も広く信じられているのは、海は「シオ」と「ミズ」という二柱の神の間に生まれた子どもという説である。きょうだいである川や湖も同様に生まれたが、海と比較するとシオの遺伝子が薄かったため、海との折り合いは良くないとするのが巷の解釈である。

まぁでも、アイツの気持ち、分からないでもないわ。いやさ、高校のときのことなんだけど、海の水、誰一人として飲んでやらねぇの。弟の川の水は結構多くの人が飲んでたのによ。劣等感みたいなものかもな。トイレで一人で泣いてたぜ。たらたらたらたら、塩の混じった涙を流してさ。

外見、崇拝[編集 ]

海は、何らかの広くて大きい、青色の生物であるという記述が上記の文献を含む様々な古文書に見られ、現代の学者たちの一般的な認識になっている。海に対してどのような崇拝が為されていたのかを詳述した文書は見つかっていないが、研究者の間では、海を探して地球上の様々な場所を探検するのが、信仰者たちにとっては所謂「通過儀礼」のようなものだったのでは、というのが通説である。まあでも、俺に言わせりゃ、そんなん嘘っぱちさな。くだらねえ。大学でよ、心理学の講義を取ってたんだがよ。そういう感じのことを調べて、できれば実際に体験して、そんでもってレポートにまとめてこい、そうしないと単位はやらない〜、ってさ。んでやってみたんだが、なんっっっっも起こらねえの。もう飽き飽きしたのなんのって。そんで、何日か経って、家に帰るだろ? 何があったと思う? 車、財布、貯金、ぜんぶ無くなってた。今でも見つかってない。これも全部、あの浜鳥とかいう教授があんな課題出すからだ。もう一度会ってみろ、ただじゃおかねえからな......
とにかくまあ、海の目撃に関する古い記録がほとんど残っていないこともあり、今まで信じられてきた通説には根拠が無いとして疑問視する声も上がってきている。

現代の目撃談[編集 ]

前述の通り、海の目撃情報は世界各地から寄せられているものの、日本イギリスからは少なく、反対にアメリカなどからは多い。1984年サー・フィンスキーという人物がナポリ南岸を観光していた際、巨大な青い恐竜を見つけたという。敵対の意思を感じなかったため、撫でようと手を伸ばしたところ、手に触れた瞬間に融けてしまい、大変な衝撃を受けた。この目撃談を基に、フィンスキーは『海(The Sea)』を出版し、これをきっかけに世界中の人々から同様の目撃情報が報告されるようになった。マジ、良いことだと思うわ。なぜってさ、俺、一足先に全く同じ内容の本を出してたからよ。

いや別に、怒ってるわけじゃないけどさ。ただ単に、あのクソったれが俺の本をパクって大儲けしたってだけだからな! 怒る理由なんて何にも無えしよ。別に、欲しい物は全部あるし。テレビとか、パソコンとか、大容量の抗うつ薬とか。話が逸れてしまったが、海はアイルランドの東部、イングランドの北部、南アメリカの北部などをはじめとした世界各地から目撃情報が寄せられた。このことがきっかけで、海に関する神話などの古文書を保護する運動が起こり、また意外にも、古代の神であったはずの海に対する信仰が再燃するまでになった。

今日の海[編集 ]

前述のように一躍有名になった海であるが、その結果、神としての尊厳の低下に繋がった。海の上を滑空できると謳われる「」が開発され、人類は古代神話を克服し、海など恐るるに足りないという見方が生まれた。これにより海に対する畏敬の念が薄れた結果、船の類似商品が安価で大量生産されるに至った。

船の本来の開発者は特に特許の申請等はしていなかったため、これらの企業から利益を得ることができず、また安価な類似商品が市場に大量に流入したことも重なって、最近ではかなり困窮した生活を余儀なくされているという。本当によ、ありえねえわ。この俺が! その金はこの俺が手に入れるはずだったのに! いいよいいよ、勝手にやってれば。いくらでも派生製品を作って、つまらねえ小競り合いにかまけてりゃいいんだよ。俺は気にしねぇからよ。このコソ泥どもが。

名前[編集 ]

は? 名前? 俺の? え、いや、なんで? ああ、まあ、うーん、ミハラ、っていうんだけど。ミハラ。ああ、漢字は、ミハラのミが「水」、液体の水で、ハラの部分は普通に原っぱの「原」で、水原です。下の名前? あー......ウミ、です。宇宙の「宇」に実がなるの「実」で、宇実。そうそう、うかんむりの。はい、そうです、水原宇実。うん。

関連項目[編集 ]

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