北近畿豊岡自動車道は、但馬と丹波地域を結び、京阪神ともつながる全長約70キロメートルの高規格幹線道路です。
昭和62年6月に路線指定されて以来、平成18年7月に春日和田山道路(春日インターチェンジ〜和田山インターチェンジ)、平成24年11月に和田山八鹿道路(和田山インターチェンジ〜八鹿氷ノ山インターチェンジ)、平成29年3月に八鹿日高道路(八鹿氷ノ山インターチェンジ〜日高神鍋高原インターチェンジ)、令和2年11月には日高豊岡南道路(日高神鍋高原インターチェンジ〜但馬空港インターチェンジ)が、それぞれ供用開始されています。
現在、但馬空港インターチェンジ以北に続く豊岡道路〔但馬空港インターチェンジ〜(仮)豊岡インターチェンジ〕についても着々と鋭意事業が進められており、また、豊岡道路2期におきましても令和2年度に新規事業化され、これにより全線が事業着手されています。
山陰近畿自動車道(鳥取豊岡宮津自動車道)は、鳥取県東部、但馬、京都北部を連絡するとともに、北近畿豊岡自動車道など、他の自動車道と一体となって広域的な循環ネットワークを形成する延長約120キロメートルの地域高規格道路です。
平成6年12月に路線指定されて以来、県内では平成17年3月に香住道路、平成20年11月に東浜居組道路、平成22年12月に余部道路、平成29年11月には浜坂道路が、それぞれ供用開始されています。
平成30年度には佐津から京都府県境についてルート帯が決定されるとともに、令和元年11月から浜坂道路2期が工事着手されています。
また、令和3年度には竹野道路〔(仮)竹野インターチェンジ〜(仮)豊岡北ジャンクション・インターチェンジの4.9キロメートル〕の事業化が発表されました。
高速自動車交通網の空白地帯であった但馬地域の発展を促すために、全線の早期整備が必要です。
佐津〜竹野間の早期事業化に向け、熱い思いを強く訴え、これらの道路の必要性を強くアピールするため、関係機関に対し要望活動を行っています。
今後も、国県ならびに、近隣の市町や府県との連携を一層強化し、さらに積極的な活動を展開します。