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【農家の皆様へ】土壌くん蒸剤の適正な取扱いについて

土壌病害虫への対策として、各種の土壌処理剤が使用されていますが、これら薬剤の処理効果を安定させるためには、各薬剤の使用基準(適用作物や病害虫など)に基づき、それぞれの特徴や使用上の注意点なども十分に確認し、安定した効果を発揮させるような処理法で行うことが重要です。

中でも、クロルピクリンを含有する農薬は被覆を必要とする農薬として規定されていますので、以下の点について特に注意し、ご使用ください。

1 クロルピクリン剤には刺激性があるため、正しく使用しないと、揮散して農薬使用者に危害が及ぶおそれがあることを認識すること。

2 クロルピクリン剤使用時には、吸収缶付き防護マスク、保護眼鏡、不浸透性手袋、ゴム長靴、不浸透防除衣など農薬ラベルに記載された事項に従った適切な防護装備を着用すること。また、注入処理の前後において揮散ガスへの暴露リスクが想定される場面(特に開缶時や土壌消毒機の洗浄時など)でも、注入処理の際と同様に防護装備を着用すること。

3 揮散ガスによる危害を防止するため、クロルピクリン剤の使用は朝夕など比較的気温の低い時間帯に行うこと。

4 クロルピクリン剤を使用する場合は、揮散を防ぐため、ビニールハウス等の施設内であっても注入処理後直ちに被覆を実施すること。その際、注入処理と同時に被覆する機能を備えた土壌消毒機を使用することが望ましい。

5 クロルピクリン剤をビニールハウス等の施設内で使用する場合は、施設を開放するなど換気に留意して使用し、使用後は速やかに施設を密閉すること。

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